超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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星空をみて何を感じるのか知りたくなった。

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星空をみて何を感じるのか知りたくなった。


今日は病院受診のために平日だけど有給。最近、有給消化が早すぎて後々怖い。これから先もどんな事があるか分からんからなるべく有給は使わないようにしないと。


先生と色々とお話してきましたよ。自分の気分的には「ま、なんとかなるだろ」ぐらいに煮詰まりは収まってきている。先生には大学の心理相談室でカウンセリングを受けることを報告して、許可は貰ってきた。緊急事態的な焦りはなくなってるんだけど、割り切れない思いとかは抱えたままなのである。そこんところをカウンセリングで色々と話し合って解消してこようと思う。


今回の問題は薬物治療ではどうしようもなくて、カウンセリングがいるなーと僕は判断している。ちゃんと今で出来事を消化しておかないと、後で無意識からどんなしっぺ返しを受けるかもわからない。こういうのほっとくと後からなんか訳わからん強迫観念とか発生する恐れもあるし、ちゃんと専門家のもとで解きほぐしてこよう。


その後、パルコ・シティに寄ってコーヒー豆を買ってきた。


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パルコ・シティにはセラードコーヒーというお店があるんだけど、僕はそっちを贔屓にしていつもコーヒー豆を買ってるんです。


最近は、休日は家でコーヒーを飲みつつ、本を読んだり資料を整理している事が多い。せっかくだからスタバにでも行って読書とか資料整理をしても良いのかもしれないけど、金と移動時間が掛かる。それにスタバのコーヒーって深煎しすぎて不味いし、せっかくなら美味いコーヒーを飲みたいのである。


僕が知ってる沖縄のコーヒー豆の専門店は、「豆ポレポレ」とか「セラードコーヒー」だけど、そういう所でコーヒー豆を買って家で挽いて飲めば、カフェに行かずとも家で十分に美味しいコーヒーを楽しむことができるのである。あんま外食するのももったいないし、カフェ通いはたまに楽しむ程度に留めておこう。


そのあとは、海辺を歩いていた。


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僕には近所に行きつけの海岸があるんだけど、今日は別の場所を歩いていた。


僕は、思考が行き詰まったらいつもの海岸で波を眺めている。海辺の駐車場に車を止めて、そこから海をぼんやりと30分~1時間ばかし音楽もかけず何もせずに海を眺めているのである。


波を見るのは飽きない。あれは1パターンとして同じ形がなく、毎回違う形で押し寄せてきては崩れる。ぼんやりと波を見るだけとか退屈しそうに思えるかもしれないけど、僕は飽きないよ。心を無にして自然が何も変わらずに動いているのを観察していると、自分の悩みがいかにちっぽけで無意味でアホらしいのか次第に気がついてくるのである。


こうやって悩んだ時に海を見たり星を眺めたりすることに関しては、大学のときの恩師の教授が教えてくれた。教授も、人生になにか行き詰まったことがあれば、海岸にゴザを敷いて星空をずっと眺めていたらしい。星がちょっとずつ動いて、たまに流れ星が流れたりするのを見ていると、自分の存在がいかに小さくて宇宙の中では悩みぐらい大したことないことが分かるとのこと。


読了した「マインドフルネスストレス低減法」の中でも、アインシュタインの次のようなエピソードが紹介されていた。

アインシュタインプリンストン上級研究所の所員だったころ、彼のアドバイスを求めて、個人的な問題を相談する手紙が世界中から寄せられました。彼の偉業を理解していた人はほとんどいませんでしたが、それが革命的な偉業であるということは世界中の人たちに知られていたのです。次に引用するのは、清らかで美しい16歳の妹を失った19歳の娘をどうやって慰めたらいいのかと相談してきた、ある父親の手紙に対するアインシュタインの返事です。

人間は、私たちが”宇宙”と呼んでいるものの全体の一部です。時間も空間も、限定された一部なのです。人は、自分自身とか、自分の思考や感情などが、体のほかの部分とは切り離されているもののように考えています。これは自分の意識に対する一種の幻想です。この幻想は一種の牢屋のようなもので、ここに入ると個人の欲望や自分に近い数人に対する愛情だけに縛られることになります。
私たちは、あらゆる生きものと自然全体を、そのすばらしさゆえに抱擁するために、慈しみの輪を広げてこの牢屋から自分を解放しなければなりません。これが完璧にできる人はいませんが、努力し続けること自体が、この牢屋からあなたを解放し、内的な安定を得るための基礎を作るのです。

このアインシュタインの返信は、私たちがいかに簡単に自分の思考や感情の虜になり、それらを盲目的に受け入れてしまっているかを示しています。



これはアドラー心理学の共同体感覚とも親しい考え方だな。


ちょっと海岸で星を眺めるのもやりたくなった。土曜日にでもブログを早めに終わらせて、近所の海岸にでもでかけて1時間ばかし星空を眺めてきますかね。恩師の教授が星空を見る経験で何を考えていたのか、僕もちょっと知りたくなった。

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