超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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自己実現までたどり着くのは運と才能がいる。

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今日は金曜日なので質問回答の告知をしておこう。毎週日曜日は質問の回答を行っております。


marshmallow-qa.com


僕になにか質問がありましたらマシュマロまで。


最近は朝4時ブロガーならぬ朝5時ブロガーとなっているな。なんってか朝4時は早すぎて辛いんですわ。ブログの更新だけが目的なので、別に朝5時であっても1時間半ぐらいは時間があるので更新はできるのである。


何度か書いているけど朝ブログをやるのであれば、一番のネックは朝は書くことが思いつかないということだ。朝、起きたての頭ではスッキリはしていても文章を書くための集中力というか、煩悩なようなものが溜まってないのである。こればっかしは夜にブログを書いていたときのほうが楽だったことだ。夜は書きたいことが色々と溜まっているのである。一日の出来事が蓄積されてそれが文章を書く方向に向かわせているのかなーとそんな事を感じたりするのだけど、これについてまとめた書籍やエントリーに関しては寡聞にして知らず。


いずれにせよ朝ブログを順調に進めるためにはコツがいるのよ。まず、ネタ自体は前日の夜に考えていたほうが良い。朝の頭ではスッキリとしていて文章をまとめることはできるが、新たにネタを発送するのは朝は向いてない。朝でも文章をまとめることはできるけど、新たなアイディアを生み出すには夜の寝る前のほうが向いているのよ。だから、ネタ出し自体は前日の夜の寝る前に済ませておいて、次の日の朝に文章にまとめてしまうのが向いている。


そうさなぁ、僕の場合は別にネタ帳を作っているわけでもないからな。ブログの下書きに色々と書いている時期もあったけど、最近は直接エディターを開いて思いついた文章を叩きつけるだけだ。朝ブログをちゃんと続けていくのであれば、夜の空いた時間はネタの収集をちゃんとしておかないといけないでしょうね。こういう細かな工夫を色々とカスタマイズしてPDCAを回し続けるのは存外に好きだ。日中の暇な時間にネタリストをまとめておいて、朝5時からのブログ時間ではそれを取り出してガガッと2000字にまとめてしまうのが良いのかもしれない。いや、最近は本当にネタ切れがひどいからさー。大概、エディター開いても頭真っ白で手なりだけでキーボードを叩いていることが多々ある。こういうのはちょっと改めてパターンを再構築しないといけない。


さて、今日の本題はどうしますかね。昨日読んだシロクマ先生のエントリーでも取り上げようかなと思う。


p-shirokuma.hatenadiary.com


僕はまぁ、何度かこのブログでは書いているけどあんま知られてない事実として、僕は大学の専攻は心理カウンセリングだったんですよ。なんってか、シロクマ先生も書いているけど90年台から00年台にかけて、心理学系の自己啓発ブームで自己実現ってのが持て囃されている時期があったじゃないっすか。僕もなんかそういうのを読んじゃって「自己実現を目指そう!」的な自己実現からは遠い承認欲求で心理学の扉を開いちゃったのである。


なんってか自己実現で思い出すのがアカデミー賞受賞の映画「アメリカン・ビューティー」。あれはアメリカの成功した家庭を取り上げた舞台設定なんだけど、奥さんは社会所属以下の欲求は満たしていて、自己実現を目指そうとしていたように思う。あれは00年台の雰囲気がよく出ている映画だ。


あの90年台からの癒し系ミュージックからなる心理学ブームの時期というのは、この自己実現を目指そうってのが一つのキーワードになってた気がする。「いまその時を生きる」とか「気付き」とかそういうキーワードを散りばめた自己啓発本が本屋に平積みされてた。10年代後半の自己啓発本はもうちょっと即物的よね。シリコンバレーで研究された体に良い糖質制限だとかなんでも考える前にやる多動力とかそういうのがブームになってるよね。


90年台の心理学というのは精神的に熟成していって成長して成功を目指すという風な努力を推進するものであった。最近の自己啓発はそういう努力をすっ飛ばして、未熟な自分でも認めてしまえばそれすなわち成功という風に構造が変わっている。なんってか、twitterなどのSNSの発達がそういう思想の変化をもたらしたのではないかなと思う。別段、努力をして承認欲求を満たそうとしなくても欲望のままに押し出していけばちやほやしてくれる人がいるのである。そりゃ、めんどくさくて自己実現とかどうでもよくなりますわな。


僕がみた自己実現までたどり着いてそうな人のケースは、京都大学河合隼雄氏と行ってた大学のゼミの教授かな。なんってか、人助けをしようとするけど嫌味じゃないんですよね。自然な心根から人を救わなければという行動が出ていると分かるんですよ。あの領域はたどり着けるのは運と才能も必要だと思いますね。


最後の締めは、孔子の言葉にしておこう。

子曰く
吾十有五にして学に志す
三十にして立つ
四十にして惑わず
五十にして天命を知る
六十にして耳順
七十にして心の欲する所に従えども、矩を踰えず

論語・為政


40歳で迷わない領域までもたどり着けない人っていっぱいいるよなーとは思う。


【質問箱への回答】河合隼雄の「魂にメスはいらない」は読むたびに気付きがあるスゴ本だ。 - 超メモ帳(Web式)@復活
僕がやろうとしてるのは兼好法師から続いている忠実な随筆だ。 - 超メモ帳(Web式)@復活
他者を真に受け入れることの難しさ。誰もが認める正しい答えなんて無い。 - 超メモ帳(Web式)@復活

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