超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


SPONSORED LINK

Audibleで「ロング・グッド・バイ」を聞き終わったのでその感想など。

f:id:yuki_2021:20181127214223j:plain:w300


さて、今日もブログを書いていくか。今日も例のごとく仕事をやって、夜帰ってきて日課のブログを書いているって感じだ。このブログは日記的な役割も果たしている。



こりゃまー、そうだなーって思う。僕の場合、行動原則のすべてがルーチン中心みたいなところがあるので、基本的に生活の習慣すべてがスケジュールで決められている。これに関して、やる気でやると言うよりは、ルールでやっていることって感覚が強いのだ。


ブログを書いたりするのは完璧にルーチンである。毎日、決まった時間に決まった量の文章をタイプしてネットにアップするというのが習慣だから僕のブログは続いているようなものだ。これに関しては、当初、文章をうまくなるための訓練という名目だったのだが、現状ではただのストレス解消法みたいなものになってしまっており、僕は一日のあった出来事や考えたことをメモする意味でブログに記録している。でも、この記録は結構、役に立つ所があったりするのだ。現在、2年前の記録などを読み返してみると、統合失調症で死にかけていた時の記録が残っており、その頃からずいぶん回復したことを実感する事ができるのだ。自分の過去の記録というものは、現在の自分の行動の指針になる。大体、この頃はこんな目標を持っていたのだと再確認できて、それから進捗や反省点などが見つかるのだ。ブログに書いていることに関しては、そこまで詳細なログではないけれども、それでも今後の方針を立てるものとしては役立つ。


ごく最近では、ランニングを生活習慣に取り入れようと頑張っている。ランニングは週三回、月水金に自宅近くの運動公園に行って5kmほど走ってきている。これについてはサブブログの方に記録している。


www.yuki-2021-running-log.net


この運動に関しても、特に思うところは何もなく、ルーチンだからやっているって感じなのよ。ひとまず、こうやってルーチンワークの中にランニングの習慣を組み込んでしまって、身体を鍛えることで体力をつけようみたいな計画でやっていることなのよ。走り込みで足腰と心肺能力を鍛えておけば、文章を書いたりする気力や、仕事をやる上での集中力などを向上させることができるだろうという企みである。このランニングの習慣に関しては、ひとまずは10kmを休みなしにランニングできる事を目標にしている。これができたら、ナハマラソンなどのフルマラソンに出場して思い出づくりをしよう。みたいな企みもある。


僕のルーチンに関しては感情が籠もってないというわけでもないのである。ブログを毎日書いたりするのでは、その日であったことで感じたことなどを書いたりしたりして、読んでいる人を楽しませようみたいな心配りは忘れないようにしているし、それこそアスペルガーでガチガチの人間のようにルールでがっちがちで人の気持を考えないみたいな事は無いようにしている。


さて、1315文字書いたか。今日はAudibleでレイモンド・チャンドラーの「ロング・グッドバイ」を読了したから、オーディオブックで本を読むのはそこそこ楽しいって事について書いてみよう。


僕は車で通勤しているんだけど、自宅から会社にたどり着くのは片道1時間ぐらいは掛かる。そこで、この無為な時間をなにかに使えないか?ってことは常々考えていたのよ。そしたら、最近、AmazonでAudibleっていうオーディオブックの割引サービスみたいなことを始めていた。



それで、月に1冊は無料のキャンペーンをやってたから「ロング・グッドバイ」を聞いてみたのよ。これは、他のオーディオブックに比べると長い作品かもしれないな。全体で21時間ほどある。それでも、毎日少しずつ読み進めて退屈しなかった。


フィリップ・マーロウはとにかく冷徹で皮肉屋で、色んな人の信頼をことごとく踏みにじるようなハードボイルドな性格をしている。このオーディオブックでは早乙女太一って人が読み上げているんだけど、マーロウは本当に声に温度を感じさせないクールな声音で読み上げるのよ。その友、テリー・レノックスはどこか人が良さそうな優しい声音で読み上げられる。とにかく、このオーディオブックでのキャラクターの使い分けは素晴らしい。物語の世界に深くまで入り込むことが出来る。早乙女太一さんはこういう人らしい。


早乙女太一 - Wikipedia


村上春樹翻訳の「ロング・グッド・バイ」については書籍版も読んだことがあるんだけど、こうやって読み上げられたオーディオブックはまた違った物語世界に入り込むことが出来る。フィリップ・マーロウはとにかく人間のクズですね。出会う人出会う人に皮肉を言って怒らせる。その皮肉っぽいセリフはかっこいいけど、現実でこんな奴いたら絶対付き合いたくないなと思うやつだ。それはともかく、ラスト付近の「さよならとは少しの間死ぬことだ」のセリフはかっこいい。それと、私立探偵が寂れた事務所で一人でコーヒーを淹れたりしながらクライアントを待つ姿も様になっているとは思う。フィリップ・マーロウはギザったらしい大人の理想像の一つではあるだろう。


とりあえず、次は「バビロンの大富豪」を聞く予定ですね。通勤などで車を運転する人はAudibleはいいですよ。またAudibleで別の小説作品を通勤中に読んでみたいなーと感じた。



あ、最後で気がついたけど、今週のお題が読書の秋なので、タグだけは貼っときます。


今週のお題「読書の秋」



車で通勤するけど読書をする時間がない人には「Audible」がおすすめですよ。 - 超メモ帳(Web式)@復活
「ウォール街のランダム・ウォーカー 第11版」を読んだ。 - 超メモ帳(Web式)@復活
『劇場』(又吉直樹)を読んだ。 - 超メモ帳(Web式)@復活

プライバシーポリシー免責事項