ブログ界隈の様子を見て将来を不安に思う。
今日は朝は耳鼻科に行ってきた。耳鳴りがまだ治っておらず、先生に尋ねた感じでもこれは治るのに時間がかかるとのことである。発症したのが1月ごろなので半年経つけど治らない。まぁ仕方ないか。
そして食材や大五郎さんの餌などを買うためにカインズなどを回ってきた。道中は大雨が降っており冠水してるような場所もあった。明日に回そうと思ったが、明日はマッサージを予約してる「純度100%の休日」なので、余計な予定を入れたくないので今日で終わらせた。
午後からはカラーひよこさんところのweb同人誌「写真と文」に寄稿文を書いていた。久々にブログ論を書いてみたが、昨今のはてなブログ周辺を観測してると「ほんと終わってんなー」と感じること多々。まぁ、僕がブログを書いていく分には何の関係もないけど、はてなブログのプラットフォーム自体が終わってしまうことは十分にありうることなので、ブログをなんとかして継続していく技術的な調査はしておくべきかなと思った。
やっぱ、今時はみんな日記を書きたい人とかはnoteの方とかにいくのかねぇ。僕も18年ぐらいははてなブログで書いてきたけど、威勢のいいことを言ってた人もあっさりとブログを辞めてしまうもんであるし、多少は心細くもある。面白い書き手というのはまだまだ存在してるけど、どうも今でもブログを書くような人というのはアーチスト気質なのか交流にはあまり関心がなさそうである。
僕自身のブログ運用というのはどうするべきなのか考えてしまうよね。今回、「写真と文」にはブログ論の記事を書いたのだけど、僕も最近はブログ論をめっきり書かなくなってしまった。
僕は定期的にブログ論を書いてきたけど、最近はブログを書くことに情熱を向ける人が減ったのか、書いてもレスポンスが目に見えて減っているのである。ブログを書いてる人を観測していても、シニアの人が増えてきている。
シニアの人が熱心にブログを書いたりするのは、やっぱり長文でやり取りすることを好む人というのは、ある程度の年齢以上の人なんだろうなと思う。近年はTwitterの方が簡単にレスポンスが貰えるし、あえて書くことにリソースがかかるようなブログをやる人というのは、よっぽど書くことに執着してる人か僕のような変人ぐらいなのだろう。
僕自身がなんでブログを書き続けてるのだろう? とその理由を考えたりするけど、すでにもうブログを書くことが歯を磨くのと同じような習慣であり、書かないと気持ち悪くて眠れないのである。1日のうちで一時間は考えてることをダンプして言語化する時間というのは、精神の調子を保つために必要な習慣であり、こうやって毎日書き続けてるから僕は元気に仕事や趣味をやることができる。
今まで随分と気弱なことを書いてきたが、僕は別にブログという文化自体は消えないと予想してるんだよね。やっぱりある程度の情報量を保ってランダムアクセスが可能な媒体というのは、ブログのような長文メディアである。それに日記を書いて公開して読んでもらう文化というのは、それこそ平安時代ぐらいから続いてる立派な文化だし廃れないと思う。
今後のブログ文化というのは、盆栽とか模型みたいな好事家の趣味として細々と続いていくんじゃないかなーと思う。またどっかでリバイバルブームのようなものが起きて人が戻ってくることもあるかもしれないけど、僕的には一時のブログブームみたいな時期というのは、やっぱり異常だったからそこまで人は増えなくてもいいと思う。
右を見ても左を見てもブログで稼ぐことばかり書いてる人ばかりの時代というのは、僕みたいな2chの嫌儲思想の文化圏で育ってきたタイプには嫌な時代だった。別にブログで稼ぐこと自体は僕もやってるし文句は言わないんだけど、「稼げないブログは意味がない」みたいな決めつけをやる奴が多かったのである。
自分がやってることに横からチャチャ入れられるのが好きなやつはいないし、他人の行動を自分の思い通りにコントロールしようとする奴は、僕は嫌いである。僕自身、他人の行動に干渉することはやらないようにしているし、その人が自分の意思決定で決めたことは最大限尊重しようとしている。
ブログに関しては、書きたい奴は書けばいいし、とりあえずちゃんと続けていたらどんな零細ブログでもちゃんと読んでくれる人は現れることは言っておきたい。自分と似たような属性や考え方をしてる人とか、自分に興味を持ってくれる人というのはブログを続けていれば現れるものである。
僕自身、ネットをフラフラしていて、ブログを書いてるけどレスポンスが得られなくて迷ってる人には、自分だけでもスターをつけたりしてなるべく読むようにしてる。ブログの書き手が書くことを通じて表現しようとしてることは、その人の今までの生き方とか生活の中で考えたことを書いてるし、僕はそういうの興味があるんだよね。人間は一人一人全然違う考え方をするし、そういう生き様がはっきりと表現されるブログというメディアは面白いもんだと思うけどね。