超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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人生は苦である、でもエネルゲイアに生きることで楽しさがある

人生は苦である、でもエネルゲイアに生きることで楽しさがある


体調は比較的良い。しかし、先週は無茶苦茶寒かったのだが、天気予報によると今週は逆にめっちゃ暑いらしく今から調子がどんな風に崩れるのか心配。


最近の季節はなんなのか分からんのだが、こういう気温や気圧の乱高下があると僕はテキメンに調子を崩すのである。体がきついという訳ではないが、メンタルの調子が崩れてしまい思考が捻じ曲がるし、生活をしていてもなんか卑屈な状態になってしまって世の中が暗く見えてしまう。


せめて服装を調整したりとかエアコンの暖房を活用したりして室内では快適に過ごすことかなぁ。これからどんどん季節は春先に向かっていく。まー、芽吹の季節というのは組織の中でも何か動きがあったりとか天候が急変したりして調子を崩しやすい。


こういうメンタルが弱すぎる自分が嫌で色々とメンタルケアのトレーニングをやってるのであるが、メンタルの落ち込みをマイルドな感じにコントロールできるようになってきたのは最近からである。以前は凹むと数日に渡り寝込んでしまうようなことも何度かあったけど、最近は嫌な気分にはなるけどなんとか会社を休まずに出社できるようにはなっている。


メンタルケアのトレーニングは何をやってきたかというと、「マインドフルネス瞑想」や「認知行動療法」であるけど、これらについては適切なセルフケアの本を読みながら訓練したら実際に効果がある。医療機関にかからないと対処できないような鬱気分とかまではコントロールできないかもしれないけど、普段の生活の落ち込みを軽減する効果はあると思う。


これらのトレーニングについては、僕が今からメンタルケアを始めたいという人に勧めるのであれば、アプリの「Awarefy」でしっかりと認知行動療法を学んだりとか、伊藤絵美さんの「セルフケアの道具箱」を読んでみて、その中で書かれていることを実際に実践してみるなどしたら、自分なりのメンタルケアのやり方を見つけることができるのではないかな? と思う。


www.awarefy.com



ともかく、僕は最近はメンタルの調子は比較的良い。これはポケモンスリープで睡眠時間をしっかりと7時間は取るようにした効果であるかなと思うけど、自分なりにセルフケアのやり方を工夫してその効果がしっかりと発揮してきたからだろう。ひょっとしたら加齢に伴い自意識がマイルドになったことで変な拗らせがなくなったということかもしれないが、ひょっとしたら人生の中で今が一番過ごしやすい時期かもしれない。


僕の人生というのはハードモードすぎてクソゲーである、とはブログの中でも何度も書いてきたけども、実際まぁ現時点でもキャリア的には完璧に踏み外した状態であり、これから将来的にも成功者になったりするような見込みというのは全くないのだけど「生きてりゃなんとかなるだろ!」というわりかしポジティブな考え方で生きることができてるのである。


実際のところ、将来的にどんな風になっていくのかというのは、考え始めると僕でも暗澹とする。統合失調症を患い社会をドロップアウトして、なんとかかろうじて障がい者雇用でしがみついてる状態であるし、何かあったのなら病気が再発してまたしても地獄の二番底というのはありうるものである。しかしまぁ、一旦マジで人生のどん底のような状態まで落ちてしまったので、あれに比べればあとは上がっていくだけかなと思ってる。


や、よく名言でも言われてるようなことであるけど、「過去を振り返っても後悔するだけだし、未来を思い悩んでも不安になるだけ。現在を生きることが重要」というのは、わりかしマジであるなと分かるようになってきた。


僕がたらればで過去のこととかを考えると、本当にどん底みたいな人生しか思い浮かばないんすよ。ブラック企業に飼い殺しにされて病気を患う前にさっさと逃げ出してればよかったなどと後悔するのだけど、今更そんなことをクヨクヨ思い悩んだところで仕方がない。


これから先の将来を考えて、病気の母親をどうしようとか自分の老後のことなんかを考えることもあるんだけど、そうすりゃ嫌なシミュレーションが頭の中を駆け巡ってクソな気分になる。大した才能もなければ人脈も財産もない。そういう人間が一人で社会にほっぽり出されてる状態でサバイバルというのは、いつでも生きるか死ぬかで最後は布団の上で死ねるかも怪しいもんだ。


でも、なんとなく人生をここまで生きてみて分かることもあるのだけど、どうせ僕はそこまで周りの人に勝てるように器用に立ち回ることというのは不可能であるので、問題がぶち当たった時に必死に考えて自分がやれる最善策をやったりとか周りの人に適切にヘルプを出せば生き残ることはできると分かってる。わざわざ嫌なことを思い出して気分を害したりとか、未来のことを思い悩んで起こりもしないことに不安になるのは無駄である。


最近僕は、岸見一郎先生の「人生は苦であるでも死んではいけない」という本を読み始めてるのだけど、共感することが多い。仏教の本なども読んでみても、人生というのはデフォルトで「苦」であるというのはすごく共感する。岸見一郎先生はそんな中で、アリストテレスの理論を引用してエネルゲイアに生きることを提唱してる。エネルゲイアに生きるというのは、自分のやれる可能性を信じて能動的に活動することで楽しさが生まれる、とかそんな感じの概念だね。「嫌われる勇気」でも「ダンスを踊るように今を生きる」という表現をされていたけど、そういう今にちゃんとフォーカスをして生きるのは重要であるよね。

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