超メモ帳(Web式)@復活

小説書いたり、絵を描いたり、プログラムやったりするブログ。統失プログラマ。


SPONSORED LINK

自分のブログを客観視する勇気。

自分のブログを客観視する勇気。


今日は日曜日で休みであるからマッサージに行ってきた。おっさん臭い行動ではあるが、たまにマッサージに行ってこってるところをほぐしてもらうと体の調子が良くなってくるのである。


さて、今日は何を書くかな? 最近、コーピングだとか考え方の記事だとかメンタルケア系の記事をたくさん書いたので、そろそろ話を違う方向に散らばしたい。僕は毎日書く文章のテーマについてはいろんな方向性を探りたくもあるのである。


んー、ブログを毎日書いてる人にならわかる話であると思うけど、記事を書いていて文章を書いていると「あー、今日も前書いたアレ系の話題かー」という風に書いてる本人がマンネリしてくることがある。この辺りはまぁしゃぁないことであるというか、一人の人間が思いつくことができる話題の引き出しなんてどんなに頑張ろうと有限なものである。


僕はなんというか、自分の書いてる文章についてはそこまで愛着というのは持ってないかもしれない。以前、ブログ仲間のほし氏(id:star-watch0705)がこんなブログ論の記事を書いていた。


star-watch0705.hatenablog.com

で、ブログ記事を書いていると、そのうち「これは自分の最高傑作じゃないか」と思えるものが出来上がったりします。まあ、それ自体はハッピーなことなんでしょうけど、実はその時点で、いずれ継続が断たれる人と、断たれない人の分かれ道が出来上がるようにも思います。継続の断たれる人は、自分の書いた傑作の影を追うようにして文章を書き続けていくタイプ。断たれない人は、執着しないで書き続けていくタイプでしょう。


こちらのブログ論は慧眼であると思うので、ぜひ皆さんにも読んでもらいたいものである。僕はこのあたりを拝読して、ふと自分を振り返ってみた。僕のブログの最高傑作の文章ってどれだろう?


マジで自分の書いた文章の中でどれがいいんだろうというのが思いつかないのである。僕は服にへばりついたしつこいひっつき虫のように毎日更新に執着して日々文章を書きまくってるのだけど、自分の書いてきた文章というのにはそれほど執着してない。


他の文章の上手いブロガーだとかエッセイストの文章を読んでみて「あー、こんな文章書きてー」と思うことはあるのだが、自分の書いた文章については書いて数日も経つと内容について忘れてる。こんな奴はいつまで経っても名文なんてものは書けないと思うのだが、どうやら僕は文章それ自体よりも文章を書くという行為に対して興味を持ってるようなのである。


僕がこの文章で毎日書き綴ってる文章については、日々の日記プラスアルファでちょっとは第三者が読んでも興味が持てそうなエッセイもどきを書いてみるつもりで書いている。一時期、はてなブログ公式が「純日記」なる概念を推していた時があったけど、僕のブログに関しては日記もどきの代物であるので「準日記」であるなと思っている。


情報発信を行う媒体を分類すると、「フロー型コンテンツ」と「ストック型コンテンツ」と二分できると思うのだが、一般的にはブログはストック型である。Twitter改めXのようなログが流れていく媒体とは異なって、ブログは作成したコンテンツについては削除でもしない限りはずっと残り続けて参照され続ける。


しかし、僕はブログでの情報発信についてはフロー型のつもりで毎日文章を書いてるのである。頭の中で発生した電気信号をキーボードを叩いて言語化することにのみ興味関心を持っており、それで産出された生成物に関してはちょっと自分が興味がある間のみしか読み返さない。毎日記事を書き続けることの方に注力してるので、自分が作成したコンテンツについてはたまに思いついた時に振り返る程度である。


それでどういう現象が発生するかというと、黒歴史の大量生産である。僕は大して若くもないのだが振り返らないことについては定評があり、たまに思いついたときに過去記事を読み返すと随分と恥ずかしいことを書いてしまってるのだ。


記事下の方に以前開発したランダム記事アクセスボタンがあるのだが、このボタンについてはクリックをするとマジでこのブログ内のどこかの記事にランダムアクセスしてしまう。これはこのブログは3000記事以上もあるのでロードが遅すぎるためそれほど読者には使われてない機能なのであるが、ブログの作者である僕が割とよく使う。後でちょっとプログラムのプラットフォームを変えて高速化したい。


自分で暇がある時にランダムアクセスボタンでテキトーに過去記事を振り返ったりするのだけど、その振り返り作業は時折血反吐を吐きながらやるような行いなのである。僕は自虐で夜郎自大であるなどと自己卑下したりするけども、書いてる文章を読んで自分を客観視してみると、この人マジで山月記の李徴みたいな奴で、臆病な自尊心と尊大な羞恥心に辟易するのである。


自分の文章に執着しないタイプというのも程度の問題である。ブログは確かに続くかもしれないが、自分が何をやってるかについてもふんわりとした記憶しか持っておらず、振り返ると屍山血河で死屍累々で阿鼻叫喚である。や、まぁ、こんなことを書いてはいるけどなんだかんだで自分の書いた記事は大好きだけど、自分のブログのオススメ記事を紹介できないというのは困るよね。

プライバシーポリシー免責事項