超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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僕が小説執筆で使ってるのは「ブルーカラーの創作技法」というやつです。

僕が小説執筆で使ってるのは「ブルーカラーの創作技法」というやつです。


今日は夜からちょっと用事があるので、急いでブログを書く。まぁちょっと聞いてみたいウェビナーがあるもんで、そちらが20時からなんで、今日は晩飯も外食だね。


さて、書くことがないな。個人の雑記ブログの利点の一つで、書くことがない時は「書くことがない」という書き出しで始めることができることであるけど、あんまりこれを多用すると読者に呆れられて僕のようになる。


実際のところ、最近はどうにも特にやりたいことが見つからない日々という感じであり、休日はいつも母親か自分の病院であるし、平日の夜も土曜日の時間を空けるためにニュースレターの原稿を書いてるような感じで、趣味のことをやる時間がない。


1月から3月まではVue.jsの勉強をしていたりとか、ブログを簡単にショートカットキーで投稿するようなプログラムを作成してたけど、そろそろ玲と真輝の小説の続きを書きたい気分になってきた。


彼女たちの小説の続編については、頭の中ではすでにイメージが固まってる感じであり、どこに行ってどんなことをしてどんな風な結末を迎えるのかーというラフはできている。そこんところをまずはプロットを組み上げてイベントの順番などを考えたりとか、どんな風な場面ごとの箱書きをしていくなどかという作り方をしていく。


僕の創作における重大な問題点としては、とにかく筆が遅いことであり、アイディアが浮かんで作品を完成させるまでに数年掛かるというのは普通に起きる。また、完成させられるかどうかも運次第であり、場合によっては途中で書く気力を無くして作りかけで放置してあるプロットの残骸も無数にある。


そういう、思いついたアイディアを作品にすることができないという悩みを持ってる小説志願者は沢山いるだろう。昔、「ファイナルファンタジータクティクス」というゲームの中に出てくる劇中劇の中で「物語の書き出しだけを沢山思いつく才能」を持った作家志願者がいたけど、これは何かの天罰で神にでも呪われたとしか思えないような才能である。


まー、ともかく、アイディアが思いついたのならとりあえずラフにメモをして転がしておくことは大事だ。僕が書いたりする小説というのは大体3万字から5万字程度の中編であるけど、これぐらいの分量でも本文を執筆するのは3ヶ月から半年ぐらいは掛けたりするからね。


けっこー、他作品のために思いついていたアイディアが、他の作品に流用できたりして使えるというのは良くある。このキャラクターにこんな癖とか持たせると面白いよねというメモを書いてたけど、ボツになり、それから後に書く作品でそのキャラクターの特徴を流用してたりとかそういうのは良くある。


僕は東方Projectの二次創作小説も沢山書いてるのであるが、当然ではあるがオリジナル作品で東方キャラを出しちゃう訳にはいかない。しかし、昔に二次創作小説のアイディアで、このキャラにこんな性格つけしとくと面白いよなーという考えが、後でオリジナル小説を書くときにケミストリーを起こして繋がっちゃうことがあり、こいつはガワはオリジナルだけど中身は東方二次創作の設定からの流用というアイディアがあったりする。


まぁ、でも、こうやってアイディアを組み合わせて既存の作品などからでもパーツを拾って、新しい設定を思いつくというのは、創作の中では使いやすいテクニックかもしれない。創作のやり方は人それぞれで、中にはなんとなくのモチーフやアイディアで頭の方から書き始めて、根性と気合いで最後まで一筆書きで10万字以上の長編小説を書いちゃったりするプロ作家もいるかもしれないけど、僕はそうではない。


基本的にはフックとなるアイディアだけを、ネタ帳に書き溜めて、そのパーツパーツを組み合わせて一つのキャラクターを作ったり、物語を展開させていく。物語を一から順に作り上げていくよりは、こちらの方がはるかに楽で効率的であり、なおかつ自分比で「おいしい」物語になりやすい。


僕のこういうアイディアについてもオリジナルではなく、漫画の神様の手塚治虫が創作の秘訣と言ってる方法をパクってるだけである。手塚さんが考えているオリジナリティというのは、既存の作品のパーツの組み合わせであり、自分の作品や他人の作品をリサイクルすることで新作を作ってたのである。


こういう考え方はまぁ、純文学を志向してる人から考えると論外なやり方なのかもしれない。僕的にはいろんなプロの人の作品でも、それまでの既存の色々な先人のアイディアから大きく影響を受けており、真にオリジナルな作品というのは存在しないかもしれないと思ってる。


僕はこういう創作技法については「ブルーカラーの創作技法」と名付けているけど、乱暴にいうのなら、芸術性とか創作理論というのはどうでもいいから、さっさと読者が読んで面白いおいしい作品を作ろうぜという方法である。それこそネット上には玉石混交な無数のワナビが作った小説があるのであり、その中から自分の作品を読んでもらうためには文学性とかはこだわっても仕方ないところがある。

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