超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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障がいを持っていても納得のできるように生きてやる。

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障がいを持っていても納得のできるように生きてやる。


ここしばらくは睡眠強化週間。最近数日は夜21時に寝て、朝5時に起きるようにしている。どうやら体調は本当に不味かったようである。少し余裕が出てきてわかったのだけど、周りに対する対人恐怖症と止まらないぐるぐる思考が発生していた。あのまま調子を悪くし続けると統失の再発もあり得ただろう。


今は思考がクリアなので大丈夫かな。しばらくは完璧に休息を行う時期にした方が良いと判断して、仕事の方もそんなに全力全開ではやらないようにしている。お前はいつもサボっとるやんけと影の声が聞こえるが、ほんとさ僕は適当に仕事をやらないと疲れ果ててどんどんメンタルが死んでいくのである。自分が特殊とは思わんけど、障がい者雇用で週5で働いているだけでまぁまぁレアリティが高い方の人間ではあるだろう。


仕事に関しては疲れないように怒られないようにぼちぼちと続けていくさ。僕は仕事に関してはなるべく辞めないように長く勤め続けることを目的にして働いているのである。あんまり自分が障がい者であることにアイデンティティを持ちたくないのだけど、実際に本気で働こうと思ってもそれほど続かない集中力だったり、そこまで複雑なことに思考が回らないことで健常者ほどは作業効率が上がらない。このままではよくないと思って、仕事のやり方でタスクシュートを使ってみたりだとかScrapboxchangelogで作業ログをつけながら仕事をしたりしているけど、それでも病気による能力の低下は補うことができない。


一時期は自分の人生の意味みたいなものに真剣に悩んでる時期もあった。僕はさ、病気を患う前は一応それなりに仕事ができる方の人間だったのよ。一人で売れ筋のシステムを開発して会社から表彰されたりとか、それなりに実績を残すことができたので昇進などもしたことがあった。病気をやった後は思考の巡りがスローモーで、バリバリ働いてた頃みたいにスムーズに思考が動かない。何か複雑なことを考えようと思ったら、いちいちそれをメモに書き残しながら文章化しながらじゃないと考えることもできないのである。頭の中だけで難しいことを考えようとすると、複雑すぎて考えが追いつかない。


おそらく、これは統合失調症の認知機能障害なんだと思う。これについては下記のエントリーでちょっと考察を書いてみたことがある。


www.ituki-yu2.net


プログラマという仕事をやる上で認知機能障害は致命的だ。コーディングをバリバリ行おうと思うのならば、さっき書いた変数名とか関数の名前とかそういうのを覚えて使えるようにしておかないといけない。最近はIDEも高機能化しているし入力補完ぐらいは普通にできるようになってるんだけど、それでもきっかけとなる単語は覚えていないと使うことができない。僕がコーディングを行う際は、変数名とか関数名はメモに書き残してすぐに参照できるようにしている。これで一応仕事はすることができるけど、スムーズにバリバリとコーディングできるとは言い難い。コード規約を綿密にすることでなんとか対応はできるが。


今までの仕事の経験を活かして、なんとか普通に動く程度のシステムは組み上げることができるけど、すっごく時間が掛かるし、作業もスムーズじゃないから最初の頃はイライラしてたのよ。なんか、ある程度、障がい者雇用として長く勤めた後は、今の僕のスペックというのはこんな風に低いもんなのだと割り切った。いちいち健常者と張り合って昔みたいにバリバリ仕事をやろうだとかそういう事はできなくなってるんだろう。僕はもう、仕事だけに生きがいを見出すことはやめている。今は、ぼちぼちに仕事をやりつつワークライフバランスを重視して、毎日しっかりブログを書いたりだとか、小説やイラストを描いていく趣味をしっかりとやっていこうみたいに考えている。


まぁ、仕事をバリバリとやりこなして成功者の人生を歩むことに対する未練みたいなものはないわけではない。今現在でも、今の能力程度でもなんとか伸ばしてみてもうちょっとキャリアアップしていい会社に転職したりとかそういうことを考えていたりする。なんかさ、自分の仕事術などを工夫したりしたらもうちょっとは作業効率を上げて成果を出すことができるんじゃないか?って考えたりするんだよね。このブログを毎日書いてることだって、自分がまだ就労移行支援などでウダウダやってた頃に思考の巡りをもうちょっとよくするためにトレーニングすることが目的であった。


ま、人生の物語を新しく再構築して、身の丈にあった成功みたいなもんを捉え直す必要があるんだろ。なんかさ、ほんと自分の人生というのは壁ばっかというか、毎度毎度、壁にぶつかって心をへし折られた挫折経験というのは枚挙にいとまがない。血反吐吐きつつ地べたを這いずり回るのはいまだに慣れない。どうにもこうにも、自分の能力というのはこんなもんだと己を知った上で、その上でやれる目標みたいなもんへ地道に歩む必要があるんだろう。イチローも「壁というのは、できる人にしかやってこない。 超えられる可能性がある人にしかやってこない。 だから、壁がある時はチャンスだと思っている。」と言っている。マジで僕は納得して死ねるように全力を尽くして生きてやるからな。

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