成長と情報整理: ブログを活かす効果的な文章術
この記事は12月26日に書かれた記事である。今日は飲み会でね。適当に予約投稿をしてお茶を濁すとする。
ブログをてなりで書くといつも同じような記事の繰り返しになってしまう。そこんところは出来るだけ避けておきたいことである。
まぁ、繰り返し思いつくようなことであればそれは重要なことであると思うけど、毎日こうやってブログを書いてる割には積み上げとか成長がないよなというのは気になるところである。このブログは日記の延長線上にあることなので効率性を求めるのも功利主義に毒されてないかと思うけど、やはりある程度のリソースを使ってブログを書いてる身としては何かしらの付加価値は欲しいもんである。
最近の僕の個人的な目標であるけど、きちんと人に分かりやすいドキュメント作成を心がけようというのを気をつけてるのである。きちんと図表を使った他人が読んでも分かりやすいようなドキュメントというのを書いてみたいのである。
こうやってブログを七年以上も毎日更新をしてきたから文書作成は得意か？ と問われると、僕がブログで身につけたスキルというのは、思いつきを適当に文章として吐き出す能力だけであり、ここで書かれているような文章というのは自分の脳内の電気信号を単に文章としてコンバートして出力してるだけである。
それはそれで何かしらの意味がある能力なのかとも思うけど、楽に文章を書くスキルは身につけたので今度は質に転化させたいよなと思う。どういう文章が上手い文章で、どんな風な練習をしたら上手い文章が書けるようになるのか？ というのは気になるところだ。
まぁ、文章を上手くなるためには毎日日記を書いたりして文章を書き慣れることについては必要だと思う。確かに、毎日こうやってブログを書いたおかげで、思考の言語化スキルというのは強くなっているし、書きながら考える能力というのは鍛えられるものであると思う。
しかし、このように日記のようなブログで書かれた文章というのは自分の内面と対話するための言葉であり、外部に向けて他人に読ませるための文章能力というのは、僕は全然ダメだと思うのだ。
ここんところは割と重要な感覚だと思うけど、「自分と他人は全く考えてることや持ってる知識も違う」というのを僕は体得レベルでは実感してない。基本的に思考が内側に閉じており、自分の内側でごちゃごちゃと小難しいことを考えることに能力が特化されており、その思いついたアイディアや思考について他人に伝えることが全くできない。
こういうの、他のいろんな人のブログを読んでたりとかポッドキャストを聴いていて思うのだけど、コーピングスキルなどをしっかりと学んでる人というのは、やはり話がめちゃくちゃ分かりやすいのである。どういう風にしてその人の思考を伝えたい情報が分かるように仕向けるのかというのが洗練されており、そういうコンテンツを見た時は「おしゃれだなー」と思ってしまう。
僕は放っておくと毎日適当に長文のメモを書きまくる人間である。僕にとっては思いつきを書くことというのは娯楽であるので、気分転換のためにScrapboxにその時読んだWeb記事の感想文などを書いたりしてメモを書き散らす癖がある。EvernoteやScrapboxにはその手のメモが山にように死蔵されている。
しかし、そうやってメモを書くのが得意だと言っても、その書いたメモを整理したりとかまとめたりする能力が全くないのだ。基本的にローカルで書きまくったメモというのは、その時の気分転換のためにお気持ちをしたためただけのメモであり、一度書かれた後は読まれることもなく電子の藻屑としてストレージの端っこの方に押しやられている。
なんというか、自分のお気持ちをこんな風にブログで書いたりとかメモを書き散らすのは得意なのだけど、文章を書くのが好きならばその文章で人を動かすことができたら最強じゃないかと思うんだよね。
そういう人に伝わる文章を書くスキルを身につけることができたのなら、僕はひょっとしてすごく良いところまで行けるのではないかと最近思い始めてきた。放っておけば常に小賢しいことを考えてメモを書いてる人間なので、それをちゃんと整理してまとまった一冊分の文章などにすることができたらセルフパブリッシングで成功したりとかできないかな？
なんでまぁ、最近は読書猿さんの「独学大全」なんかを読み返してみたりして、情報のまとめかたなどで良いやり方はないかなどと考えている。僕も適当にScrapboxで整理っぽいことはしてるけど、それを一連の体系づけた情報として整理するのは別のスキルだ。
なんかさ、単にお気持ち文章をダラダラとアウトプットするばかりではなくてちょっとは価値が生じる文章を書いてみたいと思ったのよ。そういう情報整理スキルみたいなものも身につけたのならば、自分の考えてることを効率的に多くの人に伝える能力が開発されるかもしれない。そこんところはせっかく文章を書く能力はあるのだから練習しても身につけたいよなと思ったのである。
