超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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表現者という生き方には人生全てを引き受ける覚悟がいる。

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表現者という生き方には人生全てを引き受ける覚悟がいる。


なんか、こういう記事を見つけたんですよ。


dot.asahi.com


非常に示唆に富む記事であった。この様な質問である。

 鴻上さん、こんにちは。私は役者の道を諦めて他の道に進むべきか悩んでいる30歳です。

 今まで、沢山レッスンや芝居のお勉強へ投資をしてきました。時間も使ってきました。

 名の知れている事務所や劇団に入れても、オーディションでは中間審査などで弾かれたり、履歴書に堂々と書ける経歴は殆どありません。

 経験を積むためにニューヨークでミュージカルの勉強もしてきました。それでも大きな実績を作れませんでした。

自分がこれまで受けた膨大なレッスンから受け取ったものや自分の才能を信じて今までやってきました。

 でも30歳で大した実績もなく、特別美人でもない私はもう、堅気としてもスタートが遅すぎるでしょう。(先日受けた就職面接で「どこでも相手にされなかった貴女がどこにいってもやっていけるわけがない」と言われました)

「今やめると今までの努力や才能がもったいない」と言う人もいれば、「夢見てる時間がもったいないからちゃんと仕事した方がいい」と言ってくれる人、どちらもいます。

 鴻上さん、あなたなら私にどんな言葉をかけてくださるのか知りたいです。宜しくお願い致します。


この質問者は演劇で役者を目指している人だけど、演劇に限らずイラストでも小説でもブログであっても共通する悩みであろう。芸事というのはその物事を好きでないとやっていけない所がある。例えば、絵を書くのが好きだからプロの漫画家を目指そうと言っても、散漫に毎日ポーズカタログをスケッチばっかしていても全然目標にはたどり着けないのである。第一、そういう事をやるとモチベーションガタ落ちで絵を書くこと自体が嫌いになるはずである。


この手の創作なり芸事なりのモチベーションを育てるためには、自分がどうなりたいのかの目標設定が重要だったりする。イラストレーターになりたいのならば、何となく落書きばっかを描いていても仕方ないのである。マーケットを調査して最近流行っている絵柄なんぞを調査して、実際に今のはやりのゲームなり漫画なりにハマってその二次創作ばっかりやってたらプロになるケースも有る。想定される顧客をターゲットにしてマーケティングすることも創作者の仕事なのである。


鴻上尚史氏の答えはこうであった。

どうですか、あいさん。僕はこんな風に考えます。

 結論を出すのは、あいさんです。

 どっちの結論を出しても、後悔します。人生にパーフェクトな正解なんてものはありません。僕がよく言うように、「人生は0か100か」ではなく、67点とか49点とか81点とかの結論を引き受けて、「それが人生さ!」と青空を見上げて生きていくものです。

 手がかりは、自分には「夢を見続ける力」があるかどうか。

 あいさんの人生を決めるのは、あいさんです。


僕ならばこう答える。


百の書物、万の言葉もそこに道があるのを教えてくれるのだが、実際に道を歩くのは貴方なのである。地図を見て道を知ったつもりで進んでいても、そこの小川の清冽な清水や道端に咲く可憐な花までは記されてない。表現者として生きるということはその人生を自分で引き受けることである。歩く道は神ですら知らず。


自分の人生を引き受ける「覚悟」がいるという事ですよ。愚直に進んでいくのも迷うんだけど、如何に自分のモチベーションを飼いならし、冷静に目標に向けた道筋を捉え、総体としての人生全てを目標達成に向けられるか? それで成功しなかった場合にも自分の人生を引き受けて認められるか? 演劇に限らず全ての表現者の生き方はそうだ。


ニーチェは「ツァラトゥストラはこういった」で、永劫回帰で永久に繰り返す世界の中でツァラトゥストラにこう言わせた。

これが人生か! さらばもう一度!


今日の徒然


なんか、夏の疲れが残っておる。そろそろ秋の雰囲気が漂ってきて風が爽やかになっている。


基本的にお仕事。最近、新システムのリニューアルなんぞがあって、それのバグ対応に追われている。日中、ほとんど仕事ですね。ネット巡回すらまともに出来やしねぇ。なんか、夕方頃ラジオを聞いてたら香港の逃亡犯条例改正案が撤回されたことが流れてきたね。


www.bloomberg.co.jp


時代の潮流が衝突している所で一つの潮目になる事態ではあるわな。民主主義の勝利、とまでは言わずとも香港市民達のデモが歴史を動かしたではある。まぁ、これがいきなりひっくり返る可能性もあるけども、ここから中国が変わる可能性がある。


なんぞ彼女さんが秋の曲を紹介しておった。


www.akemi-12mg.net


秋はまぁ、いろんなものが富んでくる実りの時期だ。激しかった夏の終りで寂しげな季節でもある。僕も適当に秋の曲でも紹介しておこうかな。


「愛・あこがれ」、ジョージ・ウィンストンピアノ曲



George Winston / Longing/Love


ジョージ・ウィンストンニューエイジ・ミュージックの演奏家である。この「愛・あこがれ」に関しては天気予報のBGMで使われていた曲なので知っている人も多いだろう。僕はジョージ・ウィンストンが殊の外好きで、沖縄に演奏会に来たときには生で拝見させてもらった。ほとんどの演奏が即興であり、ジャズピアノのような演奏をする人だった。


「Revival」スキマスイッチ



スキマスイッチ / 「Revival」 Music Video [Full Ver.]


おっさんずラブの曲なのだが、非常に爽やかな秋の曲だった。スキマスイッチも好きな歌手だ。沖縄にライブに来たときに行ってきて実際に見てきた。


www.ituki-yu2.net


やっぱ芸能人とか生で見るとカリスマ性がすごいんですよ。ガンガンライブ会場沸かせるパフォーマンスでライブ会場すごかったよ。スキマスイッチのライブはもう一回行きたいですね。


ラスト、「夏陽炎」。



東方vocalBGM-夏陽炎-


僕は夏の終りというと圧倒的にこの曲なのよ。昔っから夏の終りにはこの曲を聞き続けてきた。何が良いのかはよくわからないんですけど、終焉の感じが良いんですよ。東方クラスタの人間なのでこの手のハマり曲が無数にある。確か、ニコニコのスキマツアーのラスト曲だったはずである。


こんな感じですね。秋は社員旅行もあって色々と忙しいのである。今年の夏は忙しそうだ。

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