超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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「ウォール街のランダム・ウォーカー 第11版」を読んだ。

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今日は沖縄、めちゃくちゃ暑い。11月なのに28度もあるぜ。今日は走ってきたから記録を付けておこう。



膝は痛かったけど、走ってたら治った。でも、このエントリーを書いている時点では痛いな。やっぱり体重を落とさないといけないんだと思う。ランニングではダイエットの意図はあんまりないのよ。どちらかというと筋トレとかそういうので仕事や文章執筆の持久力を鍛えたいと思っている。体力を鍛えておかないとデスクワークも長続きしないからね。


足の筋力を鍛えるためにスクワットなんかも毎日しようかなーとか企み始めている。どうかな、多分、膝が痛い現状ではしんどいな。今週末あたりで整体に行ってみてからやるかどうかを決めようと思う。ランニングで膝を痛めるようであればまずはウォーキングから始めた方が良いのかな?って気もする。でも、初回と比べると走りなれてきて心肺能力が少し上がったような感じ。しかし、ブログ執筆をしている21時時点で疲れていてもう眠たい。慣れてくるまでは疲労感が大変かもしれない。


ジョギングについても記録は付けておきたいと思ってブログの紙面を借りてはいるけど、僕はこういう日記的なものを無造作に書き散らすのがあんまり好きでないのよ。なるべくならば文章で何かしら読者を楽しませる芸を見せないといけないかなーって感じで毎日のエントリーを書いていますからね。まぁ、何かしらのその時の実感なんかでちょっとしたメモワールを作っておけば良いのかなって気もするが、ひょっとしたらランニング記録に関してはエントリーを分けるかもしれない。1日2回投稿とかになるけど、普段の更新とは別にランニング記録だけのエントリーも設けたほうが良い気がするな。でも、多投稿って読者様に手間をかけるからあんま好きじゃないんですよね。


まー、徹底的にこだわるんであればランニング記録用のブログを新たに立ち上げても良いんだけど、無駄になる感じもしなくもないしな。まぁ、全くアクセス数とかはこだわらずに記録をつける用で一つ立ち上げても良いかもしらん。ちょっと考えておきますね。


今日の本題は本を読み終わったから感想でも書いておきますね。今日読んだのは「ウォール街のランダム・ウォーカー」。



効率的市場仮説によるインデックス投資の教科書みたいな位置づけの本。この本を書いたのはヴァンガードファンドの顧問でもあり大学教授でもあるバートン・マルキール氏。扱っているのがS&P500とかでアメリカ向けの資産運用を扱った本なんだけどランダム・ウォークとか効率的市場仮説みたいな普遍的な概念を扱っており日本で資産運用をするにしても十分使える本。この本は1970年台に初版が発行されたのだが、それから4年毎に新しい最新の金融情報を組み込んで40年以上も版を重ねている。


この本で論じられていることなんだけど、一流のファンドマネージャーが株式を運用したとしてもその利回りは、猿がニューヨークタイムスの株式欄でダーツ投げをして決めたポートフォリオと対して変わりがないということが分かっている。アクティブファンドといって、ファンドマネージャーが積極運用で高利回りを約束して資金を集めている投資信託があるが、その利回りは相場の平均に対して均等に投資したインデックスファンドの利回りを超えることはないということだ。


この本では世界経済のバブルの流れなどを追って、運用するものが「安心して眠れる」程度に抑えたリスクとリターンを踏まえた投資運用の方法をいろいろと教えてくれる。資産運用で一番やってはいけないのが、運に任せた個別株投資やFXなどでの投機である。あれはギャンブルであり、個人投資家は運良く一時的に勝つことができても運用する資金額が大きなヘッジファンドや証券会社に手数料で財産を巻き上げられて終わりである。資産を防衛して安定的に増やすためには十分に分散されたポートフォリオに積立投資するのがよい。その際に扱う商品は年齢に応じて株式のインデックスファンドと債券やREITなどで、投資する人に応じて比率を変える。若い頃には大きなリターンを望める株式ファンドの比率を増やして、老年期に近づくに従って運用していると配当金がもらえるREITや債券ファンドを増やしていく。


僕もまぁ、全世界インデックスファンドでドルコスト平均法による積立投資をしているんだが、あれは一攫千金の大儲けを狙って短期で売買するものじゃないです。20~30年ぐらいのスパンで考えて、複利で利回りを伸ばしていこうという老年期の資産づくりにむけた投資法です。売買をするにしても年に一度程度、各種金融商品アセットアロケーションを見直してリバランスする程度で、基本的には市場の情報を一切無視することが推奨されています。なおかつ税制上に有利になるような制度を利用することが推奨されています。日本だと、NISAやiDeCoなどを使って非課税枠で配当の再投資を使って複利で運用することが考えられるでしょう。


だけど、この本では積立投資だけじゃなくて山っ気がある読者に向けて個別株でのポートフォリオの作り方まで紹介されています。資産の大半をインデックスファンドで管理した上で、許容できるリスクの範囲内で株式売買をしても良いんじゃないか?ってな感じでバリュー株の探し方なんかが書かれてます。兎も角、安定した資産運用のための教科書みたいな内容ですね。理論的な部分から含めてインデックス投資を学びたい人におすすめです。



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