「読みたいことを、書けばいい。」（田中泰延著）を読了した。
- 作者: 田中泰延
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2019/06/13
- メディア: 単行本（ソフトカバー）
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このエントリーの続きなんですけどね。
一応、そんなに厚い本じゃないんですぐさま読み終わりはしたんですけど、批評をするんであれば念には念を入れて２回読み返したんですよ。
主張としては悪くない所も多いんですけど内容が散漫としている。語り口で笑わせようとしているのかもしれないけど、世の中には繰り返し何度も笑えるギャグってないもんだから数回読み返すと文章が冗漫だなと感じる。全体としてそんなに分量が多い本でも無いのにその中に電通時代のコピーライティングのやり方や田中泰延氏のwebコラムの紹介、面接に通る為のエントリーシートの書き方みたいな水増しみたいな無関係な内容のコラムが入っていて、この本全体でのテーマみたいのが見えてこない。だから全体的に内容が散漫としている様に感じる。
人の関心を引くためには情報を絞って掘り下げろみたいな事を文章の方法論として書いてるんですけど、肝心の書いている本がこんな感じだったから「なんだかなー」となりました。多分、この本は本当に田中泰延氏が書きたいことだけ書いた本なんだと思います。そのマインドに関しては共感する部分も多いんですよ。
例えば文章書くことでバズりたいだとか稼ぎたいだとかそういう思惑で書き続けることは無理だと言ってるんですけど、そちらは同意です。僕もブログ全体の通年で続けている期間としては１３年。ここ最近は１１００日以上毎日連続更新で毎日ブログを２０００字書いています。他のブログも読んでますけどブログを書くことで稼ぎたいとかバズりたいとか喚いてた連中はことごとく消えていきます。ブログを長期間継続して続けられる人というのは書くことに対してちゃんと自分なりの哲学を持っている人。他人に価値観を委ねて阿りながら受けそうな文章ばかり書いている人は、摩耗して消えていく。
あと、自分が好きなことを書くにしても文章に意味を持たせるには十二分に一次資料を調べろ、というのも同意です。ただの思いつきの一発ギャグで万人受けするのは無理なので、プロのお笑い芸人はきちっとネタ帳準備して調査して受けそうなネタを集めて芸も何度も練習した上で舞台に立ちます。文章においても同様で、貴方がただ思いついて書いただけの文章にはなんの価値もありません。そこに付加価値を加えるにはちゃんとしたエビデンスのある資料を揃えて価値の高い情報にするなり、表現を工夫して面白い文章にするなり価値を高める必要があります。ましてやライターや作家のようなそれで金をもらって食っていこうと思っている人ならば、ちゃんと辞書を引いて正確な言葉の意味を把握して、内容も図書館で一次資料に目を通してきちんとした自分の文章の位置づけを把握しとく必要があります。そういう職能をちゃんと持ってるからプロはプロなんです。
と、まぁ内容的には賛同できることも書いてるんですけど、全体的になんか外連味のある言葉の一発勝負で文章を引き延ばそうとしているような印象があって、田中泰延氏はコピーライターではあっても文筆家ではないなーって感じてしまった。なんとなく、言っている言葉に対して裏付けが浅い気がします。書いたことは編集で枝葉を切り落として内容を深めろと言ってるのに、本全体の構成としてはテーマがばらばらで主題が定まらず話が深まってない。個人的には田中泰延氏が文章を書くことが嫌いだと言ってるのがなんか・・・。別に僕も文章書くのがめちゃくちゃ楽しいというわけではないけど、雑文であろうが文章を書くものとしては矜持を持って書いている。文章読本で作者が文章書くのが嫌いって逆張りにしてもどうなの？って感じ。
とりあえず、田中泰延氏の仕事全部って感じなのでファンならば面白く読めると思います。
- 作者: 田中泰延
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2019/06/13
- メディア: 単行本（ソフトカバー）
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今日の徒然
今日は筋トレに行ってきた。
なーんか、レッグプレスがやり方間違ってるかもしれないなーと思った。現状、レッグプレスで１２７ｋｇの１０回3セットをやってるんですけど、それほどオールアウトするような負荷を感じないんです。やろうと思えばもうちょっと重さを増やせそうなんですけどやり方間違ってたら効き目ないのでちょっとYoutubeなどで情報集めてみる。
筋トレのやり方に関しても今の所、１０～１５回のインターバル１分の３セットを機械的にやってるだけで筋肥大に必要なオールアウトを必ずしも目指さなくていいみたいなゆっるい縛りです。トレーニング方法にしてもマシントレーニングで大体決まった場所だけ鍛えてる感じで、全体的な体幹の筋肉までは鍛えられてないだろうなーって気がします。
一応ですね、現状、初心者なのでマシントレーニングをやってる感じなんですけど、ゆくゆくはフリーウエイトトレーニングの方にやり方を移して行きたいなーと思ってるんですよ。マシントレーニングとフリーウェイトトレーニングでは鍛えられる筋肉の箇所が違ってくるんです。
マシントレーニングは機械に固定されて決まった筋肉だけしかトレーニングできないんだけど、ちゃんと安定した動きしかしないので確実に効くし怪我しにくい。フリーウエイトトレーニングは決まったフォームなどを訓練していないと狙った所に効かせる事が出来ない。だけど、バーベルなどを持ち上げるときに決まった所以外の筋肉も全部動員して運動するので全身の筋肉を満遍なくトレーニングすることができる。
まぁ、僕は性格的にマニアックな所がありますからなにか物事にハマると徹底的に調べ上げて最善策を尽くそうとします。筋トレに関しても最初はダイエット目的で適当にマシントレーニングしてたら良いかーぐらいの思惑だったんですけど、最近はジムの人にスミスマシンの使い方などを習ってフリーウェイトに転向しようかと企んでます。現状の問題としては自分ひとりだとフリーウエイトを使った週３回のトレーニングプランが分からないというのがあります。ちょっとここの所もココナラ辺りに出店しているパーソナルトレーナーみたいな人に金払ってみてトレーニングプランを組み立てさせようかな？と考えています。目標としては全体の筋肉量を増やして基礎代謝を上げて、太りにくい体を作って細マッチョ！ぐらいのところです。
