ミッションステートメントに対して自己管理するための方法を身に付けたい。
最近、自分の行動の目的を見失ってることが多いなと思う。毎日ブログを書いたりとか、仕事をちゃんとやったりするようなルーチンは守っているものの、行動の1つ1つに長期目標に対する見通しがなく、単に「その行動をするために行動してるだけ」みたいな状態になっている。
実はこれは僕の昔から抱えている宿痾である。どうも行動と目的を混同してしまうということが非常に多く、なんらかの目的を持ってそのルーチンを始めたはずなのであるが、続けてるうちに当初の目的を忘れてしまい、ただの自己満足のためにルーチンを続けてるということが多い。なので、週に一度とか4半期に一度ぐらいはその期間の記録を読み返してみて、長期的な目標に向けてちゃんと短期目標のタスク消化が整理できてるかなどの振り返りを行ったりする。
これはどうも昔から忘れがちなのだけど、その行動をする背景には何かしらの目標があるはずなのである。僕は行動のルーチン化が得意であるけど、とくに意味のないルーチンも多い。できるだけ悪いルーチンに関しては排除して良いルーチンに置き換えていきたい。そのためにはルーチンに対するプライオリティ(優先度)を決定するための指標が必要であり、そういう自分の軸となる行動指針というのは最初に考えておかねばならないのである。
そこんところは昔に「7つの習慣」を読んで、確かにそうだなと納得したので、本の中で書かれていた「ミッションステートメント」という概念を考えている。人生の中で大事にしている価値となる言葉に関しては、僕も考えて言語化して保存してある。
僕のミッションステートメントとしては「能力を高めていきたい」「合理的で一貫性高くありたい」「思慮深くありたい」などの目標がある。それとは別に人生の目標として「晴耕雨読で働きながら趣味の活動を楽しみたい」というビジョンもあるけど、これらは別に矛盾しないものだろう。
実際に今の生活を振り返ってみて、やってるそれぞれの行動を振り返ったところでちゃんとミッションステートメントに従った行動や習慣をすることができてるか? と自分に問い直してみると「微妙なところだな」という感じである。
一応、ちゃんと自分の能力を高めていくために毎日読書をしたりとかブログ書いたりとかをしてはいるものの、生活の行動全体で筋を通す一貫性みたいなもんはないし、弱音を吐いてたりとかできる人への嫉妬心に囚われたりして思慮深さもない。そりゃまぁ、人間であるからAIのように目標だけに一直線に進むとは行かんけど、せめて一週間の振り返りで立てる短期目標ぐらいはミッションステートメントと一致した目標を立てろよと思う。どうも振り返り自体が単なるルーチンになってしまっており、いつも決まったようなタスクばかりを繰り返している。
ここんところのミッションステートメントや長期のプロジェクトに対してタスクの自己管理をするためのやり方については、最近再び興味が湧いてきてる。僕の手持ちの資料ではこちらが一番整理されていて役に立つなと思う。
この作者は自分で「タスク管理のクリーンアーキテクチャだ」と言ってるけど確かになという感じ。ここまでシステマティックに自己管理ができたら気持ちいいだろう。僕もこのQiitaを読んで真似したいと思ったけど、なかなか実践は難しいものだ。
振り返りをやったりとかマインドマップを作ったりするためにmiroを最近契約した。上記のQiitaの中ではmiroを使ってミッションステートメントを管理してたり、アイゼンハワーマトリックスを使ってタスクの優先度を管理したりしてる。その辺りとか真似してみたいよなと思う。
こういう書籍やWebで見かけるような素晴らしいタスク管理の方法などは、みてるとすごく感心するけど自分で実行するまでに至らないことがよくある。紹介してるQiitaの情報もそうだ。書かれていることやリンク先の情報も素晴らしいことが書かれてるのだけど、それを読んでみて「すごいなぁ」で感心して賢くなったつもりで手が止まってしまうのが悪い癖だ。
それこそまぁ「口を動かすより手を動かせ、ハゲ」なんだよね。ノウハウばかりを集めて小手先でやって自己満足してるからいつまでもうだつが上がらんのである。ある程度情報が集まったのならば実践を行なってみてその経験をまたフィールドバックして改善してみることだよな。
そういうのが生活を改善するためのPDCAサイクルだと思うのだが、ままならんもんだ。