超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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嫌な感情には名前をつけるとコントロールしやすい。

嫌な感情には名前をつけるとコントロールしやすい。


実にゲージが低い。僕は調子が悪い時はこういう表現を使うのだけど、なんか体のHPだとかMPが低そうな時は「ゲージが低い」と表現するのである。


無論これは僕の造語だ。HP・MP・経験値などの言葉はゲームから派生して生まれた言葉であると思うが、よくよく生活に馴染んでいる。僕ら以降の世代の人間であれば「ゲージが低いというのはMPが低い」と表現しておけばひとまず理解はしてくれると思う。


ちなみに疲れ果てて体力が残ってない場合には「HP3」とも表現する。こちらは寝れば回復するのでまだまだ対応しやすい。「ゲージが低い」場合には、何かしらの状態異常が付加されておりHPがない時よりも回復しにくい。


僕のブログでは何か状態異常で「神経焼き付き状態」のときには「デバフ」という風な表現も使う。オレオレ造語ばかりが乱舞しているがお付き合いください。


どうも僕の体調不良では特徴的な症状があるのだけど、何か嫌なアクシデントが発生してグルグル思考でダメージを受けた時は、その後数日に渡ってメンタルの不調状態が続く。この時、思考自体はなんとか整理できて問題は解決したのだけど、不安な感情だけが抜けずにもやんもやんし続けてる場合があるのである。この「デバフ」状態の時には、全体的な能力値が下がった状態であり、素早さが下がって命中率が落ちてる状態である。またランダムなターンで混乱して味方を攻撃したりする。


「デバフ」状態の時はジタバタしても仕方ない。こういう時は回復のためのアクションを起こそうとしても思考力自体が鈍ってる状態であり、気晴らしでブログを書くとその内容で自分が傷ついたりするような感じである。「デバフ」については自然回復でしか復活しないので、数日間は毎日気分悪い気分悪いとブログの冒頭で連呼しながら回復を待つしかない。


僕は昔っからさまざまな種類の体調不良に悩まされてきたので、体調不良を表現するボキャブラリーが他の人よりも多いのである。体調不良にもいろんな種類の調子の悪さがあり、そこんところのグラデーションを表現するには大量の造語が必要になるのでこんな感じになっている。


いやまぁよく分からん書き出しで始まった今日のブログであるけど、こうやって自分の体調について言語化する言葉を作るというのは、ストレス管理の視点から見るとなかなか優れた方法ではないかと思うのである。「あ、今はMPが低くてデバフが入っており、何か頑張ろうという気力はあるけど行動するとまずいな」と自覚できているのであれば無茶な行動はしないようになる。


最近、調子が悪いからメンタルケア系の記事が多いけど、今回も例に漏れずそうである。しかし、今回の不調に関してはMPの低さが問題ではあるが、体の方は健康であるし、とくにグルグル思考なんかも入ってない。なんとなくネガティブな発想が浮かびやすいようなメンタル不調状態ではあるが、これは休日にサウナにでも行けば調子が戻ってくるやつだろう。


やたらと体調の様子についてゲームに結びつけた単語で表現しまくってるけど、こうやって自分の体調の悪いネガティブな感情を認識できるようにしておくと、なんか嫌な感じが減るのである。これはストレスから回復するためのコーピングテクニックの1つである。


これも一種のマインドフルネスのようなものなのであるが、自分のネガティブな感情をしっかりと認識した上でラベルをしっかりとつけてしまうと感情をコントロールしやすくなるのである。マインドフルネス瞑想にも「ラベリング瞑想」と言って、心の中で現れてきた雑念に対してラベルをつけて流してしまう練習というのがある。


そういうラベリング瞑想のような感覚で、自分の中に現れてきた嫌な感情や体調不良に対してオリジナルの名前を命名してしまうというのは立派なコーピングであると思うのだ。感情に対してなんとなく嫌だなーという感覚でモヤモヤしていても膨らむ一方でどんどん気分が不調になっていく一方である。それらのものに対して「あ、自分は今こんな事を考えているのか」と気がつくためにラベリングを行ってしまうとコントロール可能になる。


まぁ、不愉快な感情についてはコントロールしようとするよりは受け流すことが大事なのである。やな思考とか感情については、相手をして餌を与えれば与えるほどどんどん大きくなる怪物である。そういう感情があるなと認めたら、自分の体や呼吸に意識を戻してしまい、その感情については川面を流れる木の葉のように流れるままに任せるのである。


わからないものに名前をつけるというのは、そのことをコントロールするための手段として古来から使われてきた。別に僕はそれは意図してる訳でもないけど、不調な感覚に名前をつけるのは悪くない方法だなと後から思った。他にもいい方法があるのなら体で試してみて良さそうだったら紹介するよ。

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