「エッセンシャル思考」を読んだので感想を書こう。
「エッセンシャル思考」(グレッグ・マキューン著)を読了した。故に、今日はその読書メモと感想を掲載である。本に関しては読んだ後に「良かったー」だけで終わらせると後に残るものがなにもないので、感想やメモをアウトプットする必要性がある。僕の読書メモは読了後に頭の中に残っている内容をevernoteにガシガシ叩き込んで、それからわかりにくいけど重要っぽい所を索引などでさかのぼって、軽くコピペしたりなどとそんな読書方法を取っている。まぁ、でも基本的に読んで後々に役立てたい本であれば何度も繰り返して読みますよ。
よく、読書家で家に書庫をもってとてつもない本を保存している人がいたりするけど、本の使い方としては、本当に人生において必要な本を10冊程度だけ手元にのこして、あとはブックオフなどに売っぱらうのが場所も取らなくていいです。読むべき本に関しても、あんまり知識ばかり増やしていっても選択肢が増えていくばかりであんまり生きやすい人生にならないでしょう。本当に自分にとって重要な本を何度も読み返すのが人生において効率的な読書の気がします。
別に本題の「エッセンシャル思考」の内容とは関係ないけど、そういう事を考えながら読んでいたのですね。ではまぁ、読書メモを晒しますか。
- 人は心で思うところの者になる
- 物事の本質を掴んで、その本質に対してリソースを割り振るような思考法をエッセンシャル思考といって、そこに至るまでの方法論を述べている。
- 多くの人に仕事を押し付けられて、本当の人生を送る事ができない人にオススメできる本だと思う。他人の評価に振り回されて、自分の仕事が出来ない人を著者は非エッセンシャル思考と言って切り捨てる。
- 多くの仕事をやるようなlifehackより、本当に必要な仕事を選択する思考力を重視する。
- 物事はトレードオフであり、全体の生産性を上げるためには不必要な仕事を排除する必要性
- 睡眠は8時間以上取るようにして判断力が衰えないようにする。睡眠不足はアルコールよりも思考力を奪う。
- 本質目標を決める。曖昧なありふれた綺麗事のフレーズを人生の目標にするのではなく、シンプルで、具体的で、魅力的で、測定可能な目標を打ち立てる
- 本質的な仕事を見極めるためにそのルール作りを重要視する。90点ルールと言って、その物事が90点に達していなければ選ばないというルールを決めて、人生の選択肢で悩む時間をなくす。
- 自分の人生の中で必要ないことがあるならば、モノにせよ考え方にせよ、切り捨ててシンプルなリストを用意する。生活習慣の中でも悪い習慣があるならばすぐに直すようにして本質的な事にリソースを集中する
- 本当に幸せな人生はシンプルである。自分の中でやるべき使命がはっきりしている人生こそ生きるに値する人生である。
この本が有効であると思われる読者は、人から押し付けられる仕事を断れずにアップアップしているサラリーマンですね。如何にして、人から押し付けられる仕事を断って、自分の人生を生きるか?という事に視点が当てられてます。それ以外にもミニマリストっぽい思考法がいろいろと出てきますけど、この本で語られるのは物や仕事を捨てることよりその仕組みづくりが中心です。押し付けられる仕事が断れなくて、生活まで悪影響がでていると思う人には有効な本ですね。
僕はまぁ、仕事に関しては定時で帰る様なスタイルを取ってるし、そこまで仕事を押し付けられてるって感じもしないホワイトな職場なので、この本の必要性は感じなかったですね。でも、生活の中で一つの本質目標を決めて、それにそぐわない事柄は断捨離するなどの目標達成の技術は勉強になりました。
今日の徒然
今日は腰が痛い。何が原因なのかさっぱり分からぬ。寝てから起きたら腰が痛くなっていた。別にぎっくり腰ほどの痛みは無いのだけど、それに近いぐらいの腰の寝違えをやったっぽい雰囲気がある。
明日のランニングに支障をきたすなぁ、これ。明日は走れないかもしれない。とりあえず、今日はストレッチだけやってスクワットはしないで置こう。土日はねー、12時間ぐらい寝ちゃうからその間の姿勢で無理な姿勢があって、寝違えにつながったのかもしれない。結構、インナーマッスルに負荷が掛かってて疲れが溜まってたのかもしれないな。足腰の運動をしているからこういう事があるのかもしれないな。
今日は友だちとラーメン食ってきて、後は自宅で適当に本をぼちぼちと読んでいた。ラーメン屋の写真だけはあるのでそっちを貼っとこう。
そういや、前も国場の丸源ラーメンには行って、写真と情報を掲載していましたよね。今回は辛い肉そばを頼んだのだけど、マジで激辛でスープなんて全然飲めなかった。ちょっとなー、セットメニューで辛いラーメンも選べるんだけど、これに関してはホントに辛いのが許容できる人じゃないと食べれないかと思われ。なんか、ラー油をぶちまけて一味唐辛子をばっさばっさふりかけた様なすごい奴がやってきたので・・・。
この友達とは最近の虐待死の話なんかをしてた。こいつは教師なのだけど、やっぱ教育現場でもあの父親が取ったような行動をされるときっぱりと断るのが難しいらしい。法律的な知識のある人間を教育現場に置いておく必要性などを語っておった。いずれにせよ、あの事件は許しがたいことではあるんだけど、それで事件のあった学校に爆破予告とかが行ってるらしいんで、twitterなどのソーシャルメディアがある時代の議論ってのは難しいなと思う。現実的にできることといえば、政治に働きかけて児童福祉の予算をふやして、児童相談所の職員を増やすぐらいですよ。議論は重要だけど、ネットリンチのような私刑を許容してたらいつまでも社会は熟成せんだろうな。