超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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人生にも勝負にも勝つにはコツがいる。

人生にも勝負にも勝つにはコツがいる。


修羅場修羅場だなー。仕事の納期が近くてさ、振られた作業の工数を算出してみると余裕ギリギリというところ。来週からはフル稼働で働かねばならぬかもしれぬ。ブログについても短縮版を書かないとならない事態になるかもしれん。


んー、僕はひとまず何かタスクを振られた時は、その仕事の中でやることをタスクをバラして具体的な作業をTodoリストに書き込み、そちらを工数算出して予定をカレンダーに書き込んだのちに作業を開始する。そんな風にして最初の段階で工数を出しておかないといつ怒られるか分からない。エンジニアにとっては納期遅れと確認漏れは怖いミスなのである。


なんかもう、転職したいーなどとブログでも騒いでいるけども、転職活動のために自分の自己分析をやってみると今までのキャリアがズタボロすぎて眩暈がする。


病気でのブランクの穴が大きすぎるのももちろんなのであるが、それ以外でも思ったよりも大した成果を出せておらず、自分の純粋な価値で転職市場に挑戦を挑んだところでロクな求人はなさそうであるな。


スペシャリストとして何かすごい技術を持ってるかというと、それは全然大したことないし、40代ぐらいからはマネージャー職に鞍替えという路線もあるけども、僕はせいぜい3人程度のチームでマネージャーやってるような業績しかない。その程度では転職するほどの業績にはならんだろう。


というか、今の自分というのは対人関係で交渉ごとのようなことがまったくできない状態になっており、折衝が必要そうなSEであるとかその辺りの業務もできない気がする。どうも相当いろんな物事の自信というのを失ってるようであり、人に対して強く出るというのが難しくなっている。交渉ごとでは常に受け身の状態であり、自分の主張をすることができない。


まぁ、原因ははっきりしてるけど、何度もストレッサーの上司に心を折られすぎて仕事で何かやるのが恐怖心植え付けられちゃったよね。くだらん話である。


人の目など気にしたところで、別に他人は自分の人生に責任を持ってくれる訳でもないのだから何1つとしてメリットはないのだけど、それでも最近の僕は他人の顔色を窺うようなコミュニケーションの取り方をしてしまうのである。なんじゃろ、根拠もなく自信満々というのも安心して仕事を任せられるもんではないから怖いではあるけど、卑屈な相手というのも気を遣ってしまい話しかけづらい。


自分自身の自信のマネジメントとしては、スモールステップで自分の小さな実績を積み上げることで自信を回復させることだろうなーと思う。こういう、やられ状態で自信を失ってる時に一発逆転を狙ってギャンブルをしてしまうのが怖いんだ。僕のいつもの失敗パターンというのは、負け込んでる時にジタバタして、自分の首を絞めるような行動で致命的な失敗をするというのがいつものやつである。


こういう負け込んでる時には勝負の場から降りて、しばらく鉄火場の傍で寿司でもつまみながら盆を眺めていれば良いのである。勝負は時の運であるし、勝ってる時には大きく張って、負けてる時にはサッと引くのが上手い立ち回りかたである。いつも勝負に負けるボンクラは、負けてくると頭に血が昇ってさらに賭け金を突っ込んで傷を広げていくものだ。ボンクラは勝ったところで絶対勝ち逃げができないからボンクラなのである。


人生というのは諸行無常と言われている通りに、常に調子は移り変わっており勝つことも負けることもその時の運と環境次第である。自分の能力や意志の力で大局の状況を変えようと頑張ってる人もいるけども、人間のちっぽけな力で変えられるものというのは本当に少ししかなく、我々は自分の気分ですら自分の意思でコントロールするのは難しいのである。嘘だと思うなら、10秒待つから今すぐこの場で最高にハッピーな気分になって欲しい。こんな風に我々は自分の気持ちですら自由できないものだ。


勝負に勝とうと思うのならどうすれば良いかというと、失敗しても死なない程度まで安全を確保して、そこでサイコロを何度も振り続けることである。


サイコロの1の目をたくさん出せば勝ちというゲームで、絶対の必勝法は何かと問われると、何度も勝つまでサイコロを振り続ければ良いのである。運が絡んだ勝負で勝つ確率を高めるためには試行回数を増やせばよく、これは確率を操るための数学の問題である。


人生における勝負でも、勝つためにはどうしたらいいのかというと再起不能になるまでの大負けをしなければ良い。自分のリソースを意志の力で調整して、継続して勝負の場に立てるようにコントロールをし、一が出るまでサイコロを振り続ければ良いのである。


浅田次郎という直木賞作家が言ってるが、「人間死ぬと思えば石に転んでも死ぬ。だが、生きると決めたのならば案外戦でも生きられるものである」。極限状態においても人間は希望をなくした人間から脱落していく。しかし、希望を持ち続けることができる人は強いものである。自分もかくありたいものだと思う。

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