超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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小説読んでもらうためには戦略的に宣伝もせにゃならん。

小説読んでもらうためには戦略的に宣伝もせにゃならん。


さーて何かこ。小説執筆も行ってブログも書くとなると寝る時間が遅くなってしまうな。気をつけないと。睡眠不足は僕みたいなメンタル持ちには大敵ですからね。平日はほどほどの所で切り上げて、休日に全力全開で小説執筆をするために睡眠に力を入れよう。


さて何かこ(2回目)。しばらくは小説執筆に興味が向いてるし、それ関係の僕の関心ごとなどを手短に2000字でまとめるようにして参ろうか。


ちょっと現代でカクヨムやpixivなどの創作プラットフォームを使って創作活動をしている人なら分かるかもしれないけど、ああいうSNSでウケる作品というのは必ずしもすごくレベルの高い作品だからという理由だけではないのである。まぁ、ある程度のレスポンスを集めるためには一定以上の水準のレベルはなければならないかもしれないけど、それは必要条件ではあるけど十分条件ではない。


ものすごくレベルが高くてとんでもない技量を持ってるけど、たいして多くの人のレスポンスを集められず埋もれてしまうような作家さんというのもいらっしゃる。これは小説だけに限らずイラストでもそうで、技量の高さがイコールで人気に直結するという訳でもないのだ。


現代のネット時代の創作活動というのは、作品のレベルを高めるために自己鍛錬や作品作りに励むだけでは片手落ちなのである。自分の作品を多くの人に届けようと思うのならば、SNSを使って広報活動も自分でやらなければならんのである。


ちょっと昼間にネットを彷徨っていると次のような記事を見かけた。


note.com


上記の記事は、コミケに参加したけど同人誌が一冊も売れなかったということの体験記である。理由に関しても自己分析がなされているのだけど、非常に冷静で正確な分析であると思う。コミケ全体で1サークルしかないジャンルで、特にtwitterなどで宣伝をした訳でもなかった。これではまぁ、いくらコミケでも全く本が捌けなかったのは仕方ないだろう。


零細ジャンルの悲しみみたいなものは僕もわかる。僕がpixivで発表している小説に「あきゅえーき」というマイナーカップリングを扱った作品があるけども、pixiv内にある小説の数は僕の作品を含めて3つである。東方の公式設定の正史を掘り下げると見つかる隠れた良カップリングであるのだが、如何せん認知度が低すぎる。四季映姫とのカップリングは「こまえーき」が強すぎるために他のカップリングは霞んでしまうようだ。ちなみ僕が書いたのはこちらの作品である。


www.pixiv.net


僕はこの作品を書くために、舞台背景の調査を結構深くまでやってる。東方原作の書籍は全部繰り返し読み返しているし、閻魔とか地獄のことを調べるために図書館で借りた民俗学の本なんぞを読んでノートを作ったりとかもしてた。僕の変な癖の一つであるのだが、2次創作の小説を書くために、ノートを書いて整理するぐらいまでに徹底的に舞台背景の調査を行ったりとかキャラクターの心理の掘り下げを行ってしまうのである。なんというか、僕の小説執筆というのはシュチュエーション駆動型で、書きたいシーンがはっきりと頭に浮かんでいれば自然とそこまで辿り着けるという風なものなのである。


こういう調べ物大好きな性格故に、東方の2次創作というのは純然たる趣味なのである。東方Projectというのは、すべてのキャラクターの背後に神話や歴史上のエピソードや偉人の業績が隠されているという奥深い世界観だ。原作者のZUN氏の歴史や宗教への造詣の深さというのは半端ではなく、なんでこのチョイス!?と思われるような偉人キャラにもわりかし深い設定が隠されているのである。


で、あきゅえーきの作品であるのだが、手間をかけて書いてる割にはレスポンスはそこまで貰えているとは言い難い。僕の創作は人からの承認を得るための目的のものではないとはいえ、あんまり承認が受けられないのもしょんぼりしてしまう。まー、マイナージャンルってそれだけでかなりの制約受けてるようなもんなんですよ。よっぽどうまく宣伝してやらないと読んですら貰えない。


ネットで創作活動するって宣伝活動も含めての総合格闘技みたいなもんなんですよね。僕的には人気を取るために流行りのジャンルを書いたりするイナゴ同人みたいなもんは「バカジャネーノ」とは思いはするけど、実際に自分が好きな推しの活躍を書いた作品を読んでもらうためには自分の知名度を高めないとならん。玲と真輝の小説も書いてる途中だけど、きっちり戦略立てて宣伝せにゃなーと思った。

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