フリーランスみたいな働き方にも興味がある。
すっかり季節は秋であるな。沖縄も気候がそろそろ涼しくなってきており、風も冬の風に近づいている。沖縄は住んでみないと分からないかもしれないけど、冬はそれなりに寒いのである。気温自体は冬でも10度以下に下がるということは滅多にないのであるが、海風が冷たいのだ。冬になると風が強くなり、体感温度が非常に低くなるという気候をしている。確か、どっかのテレビ番組で見たけど、沖縄県民を北海道に連れて行って寒さを体感させるという風な企画をやってたけど、冬の体感温度が低いせいか案外沖縄県民でも大丈夫だったということを思い出した。
さて、今日は何を書こう? 特にネットで面白い話がある訳でもないし、生活の方では普通に仕事をしているだけ。長くブログをやってるとこういう事がしょっちゅう訪れる。慣れてしまうと、ネタがない時に無理やり内容のない文章をダラダラと書き綴るのがうまくなってしまうのだけどね。僕のブログ執筆スタイルは毎日休まずに書く事であるし、ネタがないぐらいで苦しんでるとやってられないのである。
ちょっと仕事のことについてでも考えようかなぁ。なんかさ、度々このブログでも書いていることだけど、僕は最近、自分の身の振り方について微妙に悩んでるところなんですよ。生活の方は、無駄遣いをしなければ貯金をしてちょっと温泉旅行に出かけるぐらいの稼ぎはあるし、まぁ今の職場でも食うのに困らないではあるかな?と思うけど、どうにも自分に対してプレッシャーを掛けてくる同僚がいるし、気分的には転職したいのですよね。
しかし、転職したい旨の話はこのブログでも何度か書いてきたのだけど、どうにも緊張感が足りないのかなんとなく転職活動もサボりがちなのである。これが身に迫った危機であるのなら、すぐさま転職エージェントなんぞに登録してズバッと仕事を辞めちゃうかと思うけど、なんとはなしに今の仕事で生活は食えてはいるのでダラダラと毎日おんなじようにルーチンで会社に出勤して今の仕事を勤め続けている。
プログラマ業界で勤めている人には常識かもしれないけど、この業界にはちょっとしたバグがあって、新卒で入った会社で定年まで勤め続けるよりも、転職を繰り返した方が年収が高くなるのである。プログラマのキャリアアップというのは、日常的に技術のことなどをキャッチアップしながら勉強し続けて、常に転職活動を続けておき、今より少しでも年収が良い会社を見つけたのならばすぐに転職するというのが常套手段なのだ。
僕もまぁ、4〜5度ぐらいいろんな会社を転職してきたであるけど、ブラック企業の落とし穴に嵌り、一回休みの上に振り出しに戻るみたいな目に遭っている。もうアラフォーであるし、今から新しい転職先を見つけて人間関係をリセットしてやり直すのもどうなのか?とは思いもするけど、なんというかこのストレッサーの同僚が嫌すぎて仕事を辞めたいみたいな気分が強い。
いっそのこと転職よりはフリーランスプログラマとして独立してしまうのはどうだろう?と考えたが、僕は非常に内向的な性格をしているのである。仕事をもらうための営業活動みたいなことはできる気がしない。それでも、最近はフリーランスプログラマの営業活動を肩代わりしてくれるエージェントみたいなものもあるらしいし、そういうところを活用しながら仕事をしていたら良いのかもしれない。
ちょっと以前、日経でこのような記事を見つけた。
無論、これはかなりの営業トークも混じった記事である。フリーランスになれば時給が2倍ということであるけど、健康保険や国民年金などの社会保障費みたいなものは自分で払わないといけないし、安定した稼ぎがあるとは限らないので、いざという時に備えて貯金もしとかないとならない。はてブのコメント群による話だと、サラリーマンの時給の3倍ぐらいが食えるか食えないかの損益分岐点じゃないかということだ。
経団連がフリーランスの働き方を推奨してたりするけど、これは雇うのに苦労せず労働力として使えて、育ててやるような義務もなく、必要なくなれば首を飛ばせる、お手軽な兵隊が欲しいという経営者側の意見を代弁してるのだろう。最近のジョブ型雇用の流行りの波にしてもそうなのだけど、経営者側は日本型雇用の終身雇用みたいな制度を捨てて、雇用の流動性を高めようという考えでこれからの社会を作ろうとしてるらしい。
これからの日本では、一つの会社で真面目に勤めていれば安定みたいな話は無くなっていくんだろうなーと思いますよ。フリーランスみたいな働き方は一般的になっていくし、年をとって定年後も何かの小さな仕事で働き続けるというのが普通になるんじゃないかと思われる。フリーランスでボロ儲けみたいな話は信用しないけど、安定性を求めるために新しい働き方を模索する必要性は感じるね。