超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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休息というのは高度なテクニックが必要だ。

休息というのは高度なテクニックが必要だ。


今日は日曜日であるな。今日は午前中は食材の買い出しに出かけて、午後からは自宅で適当に転職活動のための求人の調査などを行っていた。


転職活動についてはまぁいいかな。僕はひとまずメンタル的に潰れないように7:3ぐらいの比率で、やりすぎないようにとまったく停滞することがないような感じで転職活動は進めようと思う。焦って飛び出して路頭に迷うというのはまったく救いのない人生になってしまうので、安全第一でまずはしっかりと相手の企業を見極めて自分と波長があう企業に転職してしまおうという計画だ。


僕の場合は疲れないことというのが一番大事なんだよね。メンタルが疲れ果ててしまうと思考が歪んでおかしな強迫観念が発生してくるし、認知が歪んだ状態ではまともにものを考えることができなくなる。


そういや、今日はこんな記事を発見した。


mag.executive.itmedia.co.jp


「休む」ということが難しいことであることを伝える記事であるけど、それは真であるなと思う。休日の過ごし方でも漫然と長く寝るような過ごし方をすると、かえって疲れを溜める。


僕はこういう休日の休み方というのが以前はまったく下手だった。休日には平日でやれないプライベートのタスクをガンガン詰め込み、土日も走り回って疲れが取れない。また、それなのに金曜日の夜は2時ぐらいまで夜更かしをして、土曜日の午前中は全部寝てしまうという風な休日の過ごし方をしていた。


こういう休日のスケジュールの考え方というのを変えるきっかけになったのは、借金玉さんの「発達障害サバイバルガイド」を読んだためである。こちらは発達障害者向けのライフハックを扱った書籍であるけど、多分健常者でも参考になるような生活改善方法が色々と載っている。



僕はどうも発達障害ASDのケがかなり強いのか、一度こうであるという生活のルーチンを決めてしまうと変えることができない。一日の中でやるべきことというのは全部タイムテーブルが分刻みで決まっており、その間に割り込み作業を入れられるとすごく不機嫌になる。食事についてもここ2年ぐらいは毎日3食ずっと同じ完全食の「マッスルグリルの『沼』」を食べているし、できれば仕事でもやるべきことを変えないルーチンワークが好ましいんだよね。


自分のことはどうでもいいか。上記の「発達障害サバイバルガイド」の中で、目から鱗が落ちることが書かれていたのだけど、「完全休養日についてはどんな予定よりも先にスケジュール帳に入れておく」と書かれていた。これについては自分の発想になかったので、ものすごく感心した。


基本的にスケジュールというのは、他人から何かいろんなことを押し付けられて早いもの順で埋まっていく。僕はスケジュール管理にはGoogleカレンダーを使ってるけど、仕事のことであるとかプライベートでも母親の病院受診や自分の色々とやりたいことなどが発生次第、カレンダーは埋まっていく。自分の趣味であるとかやりたいことがある時も、土日の予定を使ってどこかに出かけたりとか休日で小説を書いたりとかそんなことをする。


この調子でやるべきことばかりをカレンダーに詰め込んでいくと、カレンダーはパンパンになり常にスケジュールに追っかけ回される事態に陥る。僕の場合はそれプラス、スケジュールに余白を作るのが好きではなく、スケジュールに空きがあると勉強したいことだとかプライベートでもやるべきことを探してきてスケジュール帳に詰める癖があったのだ。なので、以前の僕は休日があっても休んだ感じがせずに常に疲れ果てた状態で生活をしていた。


こういうスケジュールの詰め込みをする特性に対して「発達障害サバイバルガイド」で解決策が書かれているのだけど、「この日は完全に休む日」というのを最初にスケジュールに書き込んでおけば良いのである。これを聞いた時になるほどと思った。空白を作るのは嫌いであるけど、最初から休みの日をスケジュールとして計画しておけば、この日にはスケジュールを入れてるけど入れてない日ができる。この完全休養日のスケジュールというのは月に3~4日ほど入れておくのが好ましい。この日には他には予定は入れない。まず、最初に完全休養日のスケジュールを入れておき、それから他のスケジュールを設定していくのである。


また、「純度100%の休日」の過ごし方というのも重要で、この日はとくに意思の力を使わずに体を休める休み方を実行しなければならない。小説やイラストを描いたりみたいなことが趣味の人でも、あれは神経をかなり使うので休まったことにはならないのでそれ以外の行動がいい。


僕が「純度100%の休日」の過ごし方としていいなと思うのは、サウナやマッサージだ。あれらの休日の過ごし方というのは、頭をまったく使わなくても自然と自律神経が整って体が休まる。それ以外にも僕はカフェや図書館に行ったりするのは趣味だけど、コーヒーが好きじゃない人や本を読まない人は楽しくないだろうしこういう休み方についても普段から練習をしておかないとならない。


最初の方の紹介した記事でも書いてる事だけど、ちゃんと休むことというのは「高度な技術」なのである。とくに意識もせずに漫然と休んでいると、一日中ダラダラと寝たりしてかえって次の日に疲れ果てる事態になる。僕のように常にスケジュールに追いかけ回されて休むことができないという人もいる。普段から休み方というのは練習してないと効率的な休み方はできないし、仕事でもパフォーマンスを出すためには休み方の練習も重要であるよ。

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