最近は自衛隊メンタル教官シリーズでメンタルケアの方法を学んでる。
最近は下園壮太さんとかわびさんの本を色々と読んでいることが多い。自衛隊メンタル系シリーズですな。
なんか、特にこだわりがあって自衛隊メンタル教官シリーズを読み始めた訳じゃないけど、メンタルが強いというのに憧れを持ってるところがある。どうにも自分自身はメンタル最弱人種で、何かしらインシデントがあればメンタルの状況が地の底まで落ち込んでしまって、そこから復帰するまでに何日も掛かったりする。そこんところの自分のメンタルの弱さを補うためにこういう書籍で勉強してみるのも良いのではないかと思うのだ。
僕はこういうメンタルを強化するための書籍を読んだりとか、色々とメンタルトレーニングをやったりしている。例えば、認知行動療法を研究してみたりだとか、マインドフルネス瞑想については半年以上継続してトレーニングし続けている。マインドフルネスについては、なんか感情に振り回される頻度は減った気がするけど、それでも不安で落ち込むしよくよく効能が分からない。でも、以前と比べると間違いなく性格が優しくなった事は間違いない。
下園壮太さんの「自衛隊メンタル教官シリーズ」に関しては色々と参考になることも多い。メンタル系の改善方法については読む人は一発で悩みを解消する銀の弾丸を求めているのだけど、そういう問題解決系の方法って人によって適応したりしなかったりの個人差が大きくて、人によっては全然効果が無いことも多い。悩みをもって色んな人に相談してみても、それぞれの人が思いつきを語っているだけで、本当に自分のメンタルケアの方法というのは分からないもんなのだ。そういう合うか合わないかはっきりしない方法よりは自分にあった感情のケアの方法や休息の方法を身につけた方がよいと書かれていた。
「自衛隊メンタル教官シリーズ」では色々とメンタルケアの方法が書かれているのだけど、前述したようにそれらの方法は一発で悩みを解決するような銀の弾丸ではない。何かしらインシデントが発生した時に、急激に発生する感情をひとまず我慢で鎮めてしまって、そして感情を抑えながらもその出来事に徐々に触れて考えるようにして、発生した困り事を徐々に段階的に消化していくような方法なのだ。
これに関しては僕も色々と学ぶところが多いかなと思う。僕も大概、色んな悩み事を解決するような銀の弾丸を求めてしまって色んなメソッドを試してみたけども、何か一つの絶対解決できるような黄金律というのは存在しなかった。瞑想にそういうのを求めてみた事もあったけど、悟りというのはあまりにも高すぎる目標だ。確かに、悟ってしまえば人生全ての悩みが解けちゃう方法ではあるけど、そこまで至る道のりがハード過ぎる。本当に一生かけても悟れない可能性もあるのである。
この下園さんの書いている方法などは本当に地に足がついたやり方で、ちゃんとマスターしたのならば汎用的に使える方法かな?と思う。深呼吸をしながら気持ちを鎮めて、そして徐々に悩みについて触れて感情を解きほぐしていく。不安に対処するにしても、不安によって行動が動かされるのを利用しつつ、徐々に感情を解きほどきながら感情をケアしていくというやり方なのだ。
こういうメンタルケアのやり方については、下園さんは「まずは40回しっかりと試すと覚えるし、100回でも単純に繰り返すだけでも覚えられる」という風な事を書いている。実際まぁ、どんな優れたやり方であったとしても一回だけやって辞めているようでは何も身につかない。まずは実際に何かしらストレスを感じる場面で使ってみないことには覚えられないだろう。
僕も自衛隊員みたいな強靭なメンタルというのを身につけて見たいもんだと思ってはいるのだ。あまりにもストレスに弱すぎるのが主な悩みだからね。人間関係で揉めりゃ落ち込むし、報道で暗いニュースを聞くだけでも落ち込むもんだし、ちょっとはちゃんとしたストレスコントロールの方法をマスターして気楽に生きられるようになりたい。