これから生きるためのミッションステートメントを考えている。
いまさ、「ライフハック大全 プリンシプルズ」という本を読んでるんですよ。この本に関しても感想文は読み終わったら書こうかな。単なるライフハックの本じゃなくて、ライフハックブーム初期の火付け役の人がライフハックの本質について問い直した一冊という印象。
そのなかで、「ミッションステートメント」という概念が出てきてなるほどなーと思った。いや、「7つの習慣」で出てくる概念らしいので多分有名だよね。僕は「7つの習慣」を読んだのは大学生ぐらいのときにさらっと読んだっきりだから失念してた。「7つの習慣」についても近々読み返したいよね。そこらの粗製乱造の自己啓発本はぜんぶこの本の劣化コピーと言われてるぐらいだもんな。
なんか、改めて自分のミッションステートメントはなんだー?と問われても、さらさらとは出てこないもんだよね。曲がりなりにも毎日ブログでアウトプットしまくってるから自分のアイデンティティは把握できてるか?と問われると、ブログは惰性で書き続けているだけだから人生の目標も表題にしたい言葉も思いつかんもんだな。
ちゃんと人生の目的は整理しておいたほうが良いのかなー?とか思っちゃうね。なんか、毎日英語勉強したり瞑想したりして、やったら意識ばっか高い生活をしてるのだけど、これでどうしたいみたいな目的ってそんなにないのよね。
人生で成功したい願望だとか、そういうのはとっくの昔に捨てちゃってますよ。病気でキャリアをドロップアウトしているから、これからいくら努力を積み重ねた所で社会的成功みたいなやつはありえん。僕は、基本的にアウトサイダーで下手したらアナーキストなんで、そういう社会で成功して誰かに認められたいだとかそういう願望のために動いてはいませんよ。
僕はわりかし日常生活を規則正しく過ごすことに快楽を感じるタチというか、毎日決まった時間に決まったことを規則正しくやるマイルールを守ることに対するこだわりが強い。生活すべての作業時間をタスクシュートで計測しながら生活しているのだけど、ほとんど毎日同じ時間に同じ行動をちゃんと行わないといけないという固定観念というか、どうも下手したら強迫観念みたいなもので生活は方向づけられている。
食事もここ2年ぐらいは毎日三食全部同じものを食べてる。マッスルグリルの『沼』ってやつなんだけど、ボディビルダーが減量中に使うマクロ栄養計算で算出した一日に必要な栄養素を炊飯器で全部炊き込んでおじやにして食べるってやつだよ。一日の食事の準備も三食全部で15分も掛からんし、洗い物とかも少ないので重宝してる。普段の食事は3食全部「沼」だけど、たまには休みは外食にでかけたりして美味しいものを食べたりする。でも、外食は金が掛かるからあんまりやらないようにしてますけどね。
やたらストイックな生活を送ってるように思えるかもしれないけど、こりゃまぁ病気のせいで生活リズムが崩れていた時期があって、そのときは一日中寝たきりみたいな生活をしてた。そのままだとほんとに寝たきりで人生終わってしまうと分かっていたので、きちんと決まった時間に寝て、決まった時間に起きて、一日の終りにはきちんとブログで日記をつけて一日を振り返る、ちゃんと決まった時間には服薬する。そういう規則正しい生活を送るように自分で義務付けたんですよ。そしたら統合失調症の陰性症状からも回復してきて、デイケアと就労移行支援事業所へ通って、そこから障がい者雇用で社会復帰することができた。
僕が毎日ブログを更新したりとか、週3回は必ずジムでトレーニングしたりとか、毎日20分は瞑想したりとか、朝には早起きして英語学習したりする習慣も、規則正しく生活してないと病気が再発するかもしれないという恐れがあるからですよ。もう流石に再発はないかなーと思うけど、どうも自分の性格的にこうやってきちんと毎日規則正しく生活するというのは性分にあってるっぽいというか、きちんと丁寧に生きてる感じがして気分が落ちつくんですよね。
当初のミッションステートメントのことからは話がずれてきた。なんかさ、僕の人生ってのは一旦、病気でズタボロにされたのね。そっからしばらくは病気から立ち直ることを人生の目標にしていたのだけど、そろそろ自分が病気であることをアイデンティティに据えるのはやめようかな?とも思ってきている。僕が今所属している世界では僕の障がい者という属性は歓迎されないというか、自分の病気のことは家族とブログ以外ではほとんど公表してないんですよね。一応、障がい者雇用で仕事についてはいるけど、人事部以外には誰にも病名告げてないし、周りの人からも健常者と同じように扱われている。
どうにもここ最近の自分の思考のテーマは「これからどう生きるのか?」なんですね。そのために仏教やらストア哲学やら認知行動療法なんぞを調べている。年末の休暇で時間がある間にでもミッションステートメントを考えてみようか。