超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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ここ数日のトラブル続きの解決策を探している。

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ここ数日のトラブル続きの解決策を探している。

ここ数日はトラブル続き。


ここ数日ぐらい、母親の病気が悪くなって、各所を走り回らされている。大層面倒くさい。僕は仕事をするのであれば、感情的に振り回されるのが嫌いだ。やるべき要件をしっかりと決めておいて、それにしたがってタスクを片付けていく仕事のやり方を好む。ここ最近の騒ぎは、病院とか施設とか、関係各所の調整を僕一人がやってしまっており、精神的に疲労を溜めている。


こうやって走り回るのができるのは、会社がコロナのせいの計画休業で月曜日と金曜日も休みだからだろう。平日休みもあることで、なんとか病院に受診に連れて行くこともできている。これが普通の週5勤務の時期ならば、嫁さんも巻き込んでパニック状態におちいっていたはずだ。


とはいえ、これ以上、自分ひとりで走り回るのは負荷が大きくて無理だ。さっさとケアマネなりに病院間の調整を投げてしまって、後は病院の通院だけを自分がやるような状態に持っていきたい。先週は自分のタスクを片付けることもできなかったのだ。これ以上、病院めぐりで時間を無駄にするのはさけたい。


さて、何を書くか? 最近、トラブル続きということで、問題解決のやり方を整理してまとめておくか。

こういう時に使えそうな問題解決のフレームワークはなにか?


僕は最近、問題解決の手法を、現実の生活にあてはめて考えることに凝っている。おもに読書猿さんの著作を読んだ影響を強く受けた結果であるけど、もともと僕は、困難を論理立てて分析して、事態を解決していくトラブルシュートのやり方が好きだ。


僕は何かをやるんであれば、まず最初に段取りをリストにしておいて、その通りの手順で消化していくやり方を好む。複雑なことがなぜ複雑にみえるか?というと、ちゃんと段階を踏んで整理しようとしてないからだ。複雑なことでも、自分が理解できるところからちゃんと仕分けをやって、きちんと理解できるように整理して段階を踏めば、世の中に複雑なことはない。


どうしようもなくて、もう手も足もでない状況に使える問題解決の手法は「ニーバーの仕分け」だ。ニーバーの仕分けは「問題解決大全」に載っている手法である。


問題解決大全

問題解決大全


ニーバーの仕分けとは次のようなやり方をする。

  1. 問題や課題を細分化する
  2. 細分化したそれぞれの部分に関して変えやすさについて得点をつける
  3. 可変度が0のものは受け入れるしかない
  4. 可変度が高いものは問題解決に着手する
  5. いくつかの問題の部分に手を付けた後や、時間が経った後に表を作り直す


問題や課題で、思いつくだけ細かく要素を書き出して、それにポイントをつけていく。そして、その中で変えられそうな要素だけを集中的に解決していくのである。事態の状況というのは流動的なので、変えられそうな一点を動かすだけで状況が変わって、新たな解決策が見つかることがあるのだ。


たとえば、息子が引きこもりである問題をニーバーの仕分けで分析すると下記のようになる。

問題の部分 可変度 可変度の根拠
息子が部屋から出てこない 5 トイレには(家族の知らないうちだが)出てきている
息子が働かない 1 見込みがありそうに思えない
息子が家族と食事しない 2 見込みがありそうに思えないが「働くこと」に比べればまし
息子が家族と会話しない 3 見込みがありそうに思えないが「食事すること」に比べればまし
私(母)が息子の食事を用意する 8 やめることはできる。息子が暴れるかもしれないので難しいと感じるが。
父が息子に話しかける 5 会話にならないまでも、話しかけるならできるかもしれない。しかし父にその気が乏しい


これは母親が、引きこもりの息子をどうするかをニーバーの仕分けで分析した表である。変えられない行動と変えられる行動を可変度を使って分析して、変えられる行動を実行してみるというやり方である。


自分も、このニーバーの仕分けのやり方を、実際の問題に適応して表を作って考えてみるべきだろうな。

まとめ


僕自身の問題解決のやり方としては、一旦、思いついたことを全部書き出してみて、それを整理してアイディアをひねり出してみる。


そうして書き出したことをたびたび振り返ってみて、状況がどう動いているのか判断しつつ次の行動方針を決めていくやり方が好きだ。


複雑なことが複雑に見えるのは、複雑なままに理解しようとしているからである。とき解く糸口を掴んで、そこに一点集中でリソースをつぎ込めば、案外、解決できないトラブルはない。


また、自分ひとりでトラブルを抱え込むのではなく、なるべくならば他の人の手助けを見込めるなら、協力して解決したほうが良い。ひとりの視点というのはやはり狭い。どんな人であれ、助言が得られるのなら他人の視点も含めて状況を見た方が良い。


僕はトラブルの解決についてはそのように理解してますけどね。

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