超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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努力とバランスの重要性について書くよ。

努力とバランスの重要性について書くよ。


最近の生活はなんじゃろね。転職どうしようとか今後の人生どうしようみたいなことを考えすぎて多少調子が悪い。将来のことなんかを考えても、不安になるばっかりで実際に具体的なプランを出すほどは前提条件が出揃ってる感じでもないし、自分自身の能力に対してもわりかし失望してるところもある。


僕がこういう何か問題解決のために行動しようと思う時は、ひとまず7割ぐらいの比率で努力するように気をつけようと思った。これは自衛隊メンタル教官の下園壮太先生の著作で読んだ内容でもあったから元々知っていたのだが、最近、このような記事を見つけた。


courrier.jp


クーリエの有料記事ではあるけど、無料部分でもある程度は読むことができるのでリンクは貼っておく。僕はクーリエジャポンについては課金をしている。クーリエは世界の有益な情報を知ることができる記事がいっぱい出てる。月々無料で著名人が推薦してる本を5冊読み放題、教養を学べる動画を見ることができるなどのサービスがある。暇がある時に雑誌がわりにパラパラとめくっているのである。


閑話休題。上記の記事では努力というのは85%ぐらいでやめておいた方がもっとも成果を高めることができるという現象についていろんな事例を示しながら書かれている。えてして努力というのはそういう側面がある。


意気込みすぎというのはそのプレイヤーの視野を狭めてしまう。また、一時的に100%の努力をすることができたとしてもそれで出せるパフォーマンスというのは長続きしない。物事で成果を出そうと思うならば長期的に安定したパフォーマンスを出すことを求められるために、一過性で高パフォーマンスを出せたところで結果は大したことにならない可能性が高い。


これは人生における努力のあり方でもそうなのだけど、成功者になりたいからといって勉強でも趣味でも生活全般でまんべんなく高パフォーマンスを出すための努力をしてしまうと、いつかエネルギーを使い果たして燃え尽き症候群に陥る。仕事の場合でもそうであるけど、自分の能力以上の成果というのは一時的には出すことができるけど、周りからの期待に無理して応え続けようとした場合、そのうち自分の能力以上の仕事を積まれるようになり行き詰まるようになってくる。ピーターの法則とかそういう現象かもね。


僕の人生経験でも最近になって理解してきたことであるけど、物事で成果を出したいと思った場合には、その行動をし続けられる仕組みというのを最初のモチベーションの高い段階のうちに考えて作っておき、あんまり心的エネルギーなどのリソースを使わなくても努力をし続けられる工夫というのが重要なのである。僕も度々「根性よりも仕組みつくり」という繰り言を言ってるけど、最近になって体感でその効力というのが理解できてきた。


何か自分の能力を伸ばしていくために練習が必要なことというのは色々ある。うまい絵を描くためには毎日ちょっとでも線を引く練習をしないとならないし、ブログを継続するためには毎日書き続けねばならない。仕事でも成果を出すためには工夫をしながら手を動かさないとならない。


そういう日々の努力を継続して続ける場合には、自分が疲れないぐらいのほどほどの具合で作業を続けるという感覚を初期の段階で掴んでおかないといけない。習慣を始めた最初の頃というのはモチベーションが高くてついつい自分のやれる分量というのを高望みしてしまうけど、そういうのはすぐに力尽きるやつなので自分を過信しない方がいい。かといって、いつまでも自分が退屈するような小さすぎる分量ではいつまでも成長しない。


この習慣を身につけるための努力の分量というのは7:3ぐらいである。7以上に努力をしてしまうと疲れてしまい続かない。3以下の努力をしているといつまでも成長せずに退屈してやめてしまう。ほどほどの分量で努力をすることでコンフォートゾーンにも陥らず、燃え尽きもせずに継続して努力を続けることができるのである。そのいい具合の努力の分量というのを習慣を始めた初期で掴むことができたのなら、その習慣は長続きする。


それに、人生を良くするための努力というのは、新しいアイディアを生み出してやり方をブラッシュアップする必要もある。習慣というのは、長く続けるとそのことをやるエネルギーというのが減って楽にやることができるようになるけど、同じことを長く続けると必ずマンネリに陥る。日々の継続の中でもっと効率を高めたりとか精度を上げられるのかという工夫をするためのPDCAサイクルというのは意識してた方がいい。


ウィンストン・チャーチルの名言で次のようなものがある。「成功は最終目標ではない。失敗は致命的ではない。大切なのは継続する勇気だ」。自分が良いと思う習慣を見つけて、それを7:3ぐらいのリソースで継続することが最終的に満足度が一番高い人生を送るコツなのかもしれない。やりすぎてもダメだし、退屈するほど力を抜いてもダメだ。張り合いのある人生を求めるならばそういう考え方は必要なのかもね。

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