スキーマ療法のセルフヘルプを試してみようと思った。
最近、加齢で恐ろしいと思うことは、週末の金曜日ごろになると疲労困憊状態になって仕事への集中力が完璧になくなってしまってることである。夜なども同じ感じであり、普段の平日の夜もちょっと疲れてネガティブな気分になっておりモヤモヤと嫌なことを考えて何も手につかない。
僕は色々とメンタルヘルスの改善のために、瞑想をしてたりとか認知行動療法を使ってネガティブな思考を合理的に解消してしまおうと取り組んだりしてるけど、そもそもフィジカルの方で調子が悪ければ気分をいくら良くしようと思っても意味がないのである。ひとまず体の方で疲れを溜めないように睡眠時間は一日6時間半ぐらいは寝るようにしてたりとか、1週間に3回は、なかやまきんに君の動画を見ながら筋トレをするように気を使っている。
もう、40も過ぎちゃうと誰しも体のどこかに不具合は抱えてるものだと思うんだよ。年に一度ぐらいは健康診断をしっかりと受けてみて、体におかしな兆候がないかはしっかりとチェックしてもらうことが重要であると思うね。高血圧であるとか糖尿病みたいな生活習慣病になると、てきめんに体力が落ちて人生のQOLがダダ下がりである。
歳をとると体の調子というのは基本的に下り坂になるものであるけど、それにしても運動や睡眠などの生活習慣をしっかりと安定させておけば少しは下り坂もなだらかになるもんである。体に関しては壊してしまうと、機械みたいに替えが効くものではないししっかりと健康に関しては考えていくことが必要であると思う。
日常の生活の中でも「なんか今日は調子が悪いなー」と思うようなことでも、フィジカルの方から影響を受けてるということもよくあることだと思うんだ。とくに僕の場合、厄介な持病を抱えているので年の半分ぐらいはどこか不調な日々が続いており、認知機能障害により思考の巡りも健常者と比べるとよくないというハンデを持っている。それを補うために仏教であるとか認知行動療法でメンタルケアの方法も調べているのである。
今日はちょっとメンタルケアの方法で普段から考えていることがあるので、紙面のあと半分を使って思考を整理しておこう。
ネットを彷徨ってると次のような記事を見つけた。
スキーマ療法というのは心理療法の1つで、人間の普段考えているような思考の中で繰り返し現れてくる同じ思考がある。「自分はいつも失敗してばかりだ」とか「自分は誰からも信頼されてない」みたいな思考が繰り返し現れることがあるんだけど、これは「自動思考」と呼ばれるようなものである。
自動思考に関してはこういうネガティブなことばかりじゃなくて、普段から何気なく心の中で繰り返し出てくるフレーズだとか繰り返しリピートされる出来事みたいなものがそれにあたる。この自動思考というのは、それを生み出すような信念がその人の人生の中で形成されており、その人特有の考え方の癖のようなものが無意識下にしっかりと根付いてるのである。この考え方の癖については「スキーマ」と呼ぶ。
人生の積み重ねによって形成されたスキーマは、日常生活で発生するイベントにより感じたことをどんな風に思考するかという自動思考を生み出す。この発生する自動思考が生きやすいものであれば問題ないのだけど物事に対する感じ方が息苦しくなるようなネガティブな自動思考しか生まないスキーマを持ってる人がいるのである。
ちょっと、こちらの記事で紹介されている「自分でできるスキーマ療法ワークブック」について興味があったので購入してみた。
僕自身の自動思考で何があるのか? と色々と実際に書き出してみて考えてみたのだけど、「他人は自分に興味がない。だから自分は人に迷惑をかけてはいけない」みたいな自動思考は持ってるなーと分かった。行動のすべてがいちいち強迫観念的であり、「○○してはいけない、○○しなければならない」みたいな思考ですべての行動をやりがちである。
こういう強迫観念的な自動思考を生み出すスキーマというのは何があるのであろうか? というのは今から本を読んで解きほぐしていく感じなのだけど、人生の幼少期に起きた出来事などがこのようなスキーマには関与してくるらしい。
なんとなく、自分は人に対してあまり興味がないくせに、人の顔色だとか表面的な反応ばかりを気にして自己防衛的な挙動ばかりをしているなーと昔から気になってたので、スキーマ療法も色々と試してみようと思った。これでコミュニケーションにおいても生きやすい考え方などを見つけることができたらめっけもんであるし、じっくりと色々方法を試してみよう。