情報産業のせいで世界が滅びないことを祈るよ。
朝っぱらからスマホにNHKニュースアプリからこいつの報道が流れてきて相当動揺した。
第三次世界大戦勃発か！？となってしまってちょっとプチパニックを起こしちゃって、自律神経系がおかしくなって調子悪い。。この戦争、いい加減やめてくれないか？って感じ。日本が巻き込まれているわけじゃないけど、神経が細い僕にとっては相当にストレスになるし、どこかの国で戦争が起きて人が死んでるというのは精神にどこか負荷を掛けるみたいでここ最近、日常的にうっすらと調子良くない。
一応、ハテブの方のソースからで信憑性についてはまだまだ未確定であるけど、今回ポーランドに落下したミサイルについては、ウクライナから発射されたミサイル撃墜用の地対空ミサイルじゃないかという話である。こういう報道のなされているのですぐさま世界大戦勃発とはならんようだ。
世界情勢については僕はいろんなポッドキャストとかNHKのラジオニュースなどで確認しながら生活しているけど、2019年ごろにコロナ禍が発生してから今日最近まで深刻なニュースばかりで情報収集をやめちまおうかと思うことも何度もあった。しかし、時代の流れが激流になってる今だからこそ正確に情報収集を行なっておかないと生死に関わることもあるかもしれないと思いつつ、耳から聞くポッドキャストやラジオニュースばかりを聞いている。
いい加減、インターネットを見すぎて精神を病ませることを何度もしてきた経験から、twitterやらハテブのような過激な言動ばかりが流れてくるSNSには長居しないようにするという習慣を身につけた。情報収集を行うときはRSS経由でInoreaderでいらない情報はフィルタリングして確認しているようにしているし、twitterに放流する情報に関しても政経関係の過激なニュースは流さないようになった。
最近は、情報収集を行う時は「ニュートピ」か「なれのはてブ」でtwitterなりハテブなりで人の手で重み付けされたニュースを朝と夜に１０分だけ確認するような情報収集のやり方をやるようになっている。
僕もIT業界の人間であるし、昔ながらの情報ジャンキーであるが故にネットから情報収集を行うことがやめられないのであるけど、最近は、陰謀論とかでみられるようなフィルターバブルに巻き込まれないようにしないとなと気をつけるようになった。
twitterのようなSNSで情報収集を行なってると陥りがちな罠であるんだけど、自分と同じ党派性のユーザばかりを好んで集めていると、流れてくる情報が自分にとって耳障りの良い偏った情報ばかりになるという罠である。最近のインターネットの仕組みというのはAIなどのアルゴリズムを使って、その使用者にとって都合の良い情報ばかりを選択して表示するようになってるので、そのアルゴリズムが最適化されすぎると自分にとっては都合が悪いけど世の中で広く普及している情報というのが分からなくなるのだ。
インターネット技術の発達によって、誰でも簡単に情報発信できるようになったけど、それにより情報の質が玉石混交になってしまった。本来、Googleのようなサーチエンジンなどのアルゴリズムというのは、そのような玉石混交の情報群からノイズを取り除いた本当に有益な情報を見つけ出すためのシステムであるはずなのだけど、Googleは広告収入によってビジネスをしている企業なために本当にクリーンな情報というのは手に入らなくなった。
最近の話題としてはイーロン・マスク氏がtwitterを買収してシステムの抜本的な改革をやろうとしているようであるが、あの人が何を考えているかというのもよく分からない。ものすごく真っ当なビジネスモデルを発表したかと思えば、自分に楯突いてきたエンジニアをすぐさま首を切ったりする。
twitterのような準インフラみたいなSNSを、大富豪とはいえ一人の人間の意のままに変更することができるというのが現代の資本主義社会のやばいところでないかなと思うね。そこんところの情報時代のバグを突いて世の中を混乱させたトランプ元大統領みたいな例もありうるし、イーロンがtwitterを好き勝手自分の思うままに作り替えちゃって、世の中がとんでもない陰謀論まみれの世界になっちゃうということもありうることである。いや、僕の考え的には陰謀論も単なるカウンター・カルチャーの一種であって、そこまで極端に世の中がメチャクチャにはならないだろうとは思うけど、情報産業のせいで世界が滅びないことを祈るよ。
