セルフブランディングって頑張ってやらないといけないんだろうか?
なーんかさ、twitterで僕をフォローしている人はご存知かもしれないが、最近、小説の宣伝なんぞをやろうと頑張っている。小説垢の人間などをフォローして、RTされてきたツイートにいいねしたりなどと小賢しいことをしてるんだけど、どうにもこういうことをしていると自分がマーケティングとかに向いてない性格であると気がつかされる。
まぁさ、僕もどっちかというと手を動かして何かの成果物を作ることの方を重視している職人型の人間であるから、作ったものの宣伝を自分でやるようなマーケティングみたいなもんに関しては壊滅的に才能がないわけよ。テキトーに作った作品に#カクヨム、とだけタグをつけて放流する程度であり、#小説好きさんと繋がりたい、みたいなタグは怖気がするので全く使う気が起きない。
まー、やるべきか? 自分の雑多垢で? なーんか、古くからのフォロワーさんに馬鹿にされないかなーというのが心配でさ。そういうミーハーな事に手を出さないことをアイデンティティにしてたのに、プライドをポーンと放り出すのもなかなかに恥ずかしい。
どうしたもんかね。小説を宣伝するようなチャンネルといえば、twitterか各種小説投稿SNSぐらいなもんであるし、暇な時間があれば適当にそこらへんで気の合いそうなユーザとでも絡んでみるか。どうにも、僕は性格が内向的であり、人にリプを飛ばしたりするのが苦手なんだよね。せっかくのSNSなのだから適当に人と絡めば良いと思うのであるが、基本的に対人関係のスタイルというのは受け身であり、自分から能動的に誰かに話しかけるというのが苦手である。
まぁ、内向的な性格というのは社会人になってある程度改善はされている。大学生ぐらいの時は本当に一人で孤立するような性格で、自分が興味がない人は話を無視してもへっちゃらだと思ってる節があった。そういう人を舐めた態度で痛い目を結構見てきたので、ある程度必要なコミュニケーションを取るスキルは後天的に身につけてきた。
twitterでの戦略とかを見直すべき時期に来てるのかな?などと考えておる。今までの僕はさ、なんかメンションがついたりとかフォロワーを集めたりみたいな事に全く無関心であるのよ。基本的に数字を全く見てないので、自分の興味のあることをネットに放流することと、思いついたどうでも良いつぶやきを放流する専用でしか使ってこなかったのよ。何かしらイラストとか小説を宣伝したりとか、ブログの方でもSNSからの流入を増やそうだとか自分の利益のことを考えたら、SNSを戦略的に使うことも必要かななどと思い立った。
ちなみに僕のアカウントではテキトーになんかつぶやいたとしても、いいねが一つもつかないのがデフォである。フォロワーは600人程度はいるからぼちぼちもうちょいレスポンスがありそうなもんだけど、twitterの使い方を本当にbotみたいなリンクを流す方法でしか使ってなかったために、そういう現象が発生しているのだなと思われる。もうちょっとはいろんな人と絡むべきなのかなーと思わされる。
こういうツイートを見かけた。
(いいですか…「自分と同じタイプ」かつ「同族嫌悪を感じない」かつ「うまく自分を乗りこなしている」Twitterユーザーをみつけ、フォローするのです…彼/彼女こそがあなたのロールモデルです……探すのです…根気よく探すのです…現実世界よりは、よっぽど見つけやすいことでしょう…)
— ひらめきメモ🎉10万部📔 (@shh7) 2022年8月24日
こういう考え方で、自分と似た考え方でツイートを読んでいても苛つかない、なおかつ社交的な立ち回りができてる人を参考にして、自分もアカウントを育てる方面でSNSで立ち回らんとならんかなーと考えている。
……なーんか、ここまで書いてきて思ったのだけど、こういうセルフブランディングみたいなことは本当に「頑張って」やらねばならんことなんだろうか? 僕の性質的に、興味のないことは本当に興味がないのよ。頑張って不愉快な人と人付き合いをしようとすることなんてことは、本当に虫唾が走るぐらいに嫌なことなのよ。ただでさえリアルでもストレスを感じるような奴と人付き合いをしなければならなくて、毎日ストレスをやりくりしているのに、SNSでまでどうでも良いストレスフルな情報を我慢して摂取して、そこまでして数字を増やさんといけんだろか?
なんか、コミュニケーションのスタイルを変えるというよりは、自分の考え方を変えた方が良さげであるな。なるべく、知り合いの人とかで興味深いことなんかをつぶやいてたらリプとかで絡むようにするのは頑張った方が良いと思うけど、セルフブランディングのなんちゃらーみたいな感じで、自分が人気者になる路線は、最初っから諦めた方が良い。バズとかで多くの人の注目を集めることは、不愉快だし興味もない。一期一会の精神で、知り合った人の考えを知るために深く対話してみるのは良いけども、わざわざ数字を増やすための努力はやるのを諦めとこう。