超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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自分なりの知的生産を完成させたい。

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自分なりの知的生産を完成させたい。


最近は仕事が絶好調だね。マインドフルネス瞑想の効果なのか、twitterはてブを覗いてサボる気が全く発生せず、仕事をガンガン行うことができるようになっている。僕は仕事がある日に関してはtwitterで作業時間報告を行ってるけど、最近はコンスタントに5時間以上の作業時間を出すことができるようになってる。


ちょっと作業のやり方についてはポモドーロテクニックの変則バージョンで、30分作業を行って10分休憩をするようにしている。ちょっと休憩時間が長すぎる気もするけど、これぐらい休まないとへばってくる。休憩時間はkindleで本を読むようにしている。PCを使う職場なので、PC版kindleを使って本を読んでいたとしても変に思われることはないのである。


最近読んでいる本は「新装版 達人プログラマー」なんぞを読んでいる。



この本は、プログラマとして会社で働く上でどのような考え方で仕事をしたら良いかの心構えなどが書かれている。プログラマってのは単にソースコードを書くだけの仕事ではなくて、会社において情報やナレッジをどのように運用するかを考え続ける仕事なのである。

我々プログラマーは知識の収集、組織化、維持、利用に努めています。

AndrewHunt (著), DavidThomas (著), 村上雅章 (翻訳) 新装版 達人プログラマー 職人から名匠への道 位置No.898


作られたシステムというのは、一回作ったら終わりという訳じゃなくて、常にバグ修正・カスタマイズが行われて刻々と移り変わっていく。プログラマはその中で知り得た知識はドキュメントとして保存したりして、他の人と共有したり振り返りを行うために、知識の収集、組織化、維持、利用を行えるようにする。


こういうのは組織で働くプログラマだけじゃなくて、個人でもわりかし重要なことかなとも思える。僕らは日常生活で色んなことを考えたり思いついたりするけど、それらの思考は発散してすぐに消え去ってしまう。そのアイディアを保管して再利用したりするシステムを作り上げておけば、過去に思いついたアイディアを再利用して新たな発想を生み出すこともできる。


こういうのは外山滋比古氏の「思考の整理学」でも述べられていた「メタノート」の考え方だね。メタノートってのは思いついたアイディアは全部メモに書き写しておいてしばらく寝かせる。そしてある程度の期間が経ったメモを振り返ってみて、その中からまだ面白いアイディアがあれば再び書き写す。そうすることでアイディアが熟成されていくのだ。


僕はそれと同じようなことをScrapboxでやろうとしているね。Scrapboxには、一日で一つページを作って、そのなかになにか出来事があれば打刻して記録をつけるようにしている。僕はこれはchangelogと呼んでいる。下記みたいな感じである。

・2021/11/02 11:44:37
・達人プログラマーの中でStrategyというデザインパターンが出てきたので調べてみた。
・10. Strategy パターン | TECHSCORE(テックスコア)( https://www.techscore.com/tech/DesignPattern/Strategy.html/ )
・実装例などを読んでみて、理解できるように努めた方が良さげな気もする。
・結城先生のjavaで学ぶデザインパターンの第3版は買っといた方が良さげな気もする。
Java言語で学ぶデザインパターン入門第3版 | 結城 浩 | コンピュータ・IT | Kindleストア | Amazon( https://www.amazon.co.jp/dp/B09HK66P5X/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1 )
・2021/11/02 11:58:38
オブジェクト指向を分かってるところからもう一回やりなおす必要があるね。
・2021/11/02 13:01:05
・【Color of Japan】美しい日本の世界自然遺産を日本古来の伝統色で切り取る | Pen Online( https://www.pen-online.jp/special/amex/ )
・広告整理してたら見つけたけど、自然の風景を眺めるのも良さそうだ。


このchangelogの中には仕事のアイディアも、ブログのアイディアも、ブックマークも全部記録していっている。土曜日に1時間ほど時間をとって振り返りを行っているのだけど、ここで膨らませると役立ちそうなアイディアを見つけたら別途ページを作って切り分けるようにする。


僕はこんな感じでナレッジを蓄積・整理・アウトプットすることを続けていって、いずれはなんかkindle本とかも自分で出版してみたいなーとか思ってる。知り得た知識、思いついたアイディアをうまく膨らませて、ある程度の分量でわかりやすく表現するテクニックなども研究して自分なりの知的生産をしてみたいものだ。


今思いついたけど、一冊の書籍も、著者の知識を読者に伝えるためのシステムだよね。そのシステムを構築するスモールステップな具体的なハウトゥさえ研究して分かっていれば難しいことでもないんだと思う。まぁ、最近は図書館も使えるようになったので、興味がある分野については体系づけて研究してみようか。「論文の書き方」とか、そういうジャンルから攻めていくのが良さそうだ。

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