超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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小説の設定ってどの程度まで掘り下げれば良いのだろうね。

小説の設定ってどの程度まで掘り下げれば良いのだろうね。


頭痛い。。やる気しない。。なんか、季節の変わり目なのか天候とか気圧・温度がおかしいですよね? どうも、メンタルの方で病むような出来事というのはないのだけど、どことなく体調不調である。微妙な偏頭痛がひっきりなしに続いていて、あまり頭を使って何かを考えるのがだるい状況。


んー、あんまり複雑なことを考えないで済むような文章でも書くとしますよ。そういや小説は続きを書きましたよ。クライマックスは終わったので、あとは後始末だとか後日談だとか。いや、心情を書くシーンはもうちょっと続くか。


kakuyomu.jp


この、玲と真輝のシリーズでは、仏教やら神道やら色々と出てくるけど、僕自身の信仰としては沖縄の先祖崇拝である。なのでまぁ、宗教関係の知識についてはネットで調べたりだとか、書籍を読んだもので覚えていることを引用してきて書いているのだけど、これで良いのか?という気持ちは少なからずある。


小説の今回更新した回ではアマテラスらしき人物まで出てくるのだが、神道最高神がこういうちっちゃい揉め事にまで首を突っ込んでくるもんだろうか?というのは微妙に悩んだ。聞いた噂では、伊勢神宮で拝む時は個人のお願い事程度というのはアマテラスは聞いてくれないので、伊勢神宮にはそれ用の小さな社が用意されてるっぽいことを噂で聞いた。どうも、そういう気位が高そうな神様を、フィクションとはいえ軽々しく出しちゃって大丈夫なのかなー?とは思った。


イヌガミギフテッドの設定というのは、そういうところを色々とチャンポンにしてぶっ込んであるので、物語の設定にうるさい人からは突っ込み放題であろう。神道、仏教、その他宗教のなんか凄そうな設定を惜しげもなく闇鍋してるので、天下無敵の無国籍料理トンデモ小説である。少なくとも、この小説で「こんなこと初めて知ったよ」という風な雑学については友達に披露してはいけない。僕が既存の宗教のなんか凄そうなところを引用しつつフィクションで膨らませまくってるので、実際と比べると無茶苦茶なことを書いてます。


まあ、なんで玲と真輝の小説において神道ベースの世界観にしてるかというと、これは東方Projectを参考にしてイメージを膨らませてるからなんですね。東方Projectの作者のZUN氏は、「東方Projectは神話とか昔話の二次創作」と言っていて、だから東方Projectもファンの二次創作については非常に緩いんです。そういう神話などの世界観を共有しつつフィクションでお話しを広げるような、フォークロア的なスタイルだけ真似て小説書いてみようという企みのもとで玲と真輝の話については書いてます。


しかし、それにしたって自分の知識の無さにはうんざりする。小説を執筆するときには下手に小論文を書いたりする時以上に背景の知識って必要になるね。玲と真輝が岡山に住んでたり、瀬戸大橋を越えて四国に行ったりする舞台設定にしているのは、僕が岡山に住んでたので岡山駅近辺の情景はかろうじて分かるからだ。ちなみに、玲と真輝が住んでいる場所は岡山の津山付近である。B'zの稲葉さんの出身地と一緒です。一度、行ったことあるけど、山奥の小規模な街であった。宿泊先の岩本寺については、なぜここを舞台にしてるかというと高知の四万十市がネットでのプロモーションに熱心で、Youtubeの動画などがたくさんあるからだ。ちなみに、現実の岩本寺に関しては割とおしゃれで現代的な観光地っぽいお寺です。アーチストとコラボして壁にペインティングとかしてるお寺です。そこんところの現実はまるっと無視して、歴史のある寺っぽい描写にしてます。


小説で書く設定や舞台について、どのぐらいまで作者が知ってる必要があるのか?というのは悩ましいところである。作者はその舞台について深い知識を有していないといけないとなると、僕は沖縄を舞台にした以外の小説を書けなくなる。一度、沖縄を舞台にした小説を書いてみたくはあるけども、僕はこの土地に住んでるので暗い歴史とか嫌な面をよく知っている。書くんであれば沖縄市コザとかのアンダーグラウンドな夜の街の話などを書いてみたくもあるものの、米軍やコザ暴動などの歴史の話を組み入れると暗い話になってしまう。沖縄の話を書こうと思うとどうしても太平洋戦争は避けられない。


僕は、深い話は好きだけれども重い話は嫌いなのである。重い話を書こうとしても途中でふざけちゃってテンションを一定にすることができない。僕が純文学を書けないのはこれが所以である。でも、最近、「ドライブ・マイ・カー」を映画で観て、内面を掘り出す物語に再び憧れを抱くようになってしまった。純文学とか私小説についてはまた挑むかもしれない。

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