超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


SPONSORED LINK

「プラグマティズム仏教」について書く。

プラグマティズム仏教」について書く。


全くもってくだらん話なのだが、昨日のエントリーを書くことでメンタルの調子を崩す事案が発生。本当さ、自分のメンタルの脆弱さはなんなのか? 人を嫌ったりとか憎んだりしても頭ん中でぐるぐると思考が巡りまくり、自分の方が体調を崩すのである。これだから僕は人を嫌ったりとか憎んだりをしたくないのである。怒ってようがテキトーに程々のところで対人関係をやりくりして、極端な物言いとかは避けた方が良い。わかっちゃいるのだけど突っ走り始めると止めらんないんだよね。


なーんかさ、分かったけどまだまだ2月からのメンタル不調が治ってないよ。いつまでブログで調子悪いと連呼し続けなければならないのか……。不健康な状態になると健康だった時期のありがたさというのはよくわかる。今現状の状態としては、何かネガティブなことを考え始めるとグルグル思考が発生して一日中暗い気持ちで悩み続けるのである。ちょっとマジで仏教の考え方が必要じゃないかと思って、小池龍之介氏の「考えない練習」を再読し始めた。


僕の読書傾向として、メンタルヘルス関連で良いメンタルの状態を保つための本も色々と研究している。最近ハマってたのは「ACT(アクセプタンス&コミットメントセラピー)」や「自衛隊メンタル教官シリーズ」などであるけど、マインドフルネス瞑想からハマった「プラグマティズム仏教」の一派はなかなかマスターするとすごいのではないか?と思っている。


プラグマティズム仏教」とか書いたけど、別にそういう用語がある訳ではない。僕が勝手にメンタルヘルスの改善で実用的に使えそうな仏教の考え方を書いてある本などを読んで造語した言葉である。どうも、色々と仏教のお坊さんたちの書いてある本などを読み漁ってみて分かってきたことだけど、仏教の中でも禅宗のお坊さんたちは極めてリアリスティックで実用的な考え方をする。そもそも、ブッダが作った仏教自体が瞑想極めちゃって人生の苦しみから解き放たれる方法探そうぜー、みたいな教えであり、実存的な悩みを持っちゃってるタイプには仏教は極めて有効である。


仏教に関しては、なんか大乗仏教の方の教えの方は念仏唱えれば救われるとか輪廻転生がなんとかみたいなオカルトチックな話が出てくるけど、そこんところのありがたい話も重要ではあるが、実際に僕がメンタルダウンで苦しんでる時は使い道がなかった。どうもそれらの教えは、思考のスキームを穏やかで生きやすい人格に作り替えるために、仏教の方では心を清浄に保つための教えとか戒律などが出てくるようである。しかし、仏教のエッセンシャルな部分では、瞑想などの修行でメンタルの使い方をマスターしてしまうみたいな心の使い方を学ぶところが多い。そちらの方法を覚えておくと僕のようなメンタルが弱い人でも役立つことが多いのでは?と思うのである。


僕の個人的な感覚ではあるが、マインドフルネス瞑想とか座禅を練習すると、思考の中で雑念が発生したときにその思考自体を検知する能力が高くなる。そこからその思考をラベリングの手法を使って無効化したりとか、感覚の部分にフォーカスを当ててネガティブ思考が成長するのを止めてしまうとか、心の平穏を保つためのテクニックもある。これらのメンタルのコントロールの手法をマスターしてしまうと、本当に色々な悩みから解き放たれてしまうのではないかと思う。


仏教の教えの方でも、四諦八正道みたいなありがたそうな話が出てくるけど、あれはスキーマ療法みたいなもんですな。ネガティブ思考に囚われてる人というのは、考え方の根本の方で根っこが定まっておらずふらふらと迷い戸惑って苦しんでいる。そういう人にはっきりとこれが正しい生き方!みたいな規則正しく真っ当な考え方に修正してやれば、ネガティブ思考も湧きにくくなる。アクセプタンス&コミットメントセラピー(ACT)ではそこんところを認知行動療法の手法で生きる目的を探す手助けをやるようだが、宗教の教義によらず科学的な考え方をするならばそっち方面ってことでしょうね。


ちなみに僕は、座禅を徹底的に修行して禅定しちゃって悟っちゃう、みたいなことにはさっぱりと興味が湧かない。実際に瞑想してみて分かったことだけど、瞑想をしてみると雑念が湧きまくってザワザワしていたメンタルの状態が止まってさっぱりとした気分になる。そこからまたしばらくするとモヤモヤなどが湧いてくるんだけど、それをラベリングの手法とか心の方向性を保っておく感覚を身につけることができたのなら、メンタルの悩みから解き放たれちゃうんじゃないか?という興味の部分で仏教の手法を研究している。


今回はおまけとして、僕がプラグマティズム仏教で使えそうだと思った本をオススメしておこう。この辺りはメンタルヘルスの実用書として使える仏教の本である。なんか悩みがある人はこれらを読んでみるのが良いかもね。





プライバシーポリシー免責事項