超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


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圧倒的な量を重ねることで質に転化する。

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圧倒的な量を重ねることで質に転化する。


まぁ、暇はないんですけどね。最近、アプリ開発部隊に回されてしまって日中サボる暇が全く無くなってしまった。ま、いいんすよ。ここ直近で仕事サボりすぎだって上司に怒られたばっかりだし、アプリ開発は学ぶべき所が多い。swiftの開発方法を覚えたなら、自分でMacを買って自宅でアプリ開発して副業なども出来る。自分のキャリアに繋がる仕事に回されているので作業は忙しいけどアプリ開発は有意義で興味深い。


さて、今日のブログは何書くかなーとネタ切れ状態に悩まされている。大体僕のブログの書き方は、仕事をやりつつ15時頃からぼちぼち仕事の手を休めネットサーフィンでネタを探し、その日あったツイートやブクマなどを引用してきてアイディア一発勝負で2000字ほど書いてしまう方法だ。


そういや、ブログの2000字縛りをやめると以前報告したのに結局、毎日2000字以上は書いていますね。なんだろ、僕の場合はブログの毎日更新で2000字という枠内で書くからこそ、毎日更新も続くしある程度のクオリティを確信できる文章が書けるって感じ。身体に毎日2000字を書く呼吸というのが出来上がってしまっていて、ブログを書くのは毎日の楽しみの時間でもある。毎日、頭の中で考えた俺ニュースを適当に発信して、それをある程度のユーザに読まれているというのはなんか自己効力感に繋がるんですよね。なんか、一定のリズムを刻んで毎日着実に生きてる感触がわりかし快い感じなんですよ。


まぁ、今日はそのあたりのテーマで考えたことを色々と書いていきますか。僕はブログの毎日更新を続けているけど、自分自身では別に文章が上手くなった感じがしないんですよ。ネットを彷徨ってると、内面の心情をうまく文章化してしまってるようなうまい文章を書くブロガーとかライターがいたりするのですよ。


僕自身、ブログの毎日更新をしている理由というのは文章技術向上のためという理由が強いです。僕は小説を書くのですけど、その基礎練習のためにブログの毎日更新を始めてみたのですよ。結果的にはブログの毎日更新は1000日以上継続してしまったけど、小説は年に一つ書けるかどうかぐらいの生産量しかなくなってしまった。どうも、小説を書くためには小説を書かねばならず、その時間をブログの毎日更新に食われているのではないか?と気がついた時は後の祭りで、毎日更新がこの量まで積み上がってしまうと辞めるに辞められない。


読書猿さんが文章の生産性向上に関するテキストを書いていたのでそれを読んでいた。



readingmonkey.blog.fc2.com


僕は読書猿さんの書いていることはいつも感心しながら読んでいるのでこの記事を見かけたときも「どんなもんじゃろ?」と思って確認してみたけど、ここで言われているのは僕の文章の書き方と全く同じ方法ですね。

書く時間を確保する

 人に会う予定のように、あなたが〈書くこと〉に向かいあう時間を予定に入れる。
 スケジュール帳を使っている人は、実際に「ここからここまでWritingさんと会う」と書き込む。

 一番良いのは、〈書く時間〉の前後に動かせない予定を入れて、挟むこと。

 〈書く時間〉がスケジュール化できたら、とにかく徹底してそれに従う。
 書く時間になったら、時間が終わるまでとにかく書く。
 文献読みやデータ解析や、資料探しなど執筆に付随する作業/準備なども、〈書くこと〉として扱ってスケジュールに組み込む。

 それ以外の時間は「書けない」とか(「読まない」とか「データ分析やってねえ」とか)悩まない、心配しない。
 最初のうちは、それでも不安や罪悪感が沸き起こるかもしれない。その場合は、「書き捨てノート」に心の苦悶の言葉(「書けない、書けるわけない!」とか)を書き捨て、「続きは〈書く時間〉に」と書き添える。


決まった時間に毎日書くということ。読書猿さんが上記のエントリーで言ってることもそれだった。


僕がこの方法で文章を書くのは村上春樹がどっかのエッセイで「チャンドラー方式」を紹介していたからである。「ロング・グッドバイ」などの著作を書いたアメリカのハードボイルド作家、レイモンド・チャンドラーは毎日決まった時間になると必ず机の前に座って書物をしていた。書ける時も書けない時も構わず同じ時間に同じ場所に座って精神を集中し続けていたという。これは職業作家にいちばん重要なのは精神を集中するテクニックであることを示している。レーザービームのような一点を指し示す集中力を維持するためには、規則正しい生活習慣というのが重要になってくる。チャンドラーにも限らず村上春樹も小説を書くことはアスファルトの上を走ることで学んだのだという。


僕が毎日ブログを書くのもこれの効果を狙ってる所はある。芸事の練習は大量の基礎練習が基本といいますか、徹底的に量をこなして初めて質に転化し始めるというのを経験で知ってる部分があるんですよ。僕は文章を書く他に絵を描いたりプログラミングをやったり筋トレしたりするんですけど、最初から質が高い成果物を作ろうとしても絶対に成長しないです。質を高めるためには圧倒的な量をこなさないと何も始まらないのです。


まずは圧倒的に手を動かし続けること。下手くそでも良いから完成した作品を幾つも幾つも作り続けること。また、闇雲に同じことをするのではなく頭を使って、その作ろうとしている対象がどの様な構造になってるのか理解するように努めること。要は頭を使いながら手を動かせということである。また、作った作品は他人に見せて意見を貰う。独りよがりになっていると成長が止まる。メンターがいると一番いい。


追記 2019/12/26 22:57


こちらが参考になる。


asobo-design.com


何れにせよ、何かを極めようと思うのならば圧倒的な努力で壁をぶち破らないといけない。今回は松岡修造の言葉で終わるとするか。

100回叩くと壊れる壁があったとする。でもみんな何回叩けば壊れるかわからないから、90回まで来ていても途中であきらめてしまう。


世の中のプロと言われる人たちは、崩れるまで壁を叩いた人だけである。僕も腐らずブログを書かねばならぬな。

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