超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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ブログを毎日書くためのコツなどを書いてみる。

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ブログを毎日書くためのコツなどを書いてみる。


今日はLoftにほぼ日手帳を買いに行ってきた。いや、一応アナログの手帳も持ってるけど、これは会議とか打ち合わせで見せるため用って感じのもので、実際にスケジュールとかメモは全部デジタルで管理している。本当はスマホ1つあれば会議とか打ち合わせでも問題ないのだが、デジタルツールの場合には入力する速度とか、書き心地みたいな面でちょっと違いがあるよね。


実際まぁ、何かアイディアを書き出すときにはデジタルだとフォーマットが固まりすぎてアイディアがちゃんと書き留められないという事がたまにある。そういうときはほぼ日手帳になんか箇条書きにしたりイラストを描いたりして考えていることがまれによくある。ほぼ日に関してはday-freeを使ってる。別にほぼ日手帳は使用頻度ってそれほど高くなくて、高級な自由帳ぐらいの立ち位置でしか使ってない。別にそこらへんの大学ノートでも事足りるのかもしれないけど、ビジネスマンとしてはなんか手帳は見劣りしないものを使ってたほうが良いよねー的な発想である。


それと、ほぼ日手帳のフッターの方に書かれている今日の一言が、たまに良いことが書かれていて自分のメモに書き留めることがあったりするのである。例えばこういう一言とかだ。

1年前に考えたことばかりをいまのぼくらがやっていると、次の1年後のぼくらはなんにもしてないかもしれない。
ただただ、目の前の仕事を脇目もふらずにやっていると、未来のじぶんたちをがっかりさせることになる。
タネ、蒔いてるかい?

糸井重里が『今日のダーリン』の中で

ことばにする前の、ことばになってないなにかを、どれぐらい受け止めているかのほうが、ほんとうはことばにする以上に大事なことなのである。
ことばでなんでも言えたような気になるなよ、と、それを知りながら、言葉をつかうんだぜ、と、ね。

糸井重里が『今日のダーリン』の中で


こういう良さげな一言が書かれていたりするので、手帳を使うときは新しいページをめくるたびにちょっとだけほぼ日手帳を読んでいるのである。ここんところの細かな配慮みたいなものがほぼ日手帳を使い続ける理由だよね。


取り上げた今日の一言が図らずとも両方とも糸井重里さんの「今日のダーリン」の中の一言だよね。糸井さんの言葉って軽いようで重いというか、ふわふわーっと日常のよしなしごとを書いているかなーと思ったら、いきなり落差の大きなフォークのように急に深い領域へ飛び込んでくることばを使うような印象がある。やっぱりキャッチコピーを作る場面で鍛えられているのかもしれないけど、一言の切れ味が素晴らしく鋭い。


僕も毎日文章を書き綴ることが趣味の人間であるから、なんぞ糸井さんみたいに鋭い一言を書いてみたくもある。僕の場合、そこまで鍛え抜かれた知性とかがあるわけでもなく、毎日書きたいことを好き勝手書いてるだけなので、そこまで文章の深度が深い切れ味に到達することってあんまりないよな。


昔はエモい文章を書くために執念を燃やしている時期もあったけど、最近はそこまででもないよな。別にエモい文章を書くのが嫌いになったという訳でもないんだが、毎日文章を書き続けるとなるとそこまで感情の上げ下げをさせるような文章ってのは、毎日読む人にとってどんなもんだろうなーとは考える。


いや、文章書いてる方も毎日書くとなると、いちいち一日分の文章に全力投球してたら燃え尽きちゃうよ。僕はブログで書くことについては一生続けるとかそういうつもりなので、生存戦略を変えているのである。なるだけ、長期的に安定して書き続けられるように、テンションの方もあまり上げ過ぎたりとかそういうことをしないように気をつけてる。


うまい文章の書き方みたいな方法論は、文章読本にせよwebでの文章教室にせよ至るところで語り尽くされている内容だが、5年以上ブログで毎日更新するための文章術みたいなものは僕もいまだにお目にかかったことはない。だから、自分の身体で書きながら覚えていくしかないのだが、長年ブログの毎日更新を続けているとコツみたいなものは掴めた。


やっぱり、ちょっと前に書いたことでもあるけど、毎日ブログで一定のクオリティの文章を書こうと思うのなら、感情の上げ下げを安定させるように日々の生活から気をつけないとならない。こりゃ、僕もできてるとは言い難いけどな。日々の出来事に対して、どういう風な知識を引っ張り出してくるかの引き出しの数が重要になってくる。SNSで適当にささっとインプットした程度の小手先の知識では駄目で、実際にその出来事の本質を理解している広範で深い知識の引き出しが必要になってくると思うよ。


僕も長年ブログを書き続けてきたではあるが、毎日更新を続けようと思うのならば、毎日エディターを立ち上げて新しく内容を考えなくてはならないからな。ブログを書き続けることで書くことは慣れてくるけど、マンネリにならないためにはやっぱり日々起きてくるいろんな出来事に対して新鮮に見るように感性を研ぎ澄ませたりとか、世間に対するアンテナの感度を高く保ってないといけない。


まぁ、日々書いてると毎日気が付くこともそれなりにありますよ。エディターに向かったときの質感でどんな文章ができあがるのかも全く違ってくる。そういう気付きがあるから毎日書くのも楽しいんですけどね。

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