超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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ネットとリアルでの顔というのはあくまでも分離しています。

ネットとリアルでの顔というのはあくまでも分離しています。


北国の温泉地に潜伏しております。古い温泉旅館に宿泊しているのだけど、そちらの方が停電したりとかwifiが繋がりにくかったりなどで、近くのカフェに出掛けてこのブログを書いている。


僕が住んでいるのは南国・沖縄であるが故に、雪国での立ち回り方というのがよく分かっていなかった。普通にめっちゃ寒い状況であるし、この旅館のは突然停電したりするしで暖房が切れたりなどしてまずい状況に陥ったりする。まぁ、雪景色などを眺めつつ酒を飲むのも乙なものでございましょう。骨休めはしなければならないし、のんびりと旅館で雪でも眺めているとする。


沖縄って温泉がほとんどないんですよ。南部あたりで気軽に行けるところと言えば、ユインチホテルの「猿人の湯」であるとか瀬長島の「龍神の湯」ぐらいであろう。沖縄は珊瑚礁の上に乗っかった島であるから、相当地盤を深く掘り下げないと温泉は湧き出てこないし、温泉は珍しいものであるんですよ。


ボヤーっとネットをフラフラと巡回しつつ、たまに温泉に浸かって雪が降ってる外の景色を眺めている。それは随分とまったりとしつつ、落ち着いた気分で世の中を眺めることができているよ。仕事で落ち込んだりとかメンタルの状況も不安定な昨今であるもんだから、気分を改善するために温泉旅館などに出向いている。今日明日ぐらいはブログも適当なことしか書いてないと思われる。明日はまた帰るために新幹線の中でブログを書いているだろう。


何か書くべきネタなども思いつかないな。旅行に出掛けているから旅行のことを書けば良いという向きもあるかと思われるが、どうもそういう気分でもないのである。世界全般のことと自分のプライベートのことをブログのネタでさまざま書くことがあれど、僕は案外プライベートなことをネットで書くのはあんまり好きじゃない。や、色々書いとるやんお前と思われることもあるかもしれないけど、僕はブログでの立ち回り方としてはあくまでも匿名の一人としてネットでは活動し続けているのである。Facebookなどは空っぽのままで運用しているし、僕は実名でネット活動することはほとんどなかった。


ここ最近、日本のネット文化でもようやく実名で何かやることをよしとする風潮が出てきたように思われる。元々、日本でのネットでのコミュニティーというのは2chが最も強かったように匿名で活動するのが普通な感じであった。なんとなく、日本人の陰険な気質にあっていると思うのであるけど、匿名でしか本音を書けないような国民性というのはあったのかもしれない。


実際まぁ、僕も二十年ぐらいはネットでさまざまな活動をしながら暮らしてきた感じであるけど、ネットに実名を晒すような必要性というのはいまだに感じない。僕は大概、ヲタな気質を持ってるというか、イラストを描いたりだとかさまざまなオタクコンテンツを楽しみながら人生を送ってきたのであるけど、実際のリアルの方で晒してる顔ではそういう話題はおくびにも出さないように生活しているのである。近年は随分とヲタ文化というのも市民権を得られるようになってきているであるけど、僕が青春時代を送ってたぐらいの年代というのはヲタクというのは人権のない生き物であった。


僕はリアルでの生活の方ではブログを書いているということも家族や親しい友人などの限られた人しか知らないし、ネットの方の人格でもリアルの方で付き合いがある人というのはほとんどいないだろう。随分と僕がネットで活動している時間というのも長かったであるけど、オフ会みたいなものは参加したことがない。臆病な性格であるもので、ネットの人付き合いとリアルでの人付き合いに関しては高い壁が築かれており、相互に交流することはなかった。


これから先に将来についてもネットでの顔とリアルの顔を一致させる必要性は感じていない。平野啓一郎の分人主義みたいな生き方でも僕は良いかな?と思っているのである。人間というのはさまざまなコミュニティに属しているけども、必ずしもそれらのアイデンティティを一致させる必要もないものであろう。ネットではネットの人付き合いがあるし、リアルではリアルの知ってる人だけと付き合えば良い。ネットとリアルを混ぜれば利点があるかもしれないけど、僕が想像するにメリットよりもデメリットの方が大きい。僕は今までネットとリアルでの交流を分断していて困ったことはなかったし、こういうやり方で別に良いと思ってる。


しかし、将来的に何かビジネスをやりたいとかそういうことになって、ネットでも集客をしなければならなくなるということがあれば、ネットとリアルが繋がったりすることはあるかもしれない。僕のネットでの活動というのはブログでの人間関係というのが大部分を占めているので、そちらの人間関係というのは貴重な財産であろう。でも、どうだろうな? 僕はあくまでもネットはネット、リアルはリアルとして分人主義を貫きたいと思うのであれど。

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