僕はそこまで飲み会嫌いじゃないですけどね。
今週末はいろんな予定が山積みで非常に忙しい。土曜日の夜はなんとかブログを書くことができるようである。ブログ執筆に差し支えがあるスケジュールではないけど、年末は飲み会とか増えるかもしれないな。今日は会社のソフトバレー大会だった。コロナの緊急事態宣言が緩んできて、ぼちぼちこの手の会社イベントも発生してくるようになってるようである。
どーなんだろ、僕は会社の交流イベントは必要なことだと思ってるよ。他の部署の人間とちょっと話したりとか交流を深めたりすることは、仕事を潤滑にすることでもあるし、四半期にいっぺんの打ち上げ飲み会ぐらいは強いて拒絶することでもないかな？と思う。
まぁ、僕は飲み会に参加するとしても１次会でさっさと撤収してしまって、気持ちよく飲んだなーぐらいの状態で撤退することを人生の信条としてますけどね。２次会以降とかさ、たいてい酒癖が悪い連中が絡んできて、不愉快な言動を聞かされる罰ゲームみたいなイベントと相場は決まってるのである。自分は２次会で発生した社内恋愛の痴話喧嘩を仲裁させられるクソみたいな感情労働をした後から、２次会以降は絶対に参加しないと決めているのである。
社会人経験ある人ならマジで胸に手をおいて思い出してほしいんだけど、２次会以降で飲みの席で、話の展開がなにか仕事のために有益なことになったことってないでしょ。大概、老害な先輩社員にイビられたりとか酒癖が悪いアホに散々迷惑かけられたりとかして、場の空気がげんなりとしてきてるのにパワハラ野郎が飽きて開放するまで次々と別の店を回らされる。
世の中の社会人の皆様方が、コロナになって良かったことってテレワークだったりという話をネットとかでも聞いたりするけど、飲み会が無くなったことも良かった話だと聞く。まぁまぁ分からなくもない。歓送迎会とかはたいてい月１ぐらいのペースで発生するし、そのたびにいらん感情労働を強いられることは多々ある。
あのさー、マジで飲み会嫌だと思うのならば、ガンガンボイコットして世の中から飲み会を駆逐していく流れに持ってこうぜと、僕は提案したい。別に、僕はそれほど飲み会自体は嫌いではないのだけど、世の中の人が飲み会を罰ゲームみたいにしていやいやみんなで我慢し続けるというのは、なんかひねこびた繊細チンピラの言動を聞かされるようでこっちも不愉快である。辞めるんであれば他人から嫌われようがなんだろうが、自分だけ拒否すりゃいいし、それを他人にも納得できるような理由付けで話してくれればよいのである。
飲みニケーションというのは日本ならではの職場の交流方法だと思うけど、僕も最近はアルコールを嫌いになりつつあるからな。家で一人で飲んでる時でも、大概の場合はビール一缶程度で充分だなと感じるし、そもそもここ数ヶ月ぐらいは１滴も酒を飲んでなかった。コロナでアルコールの飲む機会が少なかったせいか分からないけど、体質がアルコールに弱くなってるみたいなんですね。なんか、酒を飲むのであれば、ちょっといい泡盛なんかが手に入ったときに、一人でゆっくりとほろ酔いになる程度酔えればよいかなと思う。
会社の飲み会は、合法的に色んな人達の考え方を知ることができて面白いんですよね。普通に生活して会社と自宅の往復をしているだけでは、業務で話をする限られた人たちとしか話さないし、それも仕事の話で突っ込んだことを話さない。飲み会で適当に酒を飲みつつ、色んな席に行って話を聞いてみると、世の中にはいろいろな趣味や考え方があるのだなと知れることができますよ。
人間を理解するためには座学で何もかも学べるわけではない。実際の学びにつながることは、人の話を聞いてみるのが面白いのだよ。会社で勤めていればそういう場が簡単に手に入ることであるし、時々は参加してみて生きた人間の話を聞いてみるのもおもしろいことであるよ。
僕は内向的ではあるけど人は嫌いじゃない。こういう会社イベントで色んな人にアプローチしてみて趣味とか最近あった面白かったことなどの話を聞いてみるのって好きですね。ほんと、世の中の人間というのは自分の持っている小さな理解では追いつかないぐらいダイバーシティに溢れている。
飲み会とかせっかく金だして参加するのならさ、元を取るつもりで本気でフルコミットしてみればよいのである。適当に相槌打つだけでも酔っている人は喜んで喋るし、真剣に話を聞いていれば自分の興味とつながる位置を見つけることができるはずである。
まぁ最近はアルコールは嫌いになってるから、ソフトドリンクで飲み会には参加するけどな。それでもちゃんと人の話は聞くことができるし、金を払った元を取ろうという考えさえあればいくらでも価値のある経験はできるもんだ。
