超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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僕も中毒性のあるエッセイを書いてみたいぞ。

僕も中毒性のあるエッセイを書いてみたいぞ。


チョリーッス、どうも、僕です。さて、今日はジュンク堂に行ってブックサンタという恵まれない子供達に本を贈るイベントに参加してきた。



この「ブックサンタ」というイベントがどんなものなのかというのは、以前のこのエントリーで説明したかな。


www.ituki-yu2.net


このイベントに対する僕の思い入れなどは上のイベントで大体のべたと思うので、ここで再度また同じようなことを書くことはない。ブックサンタは寄付をするアイディアとして非常に面白いので、僕も楽しんで本を選んで贈ることができた。贈ろうと思っていた本で「童話物語」を探してみたのだけど、あれは別にベストセラーの本という訳じゃなくて、本当に自分にとって思い入れがある本というだけですからね。ジュンク堂の方で探してみたけど見つからなかった。なので、さくらももこの「もものかんづめ」と「さるのこしかけ」の方を贈るということに方針転換した。


ジュンク堂沖縄県内で一番大きな本屋である。ビルがあって1階から3階までは全部ジュンク堂のフロアで、最近の売れ筋の本であれば大体ここにきたら見つかる。今日、ジュンク堂に来たのは自分が読む用の本を探して色々と本を読み漁りながら最近の流行りを見聞して、いくつかの本に関しては購入するようにした。


ブックサンタが面白いなーと思ったのは、子供におすすめの本を贈れるということだよね。僕はさして読書家ではないけども、小学生の頃から図書館に入り浸って学研の学習漫画を読み耽ったりとか、おすすめ文庫の本を読みまくったりしてたよね。そこから色々と拗らせて暗い少年になったりしてたけど、コンスタントに本を読みまくってたよね。


なんか、少年期の時は父親の本棚にあった椎名誠のエッセイを読みまくってたのである。シーナさんはいろんな所に貧乏旅行に出掛けて、ひたすら魚を釣りまくり、荒れ狂ったように馬鹿でかい焚き火を作り、みんなでその周りで火を吹いたりしながら踊り狂ったりしてるちょっと危ない人である。僕はシーナさんのエッセイがことのほか大好きで、怪しい探検隊シリーズから新宿赤マントシリーズまで読みまくってるのである。


僕はそのほかには浅田次郎のエッセイなんかも大好きでしたね。浅田のオッサンに関しては直木賞を鉄道屋で取った後には文化人風のかしこまった内容を書くようになってるけど、初期の「勇気凛々ルリの色」みたいな作品に関しては、自衛隊あがりでヤクザを経由しつつ恋愛小説を書くのが辞められないヤバい人のエッセイであった。浅田のおっちゃんは、壬生義士伝みたいな真面目な時代小説も面白いと思うけど、初期のプリズンホテルみたいなヤクザ絡みのギャグ小説の方が好きだったな。まぁこの人は自分でもええかっこしいと認めてる人なので、今は文化人の顔を頑張ってるのだなーと思うと微笑ましい。


わりかし僕もいろんな人のエッセイとかブログなどを読んできたけど、随筆というのは書いてる人の境遇や思想がヤバければヤバいほど面白いという法則があると思う。やっぱり人がなんで他人の随筆なんぞを読むかというと、自分の考えつかないような奇天烈な発想を読んでみたいという欲求のもとで読むジャンルであるかと思われる。真面目な人が真面目なことを四角四面に書いた新聞の社説に載ってるようなエッセイというのもそれなりに需要があるかもしれないけど、別にそんなもんは好き好んで読んで面白いとは僕は思わん。頭がおかしいヤバい人が書いた、不真面目で教育に悪そうなエッセイというのは麻薬的な魅力があるのである。


僕自身、このブログで書いてる文章というのは随筆のようなものを書きたいと思ってるのだけど、果たして自分が書いてるものが面白いのかどうか?というのはよくわからん。どうも、僕の境遇というのも一般的な人から見た場合にはマイノリティであると思うから、それなりに書いてる文章は希少性がある内容であるんじゃないかと思われるのだが、別に希少性のある文章がすべて面白いとは限らんもんな。


なんかさ、さくらももこのエッセイにしてもそうなのだけど、面白いエッセイというのは繰り返し読みたくなるような中毒性があるもんなのだよ。なんか大上段に構えたためになるような文章などは書けなくても良いけど、一部の人には死ぬほどハマる文章というのを書いてみたいものだね。面白い文章を書けるようになりたいぞ。どうすれば面白い文章が書けるのかよく分からん。ひとまず好きな作家の文体を真似たりとかそういう練習かな。

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