文章上達のためのコツなんぞを教える。
うまい文章を書いてみたい。
僕がブログを毎日更新している理由って、自分が思っている事を言語化するのが楽しいからであるけど、文章を書くんであればもっとうまい文章を書いてみたいみたいな欲求もある。このブログを毎日更新をしているのは小説執筆のための文章修行のためでもあるし、ただ滅多矢鱈に書きまくるだけでも駄目だろうなーとも思う。
別に僕が文章をうまくなりたいのは、小説家プロレビュー!だとか、なにやらアドセンスやらwebライターやらで文章で食っていく!的な高尚な目的はない。ここ最近のネットの状況を見ていると下手にネットで他人のアテンションを集めるのもめんどくさいし。僕の場合、単に文章を書くことで見えてくる心の解像度を高めて、見えてくる境地がなんとなく楽しいぐらいの欲求である。
自分がうまいと思うのは、ちゃんと自分の深い内面に降りていって、そこで見つけた自分のエゴをきちんと他人が不快にならないように表現しちゃう様な文章である。昔のテキスト界隈ではそうい人は結構はてなに居たのだけど、最近は実力者はnoteに流れていきましたね。僕が今でもはてなブログで毎日更新しているのは懐古趣味とはてなへの未練みたいなものである。
それにまぁ、はてなブロガーの歴が浅い人でもきちんと探して発掘してみると、読ませる日記とかをちゃんと書いている人もいる。最近ついたタグ機能はそういうブログに辿り着くのに使えるし、ブロガーもとい雑文書きとしてテキスト文化をきちんと継承・発展させるのも、まぁ僕らの様なはてな原住民の仕事であるかと思い、一応、いろんな人の文章を読んで交流などをしている。
ひとまず、自分もこのブログに関しては死ぬまで書くと宣言しちゃってるし、ブログに関しては完璧に行動が目的化しちゃってるので、辞める気もない。しかしながら、毎日なんの工夫もなくおんなじような事ばっかり書くのもしんどいので、文章上達の練習法なんぞは色々と調べてストックしてある。どうせブログは毎日書くし、文章練習をして上達した方がブログ書くのも楽しいだろう。今回は最近見かけた文章の練習法に関してまとめておこう。
文章の練習法ってなんじゃらほい?
こういうQuoraの回答があった。
要点は揃ってるのでこのコメントを引用してみた。文章上達の練習法というのはまとめると以下の3点である。
- 日本語の文法を正確にきちんと理解する。
- 上の項目の理解を踏まえた上でたくさん良い文章を読む。
- 上記2つを踏まえた上でたくさん書く。
こんなもんである。自分は2と3については実際にやってるつもりだけど、1の日本語文法の理解については正直怪しいもんだと思ってる。大体文章はいつも手なりでガッと書いているだけだし、このブログで書いている文章は相当に我流で書いてきた癖がついている。自分は毎日更新のおかげで文章を書きなれているとは思うけど、日本語として正しい文章を書けてるかは微妙である。
一応、文章読本とかで日本語文法については勉強はしているんですよ。下記の本に関しては体系的に日本語文法を網羅していると思う。
新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング (できるビジネス)
- 作者:唐木 元
- 発売日: 2015/08/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
分からないときは手なりで文章を書くんじゃなくて、ちゃんと辞書なり参考文献を調べないと駄目だなと思う。きちんとした文章が書けるようになるということは、読んでいる文章や書こうとしている文章が文法的に怪しいかどうか気付けるという事である。これが怪しいなと思ったときに、ネットなりできちんと調べて修正できる程度の理解であればまぁ大丈夫だと思います。
まとめ
ちゃんと日本語の文法が理解できているのならあとはひたすら大量にインプットしてアウトプットしたらいい。この練習方法としては日記ブログがおすすめである。日々気がついた事をエッセイにして毎日2000字程度づつ、1000日以上は書き続ければ最低限でも文章を書くことは慣れる。まぁ、僕を見てもらえばわかるけど、文章を書くことに慣れたといっても別にうまい文章が書ける訳じゃない。「見る目をもって良い文章を読み、工夫をして毎日頭をフル回転させながら文章を大量に書き続ければ」文章は上手くなるのである。ただ漫然と思いつきで読みたいものを読んでだらだらと毎日書いたところでこんなもんだ。
あとはコツとしてはtwitterなんぞの短文程度をいくら書き綴ったところで文章の攻撃力は上がるけど、文章の論理構成なんぞは身につかん。どういう文章を書きたいのか次第だけど、ある程度の長文を書くとなれば、きちんとプロットを作ってそこに肉付けしていく書き方を覚えないと論理的に人を感心させる文章なんぞは書けん。こういう面も含めて自分で色々と調査しながら自走できる能力がうまい文章を書くためには求められるという事なんですよ。
ま、僕も理屈は分かっているけどやれてない。修行だ修行だ。