超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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体調が悪い時の考え方について語る。

体調が悪い時の考え方について語る。


昨日からいきなり体調が悪いんだけど、こりゃ突然寒くなったから寒暖差で自律神経がいかれたせいだな。今日もセンシティブなニュースでやたら傷ついてしまったりとか、ネットの嫌な情報を深掘りするようなドゥームスクローリングの症状が出てきた。僕が調子を崩した時はネットで嫌な情報を深追いするという症状がよく出る。


なーんじゃろ、どうもメンタルの調子がおかしくなってるよね。どうも僕は周りが想像するよりは調子の波というのが激しいので、調子が悪い時はひたすらセンシティブな記事を書きまくったりして周りを心配させる。や、ひょっとしたらご心配かけてるかもしれないですけど僕は大丈夫です。社会の中での意見の通し方だとかそういうのは課題だと思って悩んでますけど、滅私奉公はしないようにというのは気をつけてますよ。


先週は温泉旅行に出掛けて調子が戻ってきてたのに、ちょっと寒暖差が発生するだけであっという間にメンタルの調子を崩すな。まぁ、こんなもんは昔からそうだったので慣れたもんである。この気分の上げ下げをコントロールしたいという願望はあるものの、調子が悪い時はやり過ごすしか方法がないというのも良くわかる。


あ、今週のはてな公式のお題がちょうどドンピシャなやつなので、今回はこのお題について語らせてもらう。


今週のお題「体調が悪いときの過ごし方」


このお題は、ここ数年の僕の人生のメインテーマである。来年が厄年だからなのかなんなのか、ここ数年ははちゃめちゃが押し寄せてきてしまい、去年あたりはメンタルの状態がぐちゃぐちゃだった。とりあえず来年は神社に厄払いは行ってこようと思ってるけど、それ以上にメンタルケアの方法はなんとかしないとならんと思ってる。


とりあえずまー、さっきも書いたことだけど、調子が悪い時はぼんやりしながらやり過ごすしか方法ってないと思う。僕の人生というのはとにかくハードモードなので「ここまでか」と思うことは何度もあったけど、2~3か月以上もメンタル最悪で死にそうな状態が続く状態というのはまずない。


人生の窮地に追い込まれた時には、問題そのものよりも自分が状況でパニックを起こして余計な事を言ったりしてしまうのがダメージがでかい。人間というのは、追い込まれた状況では一発逆転を狙って勝ち目の薄いギャンブルをしてしまいがちであるけど、負け込んでツキに見放されてる時に勝負をしたところでろくな結果にならない。


死にそうな時には死んだフリをして、嵐が過ぎ去るのを待つのが結局一番賢いのである。僕の人生でも比喩じゃなくマジで死にかけた時期というのがあったが、人生万事塞翁が馬禍福は糾える縄の如し、一日中部屋に閉じこもって引きこもりで寝たきりみたいな生活をしてたけどなんとか社会復帰をすることができた。


どうも、「夜明け前が一番暗い」とか「やまない雨はない」みたいな言説もあるけどね、あれは苦しい時に他人から言われると「うるせえ! そんなことよりお前が持ってる傘を渡せよ!」みたいに感じるけど、苦しい時に自分の内面で繰り返し唱えるマントラとしては優れてるのよ。


実際まぁ、幸運な状況というのが長続きはしないように、最悪な状況というのもずっとは続かない。僕の経験でも死にそうな状況を死なずに耐えていたらなんとかなったというのが何度かあった。ブラック企業のせいで統合失調症を発症して閉鎖病棟に閉じ込められるという状況があったが、なんとか適当にやり過ごしていたらまぁまぁなんとかなって社会復帰もできた。


人は最悪な状況に追い込まれると、その問題の原因を探して解決しようともがいたりするけど、人生における問題解決のパターンとしてはなんとか気分をやり過ごして耐えているとその状況に慣れてきて気にならなくなるパターンの方が多い。人間の環境適応能力というのは思ったよりも優れていて、どれだけ過酷な環境でもしばらくしたら適応してくるのである。


同様にどれだけ恵まれた環境に居ようとも、しばらくしたら幸運に慣れてきてさらに別の幸運を求めたりする。どれだけ才能や環境に恵まれた幸運な者であろうとも、足るを知らなければ満足はできない。人から与えられるばっかりで、自分の手で努力をして成果を得る経験をしてこなかった者は、どれだけ他人から施しを受けても満足しない。


苦しい状況に置かれたとしても、なんとか思考を歪ませずにクレバーに過ごしていれば、嵐は過ぎ去っていく。自分の感情や気分というのは劣等感や不安で内面が荒れ狂い、自分の存在というのが卑小なものであると思い込ませるかもしれないけど、それは水面に映った月のようなもので実態がない姿だけのものだ。自分の辛い気分のなだめかたをなんとか見つけて、気分の方をやり過ごしてしまえば、問題は自然解決してしまうこともよくある。気分に振り回されないように気をつけよう。


さて、最後はストア派哲学者セネカの言葉で締めようか。

卑しい者、才に乏しい者にも成功は訪れるが、人生の惨事や混乱に打ち勝てるのは偉大な人物の特質である

セネカ『摂理について』

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