超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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ChatGPT以後の世界について考えてみる。

ChatGPT以後の世界について考えてみる。


気分は朝から若干だるい。気圧のせいなのか変な偏頭痛がしており、多少血圧が心配になる。ちょっと僕は高血圧を持っており、普段から減圧剤を飲んでいる。朝晩に血圧を測ってるけど、最近は110/60ぐらいで落ち着いてるので問題はないかなと思う。


ここ最近は技術の勉強でお熱である。そればっかを書くのもどうかなーと思うけど、僕は腐ってもプログラマであるし、ブログでそのような技術的な話題も組み込んで色々と日常のことであるとか、社会の分析をしてエッセイ風の文章にしてしまうのもありだろうと思った。


ここんところの技術的な話題の盛り上がりについては、「面倒なことはChatGPTにやらせよう」という本を読んで、その中でさまざまなChatGPTを使った仕事術へのアプローチが紹介されており、それで日常の中での面倒なことを改善する機運が高まっているのである。



これまでも書店で色々とChatGPT関連本なんかを色々と立ち読みしてみたけど、それらは技術的な解説ばっかりだったりとか、本当の初心者向けで表面的な機能の説明に始終してる本ばっかりだったけど、こちらの本については本当に実用的なテクニックのhow to本であり、「ChatGPTって最近流行ってるけど何ができるの?」という人が最初に触れるべき本として最良の一冊かもしれない。


ChatGPTは最近は毎日色々と相談してみて色々とやってるけど、ほんとIT革命の次の時代のブレイクスルーであるなと感じる。これまでにもテクノロジー関係では、ブロックチェーンだとかWeb3だとか、そういうバズワードのようなものが浮かんでは消えるの繰り返しであったけど、生成AIに関してはキャズムを超えちゃうんじゃないかと思う。


実際にChatGPTを使ってみながら生活のあれこれを尋ねて、仕事術の改善方法であるとかキャリアの悩みのカウンセリングだとかそういうことから、仕事でやってることの具体的な技術の解決策まで相談している。きちんとGPT君と壁打ちをしながら問題を整理するようにしておけば、ややこしい込み入った問題であっても解決策がはっきりしてくるのであとは具体的な行動を起こせば良いだけになる。


AIに対する期待度が高すぎるんじゃないのと疑問を提示している次のようなnoteがあった。


note.com


それはまぁそうだろうなーと思う。地上波のニュースを見ていても毎日のようにAIの報道がされてる状態だし、株価の面でも半導体の株価が異常に高騰しており今は実質AIバブルの状態だと思う。


しかしまぁ、どうやらAIの凄さに気がついてる人たちとよく分かってない人たちの温度差というのは想像以上に大きいらしく、ChatGPTに対しても流暢な返事ができるすごいチャットbot程度の認識でしかないとか、逆にAIに対する期待度が高すぎて人間の仕事は全部AIで代替可能というような言説も見られる。


実際のところ今の生成AIでできることというのは、大量の情報量のデータからもっともらしい答えを出力してくれるというだけであり、どのように人間が問いを立てて質問するかというのが肝心であるし、その出力された答えから具体的に判断して行動を起こすのも人間の仕事である。


また、ハルシネーションというAIがもっともらしい嘘をつくという問題は未解決であり、ChatGPTを動かしてる transformerという仕組みは、現在出ている言葉に対して次にどの言葉を選択するのが最も確率的にあっているのかというのを計算してやってるだけであるので、人間の思考や感情のような仕組みとは全くかけ離れた機構である。


しかし、ChatGPTがなぜこれほどまでに注目されているのかというと、Webにある大量のデータの中から人間の質問に応じて、柔軟なテキストの生成ができたりとかデータを駆使して新たなファイルを作成したりという仕事をやらせることができるようになってるからである。これを既存の仕事の中のタスクに組み込んで、作業を最適化するようにしていくと、今までとは比較にならないぐらい高度な情報処理が簡単に仕事の中に組み込めるようになる。


今後の未来の予測では、この近年のAIブームに関しては90年代から00年代にかけてのインターネットのような人間の生活パターン全般を変えちゃうような発明であると思われる。インターネットではすべての人類がリアルタイムで情報をやり取りできるような情報革命が起きたが、生成AIに関してはインターネットのために膨大でコントロール不能になってしまった情報を、それぞれが自分のために最適化されたインターフェイスで情報を扱えるようになる時代が来るんじゃないかと思う。


明らかに想定されるなーと思うのが、インターネットのデジタルディバイドのようなAIを使える人と使えない人の格差である「AIディバイド」が確実に起きるだろうなということだ。AIについてはそのLLMモデルを作るために、高性能のGPUと大規模なデータセンターが必要になり、利用するためには比較的高額な利用料が必要になる。また、Google検索がそうだったように、ITスキルによって質問する答えにより出力される答えに大きな優劣ができてしまうシステムでもあるので、AIが使えない人が損をするケースも考えられる。


最近、ネットでよく言われてる「AIで人間の仕事がなくなる」というのはこういうことだと僕は理解してる。特に僕はIT職の人間であるので、今のうちにAIを使いこなせるように勉強しておかないと、これからの仕事の流れについていけなくなる。


そういう世の中の流れの激流も見えてるので最近は技術の勉強に力を入れている。今、のんべんだらりと遊んでると食えなくなっちゃうかもしれない。AIブームに対しては僕はそう見てる。

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