超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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不可能を可能に変える小さな日常の行動とは。

不可能を可能に変える小さな日常の行動とは。


なんか最近は自信喪失してることが多いらしい。なんでだろ、どうも8月に入ってから体調を崩しがちであり、先週にサウナに入って少し回復したけどもまたしても疲れを溜めてるような感覚がある。


グルグル思考はしてないんだけど、どうも自分に対して自信を持ててないなと感じることが多い。オフィスで働いていると、自分は足手纏いじゃないかとか障がい者雇用の人間など普通はいらんだろみたいな発想が浮かび、それで調子を崩して一日中モヤモヤしてることが多い。


んー、なんか自分はそうならないようにコーピングとかを頑張ろうと思ってたのだけど、どうにも自尊心であるとか自己肯定感に対して悪影響が出始めてるな。そういう自己肯定感の低下というのは、ちゃんと何か嫌な出来事があったのならばブログや日記で思考を整理しておいて、しっかりと腹落ちするところまでちゃんと思考を検証することで回避できる。


最近、なんか自分の行動に対して自信を持てない感覚が増えてきた。本来僕は自己肯定感に関してはそれほど問題を抱えていない。いろいろと障がい者になったりとかしてぐっちゃぐちゃになった時期もあったであるけど、自分でやれることをスモールステップで積み上げていくなどの、自分でやる事ができることを増やしていく努力をやったので自信は回復した。


ほんとまあ、いろんなメンタルヘルス関係の問題を患ったりとか仕事や学校で失敗をしてしまって自信を失い、障がい者になったりとかひきこもりになってしまう事は人生の中では普通にあり得る。僕自身、統合失調症を患ったときには陰性症状のために1年ぐらいはずっと引きこもりで寝たきりになってた時期というのがあったのだけど、あの時は地獄であった。


というか、このブログで毎日更新を始めようと思ったきっかけというのが、そのような陰性症状が抜けきらずに就労移行支援施設にて不安定な生活をしてた頃に、生活リズムを安定させるために何かを習慣づけようと思い立ったからである。そのころの僕の状態というのは、常に眠くて何もやる気が起こらずに人生全般を投げやりに生きてる感じだった。その頃はタバコを吸ってたのだけど、一日中ベランダに座り込んでタバコを吸う事だけが人生の生きがいという時期があった。


そういう完璧に人生を投げちゃってる無気力な時期を抜け出せたのは、ブログの毎日更新を続けたおかげだよね。僕はまぁ、大学では心理カウンセリングを専攻してたので、こういう自尊心を失ってしまったときというのはスモールステップでできることを増やすのが重要みたいな理屈は知っていた。自己肯定感を失うと認知が歪むし、認知が歪んだ状態では何事にも自信をもって行動をしてパフォーマンスを出すことが難しくなるので、まずは小さなことでもいいから成功体験を積み上げる事が重要と言われている。


なにかひきこもってしまったりとか人生でつまづいてしまうと、人間は一発逆転を狙ってギャンブルな大きなことをやろうとしてしまう。そういう状態の時にやる大きな挑戦というのはほとんど成功しない。たとえば、引きこもりの状況を脱出しようとして東大を受験したり司法試験を受けようとか頑張ってしまう人はいるかもしれないけど、そういう大きすぎる目標は失敗をしてしまい逆に大きく自信を失う原因になりかねない。


人生においては「禍福は糾える縄の如し」というか、仏教でいうところの「諸行無常」というのはマジである。人生でどれだけ成功していようが、ちょっとしたスキャンダルであれよあれよと落魄して自殺してしまう有名人もいる。逆に、どれだけ人生のなかで重い障がいを持ったりして苦しい状況におかれようとも不屈の努力で自分にやれることを積み重ね、最終的には大きな成果をだしてしまうようなヘレンケラーや草間彌生のような人もいる。


人生の苦境に置かれた時に仏教の「諸行無常」という考え方を学ぶのは役立つかもしれない。人間の置かれている状況というのはさまざまなパラメーターが左右して発生しているその時だけの現象であり、人間が意志の力で決定できることというのは本当に小さなことだけだ。パワハラ上司にいじめられていたとしてもその会社を辞めてしまえば人間関係はキャンセルされるし、どれだけ大金持ちで成功しているように見えても病気などで落ち目になった瞬間に人々が離れていくということもある。


これは重要なのでしっかりと覚えて欲しいのだけど、「人間が変えることができるのは自分の日々の習慣だけ」である。何かすごい人たちというのは特別な方法を知っていてそれで成果を出していると思うかもしれないけど、彼らも普通の人間でありその普通の生活の中で自分のモチベーションを飼い慣らし、割り振れる日々のリソースを目標に向けて能力を鍛えてるのである。


なので、失敗をしてしまい自信を失った時も、日々のルーチンを変えずにその中で自分がやれていることを再評価してやることが重要だ。失敗をしてどん底に落ちてる時は、毎日運動靴を履いて散歩に出てみるとか、手頃な小説を大学ノートに書き写してみるとか、毎日決まった時間に寝て決まった時間に起きるなど、スモールステップでできることに達成感を求めるのがいい。そうやってやれることを積み上げているといずれ自信も湧いてくる。いきなりすごいことを成し遂げることは誰にもできない。まずは自分がコントロールできる小さなことをしっかりと成し遂げよう。

「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道」

大リーガー イチローの名言

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