超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


SPONSORED LINK

内向的であることも利点があると思いますよ。

内向的であることも利点があると思いますよ。


12月28日は会社の忘年会があるから、ブログは前もって予約投稿しておこうと思う。とりあえず僕も勤め人でありますし、会社の人間付き合いも大事にせねばならんところでございますな。


まー、僕も大概内向的すぎて会社でも孤立しがちな立場であるんですけど、一応、飲み会とかに参加しておけば何かあった時の保険にはなるかなぐらいの思惑であり、そこまで楽しい催しという訳じゃないですな。僕的には飲み会も業務の一環として捉えているところがあるし、ひとまず一次会には参加してさっさと帰る人というキャラ作りを成立してます。大して仲も良くない人たちと飲んだとしても面白くないですからね。それだったら家でテキトーにネットでも徘徊しつつ、絵を描いたりとかプログラミングしたりみたいなのが楽しい人間です。


内向的な人間というのは、エネルギー回復をするためには一人で楽しめる何かをしないといけないという風な説をどこかでみたことがあったと思うんですけど、それは真であるなと僕は思いますよ。僕は自他ともに認めるバチクソ最強に極端なタイプの内向型の人間であるけど、1日のうちに数時間は一人で何かをやる時間がないとだんだん元気を失っていって鬱になる。


というか、世の中にいる外向的な人たちというのは、疲れを取るために仲間たちを集めて飲み歩いたりするという話であるけど、これは僕は全く理解できない。基本的に、僕はどんなに親しい友人や家族であれど、人と一緒にいるとエネルギーを消耗するのである。何かコミュニケーション的なタスクをする時には前もって覚悟をしてないとうまくこなすことができない。会社での仕事も基本的に黙り込んで黙々とやる仕事が好きであり、何か話さないといけないような仕事というのは基本的には周りの人にぶん投げてる。


最近、本屋でこんな本を見つけたから読んでるところなんですよ。



読み進めつつ、「ふーん」とか「なるほど」と思うところがいくつかあるから僕には合ってる本なのであろう。まだ全体の30%ぐらいしか読み進めてないから全体の感想文を書くことはできないけど、なんとなく内向的なことで悩んでる人は読んでみても良い本かもしれない。


でも、なんか変な話であるけど、僕は内向的ではあるけど、自分の性質に対してそこまで深く悩んでる訳でもないんですよ。なんとなく「静かな人の戦略書」については、書店で見つけて仕事のコミュニケーションスキルなどを改善する面白い話でも見つかるかな?ぐらいの思惑で読んでるものであり、「内向的だから辛くて仕方ない」とかそこまで思い詰めてはいないんです。


何度かこのブログでも書いてきたことであるけど、僕は高校生から大学生ぐらいに掛けては人間関係を完璧にほっぽり出しており、常に一人きりで行動するぼっちスタイルに慣れていた。そこから新社会人とかになって先輩などから指導を受けて、なんとなく他の人とも話すようになったけど、それまでは人と話す必要を感じてなかったし別に一人でも辛くはなかった。


なんか、僕はけっこー発達障害スペクトラムが強いと思うんですけど、ASDの孤立型みたいなメンタリティを持ってると思うんですよ。基本的に自分の興味のあることが最優先であり、それを他人がどう思ってるのか?とかそういうことはそれほどは気にならない。他人が自分のことを嫌っていようが、基本的には人は人、自分は自分で、できるだけ憎しみの感情とかで消耗したくないという風に考えるタイプなんです。


変な話かもしれないけど、僕は他人が自分とおんなじように感情をもっていて、何か物事がめんどくさくてサボったりとか、他人と話したりするときに恥ずかしがったりしていることというのが想像できなかったんですよ。妙に劣等感を拗らせてるタイプで、どれだけ努力しても自分は何にもできないみたいな根拠のない自己不信というのが確信に近かったんです。自分はこんな風に何もできないけど、周りの人は別に努力をしなくても軽々と目標を達成してるんだなと思ってたんです。だから自分は周りに迷惑を掛けずに静かに暮らそう、みたいな感じで一人で図書館に篭ったりなどする少年であった。


そういう自意識を妙に拗らせて劣等感に苦しんでる状態というのは思春期にはありがちな考え方であるかもしれない。そういう鋭敏な精神状態というのはヘッセの「車輪の下」とか文学作品などでよく語られる主題ではあるが、生きている本人にとっては愉快なものではないよね。こういう思春期で不安定な状態の精神状態を抱えている人には朗報かもしれないけど、歳をとるとそういう敏感な感受性というのはどんどん鈍麻するものなんです。30歳ぐらいをすぎたあたりから、「自分はそれほど特別でもなんでもない」ということに気がついてくるはずです。そうなると割と傷つきやすい感受性が減って生きやすくなりますよ。


冷静な目で周りの人を観察してみると、外向的な人であれど自分とおんなじような問題で悩んでいたりとか、いろいろな人に共感できるようになったのは今ぐらい歳を取ってからかもしれない。近年ではネット文化が広がって、いろんな人がブログやSNSで本音を話しているのを見かけるので、その中で自分と似た考え方をする人を見かける機会も増えた。内向的であるというのも、別に恥じることでもないと思うんですよ。自分の内面を深く見つめることで、より自分の本質を知った上で交流や行動ができるようになるというのもあるかもしれない。まぁ、長い人生を実際に生きてみることで、その時々で見えてくる光景もあるのだろう。

プライバシーポリシー免責事項