今日は夜から忙しいから早くブログ書く。
冬だな。この季節でテーマとして流れている曲というのはGLAYの「Winter, again」である。1999年発表の曲だってさ。僕の青春時代の曲なんだよなぁ、そりゃ老けるわ。
その次代はまだiPodも無かったからMDの時代なんだよね。今時の若者はMDの存在を知っているだろうか?
90年台後半ってのは妙に薄暗い時期だったなぁ。阪神大震災とか酒鬼薔薇聖斗の事件とかで「キレる17歳」とか言われて、その頃の中学生は特別みたいな扱いをされていた。Win95が出てから流行し始めたインターネット黎明期でテキストサイトとか2chが全盛期だった。エヴァンゲリオンとかもだいたいこの頃で不条理劇みたいなものが持て囃されていた時期だったかな。
現代のサブカル文化のカンブリア爆発の時期でもあった。それまで宮崎勤のお陰で日陰者だったオタクがポジティブな扱いになり始めたのはこの頃からじゃなかろうか?「電車男」なる変なオタクブームまであったな。ハルヒまではもうちょっと待たんといけんけど、カードキャプターさくらでえらく2次創作が流行っていた。C.C.さくらについてはいまだにNHKで再放送されているらしくてな、pixivで小学生ぐらいの子がさくらの絵を描いている時はオッサンはちょっとびびった。20年も超えて愛されるコンテンツってちょっと普通じゃない。2018年から新シリーズが発表されるらしいね。
僕的にはC.C.さくらは流石に古臭い印象なんだが、これは歴史を知っているが故だろうな。CLAMPの絵は典型的な少女漫画の絵なんで、現代でもそれほど見劣りするわけじゃない。だけど、リアルタイムで観てた世代にとっては新作というのは痛し痒しだな。リアルタイムから今までファンを継続している人っているんだろうか? まぁ居るんだろうな。こういう思い出の作品の続編が出たときは古いファンはちょっと怖い。ほのぼのだった作品に急に恋愛要素なんぞを持ち込んで変なカップリングを作られたりすると作者に殺意が湧くケースもある。
僕がヲタコンテンツに踏み込み始めた時期ってのは「魔法陣グルグル」からだったのよねぇ。僕は変に真面目に作品を読んでいたもんだから、シリーズ後半に入って、絵の急速な萌え化や恋愛要素のために最終巻でリタイアしたという経緯がある。
今でもククリとニケ、ジュジュは見本なしでソラで描けるな。絵を描き始めたきっかけが魔法陣グルグルなので、今でも絵柄が影響されている。グルグルの作者の衛藤ヒロユキはある種の天才だと思うのだが、兎に角、絵柄が安定しない。現在でもグルグルは続いているんだけど、旧作の絵柄が好きだった者からすると完璧に別物で読む気が起きない。僕は旧作の5巻ぐらいの絵がいちばん好きだったな。
僕のブログを読み込んでいる読者諸氏ならば僕が結構な東方ファンであることはご存知だろうが、実を言うと東方ファン歴はそんなに長くない。2010年頃の東方ブーム最盛期の時に加入した組。確か、風神録の頃だっけ? 神霊廟から原作プレイしているんで神霊廟の音楽が一番好きなんだよね。デザイアドライブとか。まぁ古参から言わせると神霊廟はシステムがゆるすぎて駄目らしいけど。
東方に関してにわかだった時期に書いた2次小説とかもあったりするんだけど、これを公開したら腹切ものだな。いやね、東方ととある魔術の禁書目録をクロスオーバさせているのよ。両方の作品とも設定の読み込みが浅すぎて書いた本人が読んで失笑するレベル。2次ネタ連発している。僕がハーメルンとかで痛々しい幻想入りシリーズを好んで読むのはこういう出自があるからである。僕が作品を発表したりして駐留している東方創想話は、東方のガチな原作設定厨以外はお断りの環境であるため下手な二次設定やオリキャラなんぞを出すと半殺しの目に合う。東方の2次創作小説の総本山でプロ作家まで輩出しているサイトなので興味があれば読んでみると良い。
さて、クリスマスに向けてイラストも描かないといけないんだけど、キャラクターも構図も決まらない。今週末ぐらいに向けてラフぐらいは描いておかないと辛いなぁ。いっそ東方以外でも良いかなと思うけど、流行りのアズールレーンとかのキャラデザは露骨にエロくて描く気が起きないんだよね。そもそも流行りだからって原作未プレイのキャラを使うのは宜しくない。でも、ゲームやったりアニメ見たりする気力が衰えているね。いつまでこういう2次創作とか続けることが出来るのか不安になるな。