超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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情報洪水の時代でどのように情報を扱うか?

情報洪水の時代でどのように情報を扱うか?


最近、ネットでの情報収集について色々と考えているのである。僕が情報収集を行うときははてなブックマークのお気に入りユーザページが吐き出してるRSSをInoreaderに登録することで、毎日そちらのRSSフィードを確認することで日々の情報を確認しているのである。


しかし、最近どうにもはてブのコミュニティは以前からそうであったけど、ますます匿名掲示板化が進んでるというか、端的にいうとゲスなユーザが増えてしまい閲覧をしていても過激な言動のみでまったく建設的な意見を述べることができない奴ばかりが目につくことが増えてきたなと感じる。


僕は17年来のはてなのユーザであるから、はてブのコミュニティに関しても昔から所属してたけど、昔はIT技術関係の人々が集まるコミュニティで有益な情報を探すのならはてなブックマークを読めばいいと言われていた時期もあった。だが、最近はコミュニティの質の劣化が激しくて、なんかちょっと前のヤフコメのようなクラスターになってる。何もかもにも逆張りであるとか、とりあえず短文で耳目を集めるために過激な罵詈雑言ばかりを書き込む荒らしが増えてしまった。


こういう状況なので有益なページを探り当てる前に不要なノイズばかりが引っかかってしまい、情報収集にストレスを感じるようになってしまった。これははてなブックマークばかりの問題ではなくTwitter改めXのような短文でコミュニケーションをするSNSが隆盛したことで、短文によりアテンションを集める過激な情報発信というのが増えてしまい、人々はすぐに消化吸収できるキャッチーな情報ばかりをありがたがり、少しでも考えるのが面倒な長文で語られるようなカロリーが必要な情報は読まなくなってしまった。


社会的にそういう情勢であるというのは理解してるのであるが、どうにも世の中に流通してる情報というのがワイドショー的な、短絡的で消化のみを目的としたものが増えているようであり、これらの情報ばかりを集めても自分が消耗するばかりで得るところがないなと感じるのである。


海外で言われているスラングで「ドゥームスクローリング」というキーワードがあるけども、人々は絶望的な気分になるのが分かっていても悲観的なニュースをスクロールする手が止められない。そういう状況に陥るのは、世の中に大量に溢れてる情報がどんな手段を使ってでもただアテンションを集めれば良いという、ちゃんと信念を持ってない情報メディアが粗製濫造してる記事ばかりだからだろう。


僕的には、そういう状況であるからこそ情報収集を行ったり、それらから得られた情報を使って有益な情報を発信できるような知的生産能力というのが力になると思うのである。


僕が考える知的生産の定義というのは、ネットや書籍、そして生活中からさまざまな情報を取得して、それを保存・整理・加工、そこからストックしてある情報をブログやニュースレターなどのさまざまな媒体でで情報発信していくことではないかと思ってる。


現代はインターネットにより爆発的に情報が増加してしまった情報社会であるけど、その世の中では大量のデータの中から自分にとって有益で正確なデータを抽出して、そのデータをうまく加工して扱うことができるスキルというのはものすごい利益になる。


今回の記事は、僕が行ってる知的生産のやり方について軽く紹介していこうかなと思う。


僕は情報収集については、ネットからの情報収集はInoreaderというRSSリーダーにすべての情報源を集約させて、そちらで情報収集を行うようにしてる。はてなブログはてなブックマークなど、RSSを吐くようなプラットフォームの情報についてはすべて登録してしまい、毎日雑誌でもめくる感覚でそれらの中から興味をひくページに関しては、はてなブックマークでクリップをするようにしている。


b.hatena.ne.jp


得られた情報に関してはScrapboxで情報を保存・整理をするようにしてる。Scrapboxは個人用のWikiであり、こちらの方には思いついたメモを全部記録するようにして、たまに読み返してみてキーワードをリンクで繋いでいきページを有機的に繋げるようにしている。Scrapboxに関してはライフログ的にアイディアをメモするようにしており、それをするためにScrapDiaryというスマホアプリも自作している。


scrapbox.io


最後に情報発信であるが、それはこちらのブログで主に行ってる感じである。また、毎週土曜日にはSubstackでニュースレターを発行しており、そちらでは1週間のブログのまとめと、今週気になったネットニュースの寸評などを行うようにしている。


yuki2021.substack.com


結論としては、現代の情報社会というのは大量の情報が溢れている時代であり、それらの情報をうまく捌くための方法論やツールを自分に合わせてカスタマイズして、自分の価値観や目的に合わせてうまく情報を使う方法を見つけるというのは重要である。それに情報発信をするというのは、自分が得た有益な情報を共有したりレスポンスを得られるプロセスで他者とのコミュニケーションも生む。


僕の示した知的生産の方法は単なる一例であるが、これを読んだ読者諸氏も自分で何か情報をうまく捌く方法を見つけると良いよ。少し前にデジタルディバイドという言葉があったけど、現代社会において情報を扱うスキルというのは他者に差をつける要因になるよ。世の中に流れる情報をうまく扱えることは、豊かな生活を手に入れるきっかけにもなる。

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