調子が不調。原因は昼間にtwitterあたりをフラフラしていて、プロブロガーやるために大学辞めましたー♫。みたいなものを見ていて、割合ガチで気分を害してしまった。
自分でもなんでここまでイライラするのかよくわからないのよ。他人の人生なんて自分に利害関係がなければどうでも良いんだけど、どう考えても、10年後の答え合わせどころか、1年後にブログが残っているのか怪しい人たちのために悩んでしまった。彼らの人生に対する考え方の傾向はまぁ、知ってはいるつもりなんだけど、実際に道を踏み外す人を見る時に胸が苦しくなる。
ヲチャーとしての僕の側面ばっか見ている読者諸氏には意外かもしれないけど、僕のこういう感情は今に始まったことじゃなくて以前の大学辞めて起業した「レールを外れて自由に生きたい」の石田君の時も僕は言及してガチ説教してたのよ。
なんだろうなーって思う。彼らは成功者になるために仕事や大学を辞めるらしいんだけど、それが仲間内へのアピールだけであって実際の信念を伴ったものじゃないのよ。仲間内でウェイウェイやるためイベントの一つであって、その後の人生をより良くするための行動ではないのだ。
気に食わないではあるけど別に他人の人生なので好きにすればいいとは思うんだけど、今日はこんな事を考えてしまったのだよ。
人の意見に疑問を抱いたら相対化して言語化しないと納得しないけど、そこまで頭が良くないから悩みばっか増えていく。
— ゆきにー@雑文書き (@yuki_20211) November 14, 2018
まぁ、結局手なりで書くしかないんだろうな。
他山の石なれど、彼らの考え方を通じて自分の考え方を相対化できないか? みたいなことを考えてしまったのです。これはTLでfujiponさんのこのエントリーが流れてきたからなんとなく思いついてしまった。
僕はまぁ、fujiponさんほど端正な思考ルーチンで丁寧に文章でまとめることはできない。僕のブログの流儀としてはメモ帳の延長上なので、思いついたことを2000字内でガッと殴り書くみたいなやり方でこのブログのエントリーは綴られている。僕の書く文章はインスタントラーメンやらファーストフードみたいな、お手軽に摂取されてその場限りで消費されていく文章だ。
彼らはレールを外れて自由に生きたいみたいな人生観で、企業に使い潰されるのが嫌だと考えているみたいだけど、現代日本で社会生活を営むならば普通に企業に勤めて、普通に暮らせるのは幸せの部類だ。僕は外れるつもりもなかったのに社会のレールから外れた。統合失調症を発症して今まで働いた会社で勤め続ける事ができなくてほぼ無理矢理に依願退職して数年間、閉鎖病棟と精神科デイケアで過ごした。
閉鎖病棟などで入院していたんだけど退院したらすぐに仕事に復帰できると思ってた。だけど、実際の所、いったん障がい者としてレッテルを貼られると一般企業で採用されるのは就職氷河期の新卒よりも難しい。殆どの当事者の場合は途中で諦めて、時給90円程度のB型作業所などで落ち着いてしまう。僕は就労移行支援サービスを利用しながら2年にわたってハローワークに通いつめてなんとかオープンでの一般就労を見つけることができた。
大学にしても離婚して親父が居なかったので奨学金とバイト代で学費を稼いで通っていた。僕はモロに就職氷河期のロスジェネ世代でしてね、就職活動にしても50社程度にエントリーシートを送ってことごとく落とされて、その中で残った中小企業を10社ほど面接を受けて回って、なんとか一番小さな規模の企業に滑り込めたみたいな体たらくなわけよ。それから10何年に渡って、ふるい落とされないように必至に勉強しながらなんとか弱小エンジニアとして食って行けていた。それで、まぁ、なんとか安定してきたかなーと思った頃に統合失調症発症で社会の地の底みたいな精神病棟に送り込まれて、嫌というほど原形質な絶望の姿を見てきた訳である。
一体まぁ、彼らが会社や大学を辞めるほどの苦しみというのはどんなものなのか理解できないんだけど、本当に閉鎖病棟や精神科デイケアのどん底ほどの辛酸をなめ尽くしているかは純粋に気になる。だからまぁ、人生なめてるとしか思えない彼らには負けてられんなと僕は思うのである。僕は、ひたすら本当に普通のことを普通にやってコツコツと最後まで積み重ねる人生を送ろうかと思っている。無論、常に社会の情報は集め続けてその時の社会で最もメジャーと思われる生存戦略で経験値を積み重ねる生き方を選択しようと思ってる。現状でもブログなどでアフィリエイトでの不労所得は入ってきているし、投資信託にインデックス投資をして資産運用もしている。こんな感じの生き方で、彼らの行く末をじっと最後まで定点観測しておこうと思う。
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