超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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アクセプタンス&コミットメントセラピー(ACT)の使い方。

アクセプタンス&コミットメントセラピー(ACT)の使い方。


なーんか、またしてもへこたれてるよね。またしても会社関係だけど、夏のボーナスのフィールドバック面談があったのだけど、当然のごとく自分の評価というのは低評価だったよね。


これに関しては自分にも責任があるのだろうけど、パワハラでメンタルをぶっ潰され、怒られるのが嫌で言われたこと以外やる気が起きず、それで仕事でやるべきことについてもメインの業務からは外れたというのが原因であろう。


これからどうするのかということについてはじっくりと考えて参りましょうか。今すぐクビみたいなことはないだろうし、溜まったストレスに関してはできるだけうまく解消しつつ、それでやれることをやろう。最近僕はそんな戦略で考えてるね。仕事を続けるにせよ辞めるにせよ、できるだけ自分が得をするような立ち回り方でアクションを起こすべきだろう。憔悴した思考ではクレバーな発想は浮かばんもんだし、まずは自分を落ち着けてよく考えられるメンタルを作るべきである。


なにかネガティブなアクシデントがあればぐるぐる思考に突入して、それで気分をどんどん悪化させて自尊心を削っていくというのがいつものパターン。去年一年ぐらいはそれでめちゃくちゃなメンタル状態に陥って酷い目にあった。今年の前半もそこそこ調子が悪い日々が続いたであるけど、そろそろ思考の巡りについては回復してきた感じがする。


この調子が悪い時期というのは、ひたすらメンタルケアの方法について調べまくって自分なりのストレスコーピングの方法や、辛い時にどんな風に考えれば楽になるのかということを発掘してきた。これまでの人生でもメンタルがめちゃくちゃな時期というのは発生していたのだけど、いい加減いい歳でもあることだし自分の機嫌は自分で取ることを身につけなければと考えての行動である。


僕なりのメンタルケアの方法としては、認知行動療法のアクセプタンス&コミットメントセラピー(ACT)や仏教のお坊さんが語ってる人生の考え方などを活用するようにしている。


アクセプタンス&コミットメントセラピー(ACT)については、聞いたことがない人の方が多いと思うけど、第3世代の認知行動療法といわれてる比較的新しい概念である。ACTはスティーブン・C・ヘイズによって1980年代に開発された心理療法で、不快な感情や思考を排除または変えることではなく、それらと「和解」することを目的とする。それらを受け入れ、自分の価値と目標に基づいて行動することに集中するという心理療法だね。


www.awarefy.com


僕はこちらのACTについては、メンタルヘルスケアアプリの「Awarefy」で知って、興味を持ったので自分でも色々と調べてみた。Awarefyについてはメンタルケアアプリとしては全部入りでものすごくいいアプリだと思う。最近のアップデートでは、ACTを含めた認知行動療法について勉強するプログラムが搭載されており、一からどんな風にして自分のメンタルを取り扱っていけば良いかというのを学ぶことができる。また、有料版では最近流行りの生成AIを積極的に導入しており、自分の悩みをAIとチャットすることができたり、自分が悩みを書いた感情メモにAIからアドバイスを受けたりなどすることができる。


www.awarefy.com


Awarefyを使うだけでもACTについては色々と学ぶことができるのだけど、やはり理論面のことであったりとか詳細なことは書籍を読んで学ぶのが一番身につくと思われる。ACTのセルフヘルプ本というのは色々とあるのだけど、どれも海外で出版された書籍を日本語で翻訳しているだけという感じで、日本人の感性ではピンとこないような例えを使ってるセルフヘルプ本もあった。


それらのACTの書籍の中では「幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない」が一番分かりやすくて参考になるセルフヘルプ本であるかと思う。



こちらの中では実際にACTを使ってぐるぐる思考などをどう扱うかなどの実践的な方法が説明されており、実際にぐるぐる思考に悩んでる人は一読するだけでも結構気分が軽くなるんじゃないかと思う。ACTでのそういう気分などに対する考え方というのは、ネガティブな思考に対して理屈でねじ伏せようとしてもかえって気分が悪化するだけなので、「心よありがとう」などとネガティブな思考の存在する意義を認めちゃったりとか心の器を広くすることで悩みの存在をそのままでも受け入れられるようにしたりとかそんな感じである。


実際にACTをやってみたいという人はAwarefyを使ってみるのが一番いいと思う。しかし、ACTを習得するためには毎日ちゃんと継続して記録をつけたりとかマインドフルネス瞑想を習慣化したりとか、根気強さもなかなかに求められる。


というか、メンタルケアの方法全般に言えることであるけど、何か悩み事が発生した時だけ気分を良くするためにすがれるような方法というのは存在していない。普段から継続してメンタルケアの方法を育てておくことでいざという時も心を強く保てる習慣になるというのは基本的な事である。認知行動療法にせよマインドフルネス瞑想にしてもそうなのだけど、強いメンタルが欲しいなと思う人は普段からメンタルケアの方法を練習しておくと良いよ。

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