超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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バランスの取れた情報収集スキルは力になる。

バランスの取れた情報収集スキルは力になる。


なんか、ネットの状況がすごく嫌。どこ行ってもTwitter関係の話題で怒ってる人がいるし、その人たちの不機嫌に巻き込まれて自分もなんか怒りそうになってくる。


僕がTwitterを離れようと決心した理由というのは、いつ見てもネット炎上関係で、義憤だか私憤だかはわからないけど全世界に向けて自分と一緒に怒るように命令してる人ばっかりだからだ。そういう他人の不機嫌に巻き込まれて、自分の機嫌まで悪くなる環境にいてもなにも幸せになれないと気がついたからである。


僕はどうも悪いニュースとかそういうネットの炎上関係の情報というのは体に障るらしい。世の中で何か大きな事件が起きた後というのは、TVの報道にしてもネットでの人々の声にしてもネガティブな雰囲気というのが漂っていて、その人々の雰囲気に影響されてしまって自分の気分も悪くなってくる。


マストドンとかblueskyが良かったのは、そんな炎上関係で怒ってる人たちがいないからだったのだけど、7.2のTwitter騒動の後はいろんな人がそれらのSNSにも流れ込んできて、いろんなところで古い住人と移民が揉めてギスギスしてる。


fedibirdもそれほど過激な人が少なくてほのぼのした雰囲気が良かったのに、承認欲求強めの人が大量に流れ込んできてTLの雰囲気がガラッと変わってしまった。まぁfediverseに関してはそういう面倒な空気の読み合いなどが嫌ならば、自分でレンタルサーバマストドンやmisskeyをインストールして個人鯖を設置することを推奨されてるけど、ちょっとマジで自分専用のサーバでも用意しようかと思う。fedibirdの管理人ののえるさんのGitHubにfedibirdのリポジトリがあったので、あれをforkして自分専用のfedibirdとか作れないかななどと画策してる。


ま、サーバ借りるのもお金が必要だからね。多分、今の状況ってTwitterの状況が落ち着いてきて一月ぐらいしたら元々の住人はみんな帰っていくと予想してる。今までも何かTwitterの障害が発生したときは一時的に人が増えることはあったけど、そもそもSNSとして別物と理解したらみんな元の鞘に戻っていくのである。その中でマストドンやblueskyの方が居心地がいいと感じた人だけが残るのだろう。そんな感じでいろんなSNSを模索して、適度に人々が拡散していくのが一番いいんじゃないかなーと僕は思ってる。


一月ぐらいはネットとは距離を置いた方がいいのかもしれないね。はてなブログの方でぼちぼちと日々のブログを書いてるだけならばセンシティブな話題とも距離がおける。この手の悪いニュースというのは自分で集めてしまうものなのである。僕は毎日、情報収集のためにRSSリーダーでニュースなどを読み漁っているのだけど、その辺りの情報収集を夜の家事をしている時に聞いてるポッドキャストだけに絞ってしまおうかと思う。


僕が世の中の情報を集める方法というのは、ポッドキャストやラジオというのをよく使う。夜にお風呂に入るときにNHKニュースの7時のニュースのポッドキャストを聴いているのである。そのほかにも「ながら日経」という日経新聞のダイジェスト版のポッドキャストや「ニュースコネクト」というワールドニュースを解説してるポッドキャストを聴いている。


できれば僕はネットよりは書籍から情報を摂取したいなーと思っているけども、日中は仕事をして夜はブログを書いたりとか家事をしたりという生活をしていると読書のために割ける時間というのがない。そのため僕はオーディオブックを多用してる。オーディオブックに関してはamazonの「Audible」を使っている。


ネットからの情報収集に関してはTwitterマストドンのようなSNSよりはRSSリーダーを使った方がストレスのかかる主観的な情報は入りにくいかなと思っている。僕はInoreaderというRSSリーダーを使ってるけど、こちらは特定のキーワードやURLで情報をフィルタリングすることが可能である。こちらではてなブックマークの情報感度の高いお気に入りユーザのブックマークRSSやタグのRSSなどを購読してそちらから情報を集めてる。


こうやって情報爆発が起きてあらゆるところで雑多な情報が溢れてる現代では、どんな風に情報を集めるかよりもどのようにして摂取すべき情報をフィルタリングするかの方が重要になってきている。各種SNSのTLのような雑多な情報が入り混じったところからお宝なような情報を見つけるのも楽しい作業ではあるけど、今ではノイズや有害な情報も多くてよっぽどフォローする人を厳選しないとあっという間に劣悪な情報環境に巻き込まれてしまう。


こういう時代だからこそ、逆に大手新聞社や出版社の有料購読サービスの情報が有益だったりもするのよね。どうもネットがこういう状況だと分かってるマスメディアの人間は、雑多なネットや世の中のニュースから重要で有益な情報だけを集めて有料で売るというスタイルに変わってるらしく、どこか1つの新聞社のサブスクサービスを契約して、毎日それだけを見るというのも世の中を知るためには有効かもしれない。


いずれにせよ、ノイジーSNSの情報にまみれて一日中ストレスフルに過ごすというのは割と過酷である。各種SNSは消費者の動きというのをアルゴリズムで掴んで、広告を踏ませるためにきっちりSNS依存症を作るように設計されてるし、無料のニュースだけでバランスの取れた有益な情報を入手するのは難しい時代になっている。下手をするとフェイクニュースで思想を歪まされて陰謀論者になったりとかもするし、バランスの取れた情報収集ができるスキルというのは現代社会では大きな力である。

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