超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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自分がみた「人間」というのを言語化してみたい。

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自分がみた「人間」というのを言語化してみたい。


ねむいー。朝4時半に起きてブログを書き始めている。朝活でブログを書くと言ったが、朝起きたての頭ではちゃんと口が回るのか、いやキーボードが回るのか不安である。ひとまず書きはするが夜ブログの方が楽だと思えばすぐに方針転換するであろうな。


さて、何を書こうか。朝ブログを書くのであれば前もってネタを考えておくのが重要なのだよな。起きたばっかの頭では真っ白の状態でなにも考えつかないものなのだね。その中でブログを書こうと思うのならば前日の間で書きたいことを決めておかないといけない。ぐだぐだとどうでも良い愚痴はこれぐらいにして、さっさと本文を書き始めてしまうとするか。今日のお題はこちら!


なんかさ、ライムスター宇多丸氏の映画評を聞いていて、人間を描くということがどういう事なのか気になり始めたのよね。ムービーウォッチメンで「愛なのに」の論評をしているのを聞いていたのだけど、その中で人間をよく描けているという風に喋っていたのよ。


人間をよく描けていると評価される作品をいずれは書いてみたいものである。僕は小説も書くのであるが、最近はとんとご無沙汰だ。色々と他にやりたいことがたくさんあって、創作にまで手が回らないという所が本当のところだ。こんな僕ではあるが、小説を書くのは好きなのである。正確に言うと、自分で書いた小説を後から自分で読み直すのが好きなのだ。自分で書いた小説はめっちゃ面白い。ものを書く人ならお分かりいただけると思うけど、自分の書いた小説は他のどんな作品よりも面白い。芥川賞やら直木賞なんぞはぶっちぎりである。


以前、書こうとしていた作品でも、人間心理を描くことを主点においた作品というのはあったのよ。どっちかと言うと僕の書く作品というのは純文学的な人間心理というよりは、面白さ重視のエンタメ方面で小説を書こうとしてきたけど、そろそろ自分も人間を書いてみたいと思ってきたのだね。どうにもこれは自分が割合、色んな人間を見てきたというのが関係するかもしれない。


色んな人と付き合ったり、色んな人間関係を見てきて、自分なりの人間というものに対する定見というのは定まってきたかな?と思うのである。人を見てきたというよりは、自分の心の中で揺れ動く気持ちや湧き上がる気持ちを見ているうちに、人間というのはこんな感じでものを考えるのかと分かってきた感じ。これを言語化してしまいたいという欲求が湧き上がってきた。


僕が考えている人間観というものは、人間には色んな考え方をする人たちがいるけども、本当に邪悪な人というのは居ないのではないか?ということだ。それぞれがそれぞれの立場の中で必死に生き抜いているのだけど、その立場の中で対立する事はあれど、最初から人を貶めようだとか考えて行動する人は居なかったのではないかということだ。


あまりにも楽観的、楽天的に人間というものを見すぎであろうか? どれだけ恨みや絶望に囚われたとしても、人間にはそこから立ち直るだけのレジリエンスのようなものがあると思っているのである。これは自分の願望であるかもしれないけど、人間には立ち直る力がある。どれだけ状況に叩き伏せられようとも、そこに希望を持ち続けているのならばいつか報われる日が来る。


こういうのは公正世界仮説という風な、あまりにもステレオタイプなものの見方なのかもしれないな。生き方故にどうしてもひねくれたものの見方しか出来なくなってる人も居るだろう。考え方が邪悪に染まりきってしまって、世の中から排除される他ない反社会性人格障害のような人もいるかもしれない。それでも生まれたときから邪悪に染まってたような人は居ないであろうし、そういう人にも心にほんのりと温かみが生まれる時もあるかもしれない。


自分のものの見方というのはあまりにも勧善懲悪なのかもしれないな。人間を描くというのはひたすらに人間の暗部をえぐり抜くということをやることを指しているような気もするが、自分はそんな中からでも一縷の希望を見出して行きたいと思っているのである。どうしてもそういうのはエンタメ的になるのだろうか?


人間の持つ暗闇というのは結構見てきた気がするんだよ。怒りや憎しみや狂気など、そういう負の感情に囚われていた時期も長かった。しかしそれでは生きにくいと思ってなんとか抜け出そうと努力してきた。そしてある程度、生きやすいと思えるだけの気持ちの整理がついてきた気がするのね。そういう成り行きを言語化してみたいと思うのだけど、その形式としてはやっぱり小説のような物語が一番良いと思う。


今はうまく小説を書くのがしんどい状況に陥っているから、なんとか時間やら習慣やらを整理して小説を書く時間も作り出したいものだね。そういう事を言ってるうちには書けないのか。自分なりの人間観というのをはっきりと言語化してみたいものだ。

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