超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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生存バイアスによらずに成功する方法。

生存バイアスによらずに成功する方法。


今日はやる気が全くしない感じ。僕は仕事をやる時はポモドーロタイマーを回して、一日4時間はノルマとして仕事をやる感じであるけど、今日は全く集中力がなかった。


うちの職場はChatGPTの利用が認められている。僕はChatGPTに関しては課金をしており、GPT4を使って色々とプログラミングでわからない所を聞いたりとか、日々のニュースで考えたことの壁打ちなどをやったりしてる。


ChatGPTとはどんな風に効率的な仕事を進めるかの仕事術の話であるとか、人生全体でどのようなことを考えながら生きるのがより良く生きることなのかという人生戦略についての議論もしたりする。どうも、多くの人は勘違いしてるのではないかと思うのだが、ChatGPTの使い方としては何かの答えをAIから得るために使うものではない。色々とAIのとやりとりの中で自分の中に埋もれている問題への答えをはっきりさせるための壁打ち用途としてChatGPTは使うものである。


まぁ、そのほかにも英文ニュースを読み込ませてみて文章を要約させた上で日本語に翻訳して、とお願いすることで英字ニュースを効率よく読むことができる。僕はこの方法でCNNニュースとかBBCニュースみたいな所から適当に海外情勢のニュースを摂取したりする。


情報収集関係では、情報収集に使ってるRSSフィードをHugging faceあたりの深層学習エンジンに読み込ませて、その中から自分におすすめのニュースだけを抽出するフィードを作れないかなと思って最近色々と調べている。僕は情報収集においては、数多くのページを人力で読むのではなく、適切にフィルタリングされた必要な情報だけをネット上から取得する必要性について考えていて、趣味のプログラミングで実際にその情報収集システムを作っちまおうと思ってる。


ちなみに今日のブログの本題はAIについての話ではない。ちょっと仕事の途中に気散じにChatGPTと壁打ちしていて興味深い議論ができたのだが「生存バイアスによらずに成功する方法」について討論してみた。


最近ネットをフラフラしていると次の記事を見つけた。


note.com


これも参考になるなと思ったのであるが、「やる気さえあれば人生はいつからでも軌道修正が可能であり、諦める気持ちが自分を停滞させる」ということについて述べられた漫画である。


実際まぁ、人生というのはそういう側面もあるよなと思ったのであるが、これは成功した人が後から言うようなセリフであり、生存バイアスが強く掛かってるような言葉でもある。例えば昔「俺はまだ本気出してないだけ」と言う漫画があったけど、40歳を超えていて養うべき家族もいるような人が、漫画家になりたいという夢を追うために安定した仕事を辞めると致命的な結果になりやすい。


そう言うことを考えて、ChatGPTと充実した人生を歩むためには理想と現実のバランスというのはどのように考えたら良いのかと言うことについて議論してみた。


僕的にはこのことについては自衛隊メンタル教官の下園壮太先生の提唱してる「7対3理論」が使えるのではないかと思った。この7対3理論というのは、例えばストレスのかかる会社で勤めていて転職しようかどうかを考えた時に、いきなり辞表を叩きつけると生活費がなくなって路頭に迷うかもしれない。かといって、ストレスに耐えるための方法を身につけるために禅寺に坐禅を習いにいくというやり方も極端だ。現実的にストレスを回避するためには仕事の分量を上司に相談してみるなどの、保守的すぎず挑戦的すぎないほどほどの行動を選ぶのがいいと言う考え方である。


ここんところの7対3の分量というのは、夢を追うための理想と現実の比率としても使えるのではないかと考えたりする。そのほかでChatGPTと対話して出てきた考え方としては、「過去から学び、現在を分析し、未来に対して柔軟に対応すること」。


人類という種の生存戦略において挑戦と保守のバランスについて考察してみたのだけど、人類という種は多くの失敗を繰り返してその事例や歴史を蓄積することで社会の中で科学や技術的な分野で多くの成果を残してきたということである。これは個人の生き方にも援用可能だ。


普段の生活の中で色々な本や勉強をして過去の歴史や事例などを学び続け、問題解決方法を学び、さらに新たに小さな挑戦をする試行回数を増やしていく。試行回数を増やすというのがミソである。サイコロで六を多く出すゲームがあるとすると、その攻略法はサイコロを転がす回数自体を増やすことである。何か成功をしたいと思うのなら、大きく失敗してゲームオーバーにならない程度の小さな挑戦を繰り返すというのが重要なのである。


死なない程度に小さな失敗を繰り返すというのは重要かもしれない。人生の中でチャレンジに費やす比率というのは、どれぐらいの失敗のダメージならば耐えられるのかというリスク管理でわかるものなのだけど、若い頃から小さな失敗をたくさんしているのなら、「自分ならこれぐらいまでの失敗なら大丈夫」ということが皮膚感覚でチャレンジの加減がわかる。


僕が考える生存バイアスによらず現実的に成功する方法というのはこんな感じである。大成功した人ばかりを見上げて嫉妬するよりは、こんな感じで具体的な方法を考える方が性に合っている。まぁ、考えて言語化することができたのならあとは行動にも移しやすいだろう。

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