超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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良い文章を求める旅路は遠く長い。

良い文章を求める旅路は遠く長い。


今日の沖縄の最高気温は27度であり、「おいおい」というツッコミを入れたくなってしまうのだが、これはなんなのだろうか? ちなみに明日はまた冷え込むとのことであり、明日の予想最高気温は20度である。


ここんところのニュースなどではかまびすしく環境問題のことを取り上げてるけど、あれはわりかしマジなんだろうなーとは最近の異常気象を体感してわかる。ゴーイングコンサーンで未来永劫に続いていくと予想されていた民主資本主義経済が、異常気象だったりとか災害や戦争によりズタボロになっていく現実を見ていると、世の中には確かなものなどないもんだなと無常を感じる。


まぁ、そこまでマクロまで視点を広げなくても、これだけ寒暖差が発生するということは、またしても僕自身の体調がピンチである。先週も寒暖差のせいで意味不明なメンタル不調に陥っていたのに、なんも対策をしないとまたしてもメンタル不調でズタボロに陥る。


ほんとまー、世の中は無常であるし人生は苦であるし、生きるというのは辛いことばっかやななどとネガティブな愚痴をこぼしてしまうのだが、こういう無駄に重い言葉で軽口のようなことばかり書いてるから、僕のブログはいつまでもパッとしないのである。なんか、言葉の使い方がいまいち軽率よね。


実のところ、僕は自分自身の文体に対してコンプレックスのようなものを抱いてもいるのだけど、どうにも文章の読み口というのが一本調子であり、普段の感覚のままで文章を書いていくと、いつもお決まりの接続詞でダラダラと文章を長く続けて、緩急がついてないダラダラした文章になってるなと感じることがよくある。


僕が文章を書く上で何かモデルにしたりとかお手本のようなものを使って練習したことというのは、あんまりない。僕が毎日綴っている文章というのは、その時の思考をそのままキーボードに叩きつけて文章化しただけであり、文章で読ませようという気配りというのをやってないのである。


一応、ワンパターンにならないように同じ末尾で終わらないように言葉を散らしたりとかはするけど、言葉のリズムであるとか言葉の意味に比喩を込めて遊ぶようなおしゃれな文体というのを書くことができず、たまに見知らぬブログでもそんな良い文章を見てしまうと嫉妬心が止まらないのである。


どうせ毎日ブログを書くんであれば、もうちょっとは良い文章を書きたいよねということは常々思っているのであるが、「What is 上手い文章?」といまいち定義がはっきりしないのである。そこんところの認知自体がうまくできてない感じであり、ボヘーっといろんな文章を読んではたまに良い表現にぶつかって嫉妬心をたぎらせてるだけなので、これではいつまで経っても上手い文章が書ける訳がない。


そういうことを考えて、本田勝一の「日本語の作文技術」などを買ったりして積んでるのだけど、いつまでも積まれたままで読もうという機運が生まれてこない。たまに文章読本を読んだりはするのだけど、読んだら読みっぱなしで実践に活かされることがなく、非常に時間を無駄にして勿体無い。


ちょっと文章修行というのをちゃんとやった方がいいだろうなーと感じる。ブログの毎日更新のデメリットであると思うんだけど、毎日書くことが義務感になってしまって文章は気軽に書けるようになるけど、そこの中で表現される感情などが薄くなってしまう。


一つの言葉にかける認識というのがいい加減である、というのが自分の分析している僕の文章の弱点である。頭の中で浮かんでるイメージを言語化するときに、思いつきの言葉を振り回して書いてるので、表現される文章が雑で、イメージがちゃんと伝わらない。なんとなくのイメージで言葉を紡いでいるので、日本語としてもいい加減だしちゃんとした文章じゃないのだろう。


僕がいいなーと思う文章は、言葉一つ一つの意味をちゃんと理解して書かれていてしっかりと背後にあるロジックの裏付けができてるような文章で、しっかりと一つのコンテンツの中で過不足なく自分の主張を完成させてる文章というのは拍手を送りたくなる。これはブログでは難しいかもしれないけど、僕は小説も書きたいと思うのでそういう文章に対する憧れがあるよね。


あと、最近僕は川上未映子さんの「夏物語」を読んでるのだけど、あんな感じで心情の襞をしっかりと描き抜く表現というのも素晴らしいよね。微細な風景を描写していくことで心情を描き出す表現というのは、「すごいなぁ」と感心するばかりである。


とりあえず僕は、雑に言葉を使う癖を改めて、しっかりと比喩であるとか隠喩のようなもので、言葉の裏側にメタに意味を含ませるような書き方というのをやってみたいなーと感じる。いつも焦って書いてるから文章が平板であるし、観察力が足りないから表現が浅いのである。


毎日書くのは文章の練習法としては基本であるし、せっかくなら上手い文章を書けるようになりたいよね。練習や練習や。

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