超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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若年層の情報収集の流れがアルゴリズムを使った方法になってるらしい。

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さて、土曜日なので質問回答の告知から。日曜日は質問回答を行っております。マシュマロの方まで質問を寄せてもらうと明日には回答を受けることが出来ます。


marshmallow-qa.com


現状、一件も質問が来ていないので出してもらえるとみっちりと相手することが出来ますよ?w まぁ質問がなければマシュマロのみんなの質問から適当なやつを2~3問ほど引っ張り出してそれに回答するというエントリーになるかと思いますけど。


さて、例のごとく(以下同文)。やー、分かっとるよ。僕もこうやって毎日おんなじような文章を繰り返したくはないのだ。僕がやらないこととして、お決まりの名乗りみたいな導入文章使うことはやらないのであるが、こうして毎日決まった導入をやっているとあの手の連中と対して変わりないだろう。


ブログ運営でもさ、長いこと毎日更新とかしているんであれば、毎度おなじみお決まりの鉄板ネタが決まっているとやりやすいではあるのよ。例えば魔夜峰央の「パタリロ!」の中で導入の一コマは必ず常春の国マリネラになっている。



マンネリズムというのはやってみると分かるけど毎日更新などの導入部分で非常に使いやすい。大体、毎度おんなじマンネリネタで聴衆の引き笑いを取りつつ、いざとなるとパターンを崩してしまう。一つは持っていると使い勝手がよい鉄板ネタなのである。


僕ん所だとネタ切れ弄りかなぁと思うんだが、別にこれはネタのつもりでも無いのである。本気でネタがなくて初手において敗北宣言で白旗を高々と掲げているのが日々の前置きなのだ。


だけど、なんだかんだでネタがないと言いつつ、1000字ばかしネタがないことを書いて、訳わからんノリが集まってきたところでエネルギーを後1000字に叩き込んで毎度おなじみの僕のエントリーは形成される。大体、長くブログを書いている人ならばその人なりの文体が完成しているものであるが、僕の文体はネタ切れ語りである。ネタがないネタがないと語りつつ絶対ブログはやめない。なんだかんだでネタがないまま毎日2000字をぶち抜く質実剛健で安定感溢れるスタイルこそ僕の文体である。


さて、ようわからん自画自賛で1057文字完了。今日の本題はちょっと前にブクマしたこの記事を使おう。


moduleapps.com


なんかさー、最近の若者は情報収集の方法としてはわかんないことがあって検索するのではなく、出会った情報を保存しておくタイプなんだとさ。

若年層が行っている情報収集術とは?

スマートフォンユーザー情報行動調査の分析をもとに、10~20代のいわゆる「スマホ・ネイティブ世代」から広がる新たな情報行動を「情報引き寄せ」と名付けて紹介した。

従来は、欲しかった情報を見つける際、その都度、検索サイトでキーワードを入力して情報を探していたわけだが、「情報引き寄せ」とは、わざわざ検索をしなくても、自然と情報が集まるようにすることを意味する。

マスメディアを始め、最近では企業や個人から大量の情報が発信され、世の中には情報が溢れているという背景がある。いつも手元にあるスマホの中には必要のない情報は極力入れたくないという心理がある。

わざわざ検索しに行かなくても、自然と興味のある情報だけが手元にあるようにする、つまり情報を引き寄せる行動が、いま若者層が行っている情報行動である。

2つ目は、自然に「たまるようにする」方法。SNSで「いいね」や「フォロー」して情報がたまるようにしたり、自分が見た・購入した履歴を見て情報活用したりする方法である。情報収集なのに何で「いいね」するのだろうと思った人も多いのではないか?

先ほどインタビューに登場したYさんは、「いいね」は「自分にいいね」を行っているという。一般的に「いいね」するのは、あなたの情報に共感したという理由で行うものである。

スマホ・ネイティブの中に、いま増えているのがアルゴリズムをうまく利用し、自分にとって興味のある情報の最新が常に更新されて自然と表示されるようにする情報収集の知恵であるという。


旧来のテレビや新聞などのプット型のメディアでは情報はマスメディアの送る情報を受け取るという形だった。それからインターネットが流行り始めると情報を自分で選んで取得するプル型のメディアに変更している。それから更に進んで、若年層の情報収集のやり方はアルゴリズムを使った方法に移り変わっているのだ。


こりゃまー、僕らの世代がはてなブックマークを使ってやってたことと一緒だなーということに気がついた。はてなブックマークではお気に入りユーザを集めて自分の気に入った情報だけを流すようにすることができるシステムになっている。情報を貯める方法にしてもRSS巡回などでPocketやハテブなどにあとで読む意味でどんどん蓄積していくやりかたを僕らはやっていたのである。これについてはここでちらっと書いたかな。


www.ituki-yu2.net


www.ituki-yu2.net


しかし、キュレーションアプリの発達により情報収集の方法は圧倒的に楽になったよな。それだけにサイバーカスケードも怖いなーとは思いますね。サイバーカスケードとはこういう意味だ。

考えや思想を同じくする人々がインターネット上で強力に結びついた結果、異なる意見を一切排除した、閉鎖的で過激なコミュニティを形成する現象のこと。集団極性化の一種。

サイバーカスケードとは・意味 | 世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン | IDEAS FOR GOOD


アルゴリズムで人々の情報の流れを決定づけていくと、偏りを持った情報しか集まらないようになる。これを続けていると思想的に偏りが生じてくるのは想像に難くない。これを防ぐためには体系的に纏められた知識を身につけることだと思う。むしろAIなどが発達してきた現代だからこそ教育などの現場が重要になってくるのではないかと僕は思いますね。


『ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である』(いしたにまさき著)。読了。 - 超メモ帳(Web式)@復活
そもそも僕はネット上での属性が多すぎて意味不明なユーザだよな。 - 超メモ帳(Web式)@復活
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