認知行動療法とマインドフルネス瞑想の最近の研究記録。
お休みだねぇ。今日は食材が切れたから買い出しに出てきて、図書館に行って本を借りてきた。今回借りてきた本は、「幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない」。
今ん所、アクセプタンス&コミットメントセラピー(ACT)について色々と調べようと思ってるんだけど、今は認知行動療法の大学の教科書で使われている「臨床心理フロンティアシリーズ 認知行動療法入門」って本で、新世代の認知行動療法の章で引用されてる本を色々と図書館で借り出して読んでる感じ。
ACTに関しては、日本認知・行動療法学会理事長の熊野宏昭氏が日本における研究の第一人者らしいので、熊野氏のオンライン論文を色々と読んでそっちで引用されている本とかも読んでいる。
結構、熊野氏はオンラインで授業のレジュメを公開しまくってるので勉強になる教材もたくさんある。
ここんところまで調べ上げたら後は参考文献で使われてる書籍を色々と漁ってみて、自分なりに使える方法をメモにまとめていけばちゃんと使えるドキュメントが作れるかな。図書館に心理学の書誌とかあれば話が早かったんだけど、多分、国会図書館オンラインで調べりゃよいのだろう。なんか、図書館横断検索で調べてみると、琉大にはマインドフルネス関連の書籍が結構あるので、琉大にマインドフルネスを研究している学者の人が居そうだね。
しかしまぁ、自分がやろうとしているのは認知行動療法の実践であることだし、図書館でいくら綿密に調べ物した所で、自分の理解度で使える本がなきゃ意味がないんだよな。ACTのセルフヘルプの本を読んでみたけど、たとえ話がわかりにくくて全然使えなかったんだよね。やっぱり僕的には理論面から追っかけてく感じが好みらしい。
こういう図書館使った調べ物はやってみると面白いね。いまん所、暇な時間はずっと本を読んでいる。
マインドフルネス瞑想の練習に関しては、一般社団法人マインドフルネス瞑想協会代表理事の吉田昌生という人が出しているYoutubeの動画が極めて有用。
この人はいろんな企業からも招かれてマインドフルネス瞑想の講師をしているらしく、あまり宗教じみた物言いをしない。姿勢や呼吸をどういう風に整えていくのかというHow toから心を整えていく理論面をしっかりと説明してくれる。Youtubeとかで他にいろんな人の動画とかを見てみたけど、要らん説明が多すぎて集中力を削ぐような動画が多かったんだけど、この吉田昌生という人の説明は要点のみを押さえており、マインドフルネス瞑想の実践方法とかの説明が的確。
これからの僕の課題としては、マインドフルネス瞑想には「呼吸瞑想」「ボディスキャン瞑想」「セルフコンパッション瞑想」みたいな種類があるんだけど、セルフコンパッション瞑想に関しては胡散臭くて避けてきたんだよね。なんか、世の中の色んな人に感謝しましょうとかスピリチュアル的な物言いが全然気に食わなかったんだけど、どうやら自分の課題の大きな所がそこにあるらしい。
どうにも毎日瞑想を続けていると、自分の不安とか不機嫌の大きな原因が、自分の圧倒的な人間不信の部分に根っこがありそうな事がなんとなく分かってきてしまっており、この吉田氏がセルフコンパッション瞑想重要だよーと言ってる理由が分かってしまったのだ。なんか、「自分の大切な人を想像して感謝しましょう」みたいなセリフにおぞけが立つんだけど、どうにもセルフコンパッション瞑想も避けられないらしい。
僕の最近の個人研究の記録としてはこんな感じですね。生きる目標とか見失っちゃったところが最近あるので、こんな事ばかり調べてる。なーんか、生きる理由とか理詰めでわかるもんなのかねー?みたいな疑問もあるけど、自分はこういうアプローチしかできない。ひとまず、分かったところはちゃんと実践して変わるかどうか試してみよう。