沖縄在住者からみる沖縄の魅力とは。
ちょっと旅行をしたいよね。とはいえ金は無し。どうしたもんか。
いやね、なんか僕は生活で煮詰まってくるとちょっと温泉に湯治に出かける趣味があるのよ。人生が嫌だとかグルングルンもやんもやんしてる時期に、ちょっと温泉旅館に2泊3日ぐらいで泊まってそこらへんの観光地をフラフラしてると、「しゃーねー、まぁもうちょっと生きてやるか」という風にやる気が出てくるんだよね。
どうも場所の雰囲気的に、北関東から北陸近辺が僕の感覚には合ってるっぽくて、群馬とか長野あたりをフラフラしてることが多い。旅行に出かけると旅先からブログにも記事を投稿している。もうちょっと積極的に写真を撮りまくっておしゃれな旅日記なんかを上げても面白そうではあるけど、僕はそこまで自分の居場所をネット上に晒すというのが好きではない。
また温泉旅行に出かけたいよなーと思うけど、安月給の貧乏人ゆえにそこまで頻繁に旅行に出かけるのも難しい。沖縄から内地に行こうと思うとどうしても飛行機に乗らないといけないからね。どんなに安くても片道1万ぐらいは吹っ飛んでしまうもんであるし、旅館もそこそこのグレードの宿を選ぶと1回の旅行で7〜8万ぐらいは使ってしまう。懐ぐあいを考えると旅行ができるのは、せいぜい年に2〜3度というところであろう。
そもそも僕の住まいは観光立県の沖縄であるし、わざわざ飛行機を使って県外まで行かなくとも観光地というのは佃煮にできるほど存在しているのだけど、一般的にそうであると思うのだが自分の住んでる場所の良さというのは違う土地に行ってみないと分からない。
沖縄という土地の変わってる点というのは、最近になって色々と県外に旅行に出てみて気がついたよ。内地の方の田舎に行ってみると、沖縄というのは案外栄えている場所なのだなと気が付かされる。や、マジで沖縄というのは県庁所在地の那覇近辺だけではなくて、広範囲の場所でそこそこインフラが整っている。
那覇とか浦添あたりはそれなりにビルディングもあったりするし、そこから離れた中南部でも住宅地がそれなりに密集してる。内地の方の田舎に行くと、本当に数時間ぐらい走っても建物がまばらな土地というのもあるが、沖縄本島はどこに行ってもそれなりにコンビニもあるし住宅地もそこそこある。
毎年、大東建託が「住みたい街ランキング」という統計を出してるのだけど、沖縄はそこそこ毎年順位が高いのである。
那覇市は「海が近く、暖かく、それでいてなんとなく都会」「空が青く、海が近く、人の気質や雰囲気が合っている」とのことである。地元民としてはそーかぁ？ って感じであるけど、内地の人からのイメージとしてはそんな感じなのだろう。
那覇の海って波の上ビーチぐらいだけどそこまで綺麗じゃないし、物件の家賃とかもめちゃくちゃ高いんじゃないかな。人口密度高くてイライラする場所だし、年がら年中道が混雑していて移動がストレス溜まる街だよ。住むんだったらまだ西原とか南風原の方が落ち着いていて那覇に近くて住みやすい場所じゃないかな？
僕が住んでる場所はとくに地名は秘す感じであるけど、海に近い場所に住んでいる。車で15分ぐらい走ると海辺にたどり着く。休日とかでとくにやることがない時は海辺のカフェで波を眺めながらコーヒーを飲んでるのだけど、そういうなんか海辺でなんやかんやできたりするのが東京あたりの人たちには魅力的に映るのであろうな。
内地から沖縄に観光に来る人に勧める場所といえばどこだろうな？ 自然推しか沖縄文化推しかで色々と方向性は変わるかと思うけど、とりあえず美ら海水族館に行っておいて北谷のアメリカンビレッジあたりは観光客が好きな場所だ。以前、僕は正月に沖縄でバスツアーに出かけてそれらの観光地をフラフラしてたのだけど、那覇市内のシティホテルに陣取ってバスツアーというのも悪くない。
というか、沖縄で観光しようと思うのなら、移動手段がネックなのである。モノレールはあるけど那覇市内だけであるし、沖縄のバスはそれなりに乗り換えが複雑で県民でも行きたい場所に行こうと思うとそれなりに苦労する。
お手軽な沖縄観光としては、那覇市内のホテルに泊まってモノレールだけで那覇市内の観光地を巡るのでも良いかもしれない。行こうと思えば首里城や国際通りはモノレールと徒歩だけで行けるし、無理してバスを使う必要もない。まぁ、沖縄で本格的に観光しようと思うのならレンタカーは必須であるし、レンタカーも観光のオンシーズンは観光客がたくさんきて奪い合いなんだ。
海が見たいとかだったら、沖縄本島内だったらうるま市の海中道路あたりまで行ったら綺麗な海も見られる。自然を楽しもうと思うなら北部までは行く必要があるかな。僕もこの際だから沖縄の民泊あたりでも探して、沖縄県内で旅行をしてみようかな？ そういうのもおもしろいかもしれない。
